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慶應義塾大学日吉・信濃町キャンパスに設置されている学部・大学院研究科 ウィキペディアから
慶應義塾大学医学部(けいおうぎじゅくだいがく いがくぶ、英称:Keio University School of Medicine)は、慶應義塾大学に設置されている医学部。慶應義塾大学大学院医学研究科(けいおうぎじゅくだいがくだいがくいんいがくけんきゅうか)は、医学を研究する慶應義塾大学の大学院。
略称は慶応医学部。
1917年(大正6年)、慶應義塾大学部に医学科が設置[1]。創立に尽力した北里柴三郎が学長となった[2][3]。1920年(大正9年)に慶應義塾大学医学部と改称、慶應義塾大学病院を開設した。
慶應義塾大学医学部は、福澤諭吉の「実学の精神」、「独立自尊」、「半学半教」の精神に加えて、北里柴三郎の「基礎臨床一体型医学・医療の実現」を教育方針に掲げ、「フィジシャン・サイエンティスト」の人材育成に取り組んでいる[4]。
医学教育では、「自主学習プログラム」を設け、興味ある研究テーマについて学生たちが自ら設定し、第一線で活躍する研究者の指導を受け、基礎、臨床に関わる研究に主体的に取り組めるようにしている。
また、欧米各国への海外留学プログラムなどを用意している。
研究面では、医療系三学部連携による高度な医療研究、理工学部との医工連携では医学ロボットの開発などの共同研究、経済学部、文学部から健康マネジメント研究科、 政策・メディア研究科など様々な学部、研究科との連携では、現代の医療の諸問題の研究などが展開されている。
慶應義塾大学医学部は、日本全国に独自の医療ネットワークを作り、慶應義塾大学病院、卒業生と三四会のサポートによる100の関連病院、35の教育中核病院を用意している[5]。
また、国内外の研究機関、海外の大学とも積極的に人材交流が行われている。
慶應医学会は以下の刊行物を発行している[24]。
慶応医学部には以下の奨学金制度が用意されている[25]。
慶應義塾大学医学部人材育成特別事業奨学金
医学部の一般入学試験の成績上位者10名程度に、第1学年~第4学年の各年度で継続的に1人あたり年間200万円(総額800万円)を給付する大型奨学金。
学問のすすめ奨学金
慶応医学部の第1学年に入学を強く希望する日本国内(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県を除く)の高等学校出身者で、人物および学業成績が優秀であるにもかかわらず、経済的理由により本学への入学に困難を来している受験生に対し、経済支援を行うことを目的とした奨学金。
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