京都府道・兵庫県道2号宮津養父線
京都府から兵庫県に至る道路 ウィキペディアから
京都府から兵庫県に至る道路 ウィキペディアから
京都府道・兵庫県道2号宮津養父線(きょうとふどう・ひょうごけんどう2ごう みやづやぶせん)は、京都府宮津市から兵庫県養父市に至る[1]主要地方道(京都府道・兵庫県道)である。
京都府丹後地方の中心都市[注釈 1]である宮津市と兵庫県但馬地方の旧養父郡でいち早く町制を施いた旧八鹿町、現在の養父市役所の立地する養父市八鹿町地域を結ぶ、現行の道路法に基づく主要地方道として全国で初めて指定された路線のうちの1つである。その後は終点側の延伸と合併に伴う名称変更がなされ、現在に至る。
本路線は、旧道路法(大正8年法律第58号)に基づいて府道宮津出石線、県道出石宮津線、県道養父出石線として指定されていた路線を継承したものである。道路法(昭和27年法律第180号)第56条の規定に基づき、主要な都道府県道として1954年(昭和29年)に指定された。
起点から与謝野町の四辻中交差点までは、1970年に国道176号の一部へ昇格した府道福知山宮津線(当時)との重複区間であり、概ね同国道の旧道となっている。このうち、天橋立南側の文殊周辺は1994年2月の宮津バイパス開通[3]によって国道指定が解除されて府道の単独区間となっているが、現在でも自動車による天橋立へのアクセスルートとして重要な路線となっている。また、終点附近の大屋橋交差点から上野南交差点は、八鹿バイパスが2000年4月に全通するまでは国道9号の一部であった。
京都府と兵庫県の境界になっている岩屋峠の勾配は緩やかで、豊岡市と養父市の境界になっている浅間トンネル周辺は交通量も少なく快走路となっている[8]。この間にある豊岡市出石町地域は、豊岡市出石伝統的建造物群保存地区に選定されている旧出石城の城下町[9]を通過しており、拡幅工事が困難な狭隘区間である[10]。これは国道426号の旧道部分を本路線の一部として指定されているためで、当該区間をバイパス道路で迂回することが可能である。
(右の「表示」を押す)
起点の宮津市街地から西方の日本三景天橋立を経由し、野田川とその支流である岩屋川を南西に向かって遡上する。岩屋峠を越えると兵庫県豊岡市に入る。出石町地域にかけては太田川と但東町出合で合流する出石川に沿って下り、出石市街地を縦走すると養父市に向けて峠の直下を浅間トンネルで越える。養父市では円山川に沿って南に向かって遡上していき、終点となる。
現在は4市町を通過する路線となっているが、建設省による路線指定から現在に至るまで昭和と平成の大合併を経験してきた。推移はサブセクション「#通過する自治体の変遷」を参照のこと。
(右の「表示」を押す)
京都府宮津市
京都府与謝郡与謝野町
兵庫県豊岡市
兵庫県養父市
(右の「表示」を押す)
自然
官公庁・公共施設
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.