母恋駅
北海道室蘭市にある北海道旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
北海道室蘭市にある北海道旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
母恋駅(ぼこいえき)は北海道室蘭市母恋北町1丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)室蘭本線の駅である。駅番号はM35。電報略号はホコ。事務管理コードは▲130353[1]。
昭和9年に住民から簡易駅開設の請願が出された[2]。
所在地名より。
知里真志保による説ではアイヌ語の「ポクセイオイ(poksey-o-i)」(ホッキ貝・群生する・ところ)が略された「ポコイ(pok-o-i)」に由来するとされる[7]。
このほか、アイヌ語の「ポクオイ(pok-o-i)」(陰になる所)に由来するという説もある[7]。この場合、当地全体が沢だったため付けられたとする[8][9]。
相対式ホーム2面2線を有する複線区間の地上駅。転轍機を持たない棒線駅となっている。互いのホームは両ホーム東側を結んだ跨線橋で連絡している[10]。
東室蘭駅管理の簡易委託駅(駅舎内で発券)となっている。改札業務は行っていない。開業時からの木造駅舎[8]が利用されており、構内の南側(室蘭方面に向かって左側)に位置しホーム南側に接している。駅舎内にトイレを有する[8]。かつては駅舎内に売店も存在しており、1993年(平成5年)時点では営業中だった[10]。
毎年5月に「母の日記念乗車券」(東室蘭ゆき。同駅でも発売)を、2019年(平成31年)9月までは「母恋駅記念入場券」(硬券)を通年発売していた。職員配置時代から「母の日記念入場券」が5月に発売されていたが、1984年に簡易委託化された際、当時簡易委託駅では入場券を発売しない原則があったことから「母の日記念乗車券」を代替発行した。硬券時代は室蘭ゆきだったが、2015年現在は東室蘭ゆきの大型券が発売されている[11]。その後、「観光旅行記念」として前述の入場券が通年発売されるようになった(発売開始時期不明)。
駅では1996年(平成8年)に「母恋駅を愛する会」が立ち上げられ、駅舎が地元のコミュニケーションの場として活用されてきた。新型コロナウイルスの感染が拡大する2020年(令和2年)までに280回以上のイベントが行われてきた[8][12]。
1日の平均乗降人員は以下の通りである[14]。
乗降人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2011 | 254 |
2012 | 266 |
2013 | 278 |
2014 | 250 |
2015 | 270 |
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.