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この項目では、俳優・声優の内海敏彦について説明しています。漫画家については「内海敏彦 (漫画家)」をご覧ください。 |
内海 敏彦(うつみ としひこ、1965年5月9日[1] - )は、日本の元俳優・声優。太陽プロモーションに所属していた。
概要 うつみ としひこ 内海 敏彦, 生年月日 ...
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東京都世田谷区出身。両親が懇意にしていた産科で出産のため、大阪府箕面市で産まれる。
CM出演から芸能活動を開始し、4歳の時に『新・女の絶唱』にて自閉症の子供役でデビュー。また、それを海外ドラマ『ドクター・ウェルビー』の日本語版ディレクターが見ており、そのディレクターが作中に登場する自閉症の少年役での吹き替えオファーを出したこときっかけで声優業も行うようになる[1]。
その後は子役・声優としてボーイソプラノの声を生かし、少年役を多く担当した。
1980年頃の声変わり時期を境に活動しておらず、現在は引退したと思われる。
趣味にバレー、読書、水泳、ピアノ、旅行を挙げており、将来は役者志望だと発言していた[1]。
ドラマやアフレコに関わらず、出演作品は予め台詞を丸暗記し、台本は収録現場に持ってこず演技をしていたというエピソードがある[1]。また、話すタイミングを掴むため他の人の台詞も暗記していたという[1]。
鈴木清は内海を「素晴らしい記憶の能力を持った、芝居の上手い子ども(子役)でした」「僕らスタッフは彼に「役者として大成して欲しいな」という想いがあった」と語っている[2]。勝田久は「非常に勘の良い少年だった」と評した。
テレビドラマ
- 一心太助 第10話「男一匹子守唄」(1971年) - 弥吉 役
- 大江戸捜査網 (12ch / 三船プロ)
- 「花火の夜に狂った女」(1972年)
- 「裏切者の子守唄」(1973年)
- 「辻占いは殺しの暗号」(1973年) - 太吉 役
- 「涙で斬った地獄花」(1976年) - 笠井林太郎 役
- 「必殺剣! 辻斬りの恐怖」(1977年) - 捨吉 役
- ホーム・スイート・ホーム(1972年)
- 愛ある日々(1973年) - 山岡つよし 役
- へんしん!ポンポコ玉 第14話「子連れ?子連れナノダ!」(1973年) - 大五郎 役
- スーパーロボット レッドバロン 第8話「無敵! 砂漠の魔王」(1973年) - 藤堂ツトム 役
- 伝七捕物帳 第10話「心中、おたか観世音」(1973年)
- 水滸伝 第10話(1974年)
- 荒野の素浪人(NET / 三船プロ)
- 第1シリーズ 第34話「脱走 火攻めの死刑台」(1972年)
- 第1シリーズ 第53話「群狼 黄金の砦」(1973年)
- 第2シリーズ 第30話「島破り」(1974年)
- 事件狩り 第9話「同棲時代の終わり」(1974年)
- 特別機動捜査隊 第667話「奪われた週末」(1974年) - 西崎修一 役
- 右門捕物帖 第21話「脱走」(1974年) - 同心の子ども 役
- スーパーロボット マッハバロン(1974年) - 小杉健一 役
- 破れ傘刀舟悪人狩り 第22話「狂った白刃」(1975年)
- 少年探偵団(1975年) - BD7団員 オウム(羽柴荘二)役 (※第23話を除く)
- 小さなスーパーマン ガンバロン(1977年) - 少年タイムス記者 ケンダマ 役 (※第1話~第13話)