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将棋に類する盤上遊戯 ウィキペディアから
江戸時代までに考案され、現在はほとんど指されることがなくなった将棋を総称して「古将棋」と呼ぶ。
中国の象棋(シャンチー)を源流として、15世紀までに沖縄へ伝わった。木の枝を輪切りにした「タマ」と呼ばれる円形の駒(直径5 cm・厚さ2 cm程度)7種類16個と、40 - 50 cm四方の折り畳み式盤を使い対戦する。相手のタマを取っても持ち駒にできない、先手はブーサー(沖縄式じゃんけん)で決めるといった独特のルールがある。3人以上で戦う「クーフェー」という派生ゲームもある。太平洋戦争後は徐々に廃れ、21世紀には競技人口が高齢者を中心に数十人に減っていた。入門書『はじめての象棋』(編集工房東洋企画)が2011年刊行されるなど、近年は教室の開設、関連資料の収集・保存による再興の動きが出ている[1]。
将棋(本将棋)と同じ盤・駒を用い、ルールが異なるゲームについては変則将棋を参照。
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