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2人で行うボードゲームの一つ ウィキペディアから
ボードゲームのチェッカー(英: checkers)は、相手の駒を飛び越えて取り合うゲーム。世界的にはドラフツ(draughts)の名で呼ばれており、日本語では西洋碁とも呼ばれる。世界各国に存在し、ボードの大きさは国によって異なる。著名なものは、国際ドラフツとイギリス式ドラフツである。なお、「チェッカー」と言った場合は通常イギリス式ドラフツのことを指す。色違いの丸い駒を使用する。駒(men、成り駒がキングでなくクイーン呼称の場合はdames)の色は特に決まっていないが、通常は「黒、赤、白」の3色の中から2色が使われる[1]。古代エジプトが起源という説がある[2]。
相手の駒をすべて取るか、相手が動けない状態にすること。
ルール上偶然の要素はなく、ゲーム理論では将棋や囲碁と同じく二人零和有限確定完全情報ゲームに分類される。2007年にアルバータ大学のシェッファーを中心とした研究グループによって、プレイヤー双方が最善を尽くした場合、必ず引き分けに至ることが証明された[3][4]。
などの違いがある。
世界初のコンピュータチェッカーは、アーサー・サミュエルが IBM 701 上で開発した Samuel Checkers-playing Program である。
1994年にコンピュータが世界チャンピオンに勝って以来(実際には当時の世界チャンピオンだったマリオン・ティンズリーが6局連続引き分けた後、体調を崩して不戦敗し、翌年死亡した)、さらなる研究が進められてきたが、上述のように、2007年にはプレイヤー双方が最善を尽くした場合は必ず引き分けになることが証明された。したがって、最善手を指すようプログラムされたコンピュータに対して、人間または他のコンピュータが勝利することは不可能である。
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