岩滝口駅
京都府宮津市にあるWILLER TRAINSの駅 ウィキペディアから
岩滝口駅(いわたきぐちえき)は、京都府宮津市須津にある、WILLER TRAINS(京都丹後鉄道)宮津線の駅である[3]。駅番号はT16。「宮豊線」の愛称区間に含まれている。
概要
駅は宮津市内にあるが、鉄道駅の無かった旧岩滝町(現・与謝野町)の玄関駅であるため、岩滝町への入り口という意味で「岩滝口駅」と名称がついている[1]。
普通列車のみ停車。1996年3月16日のダイヤ改正までは、急行「丹後」1号・2号(西舞鶴駅まで普通列車として運転。)5号(西舞鶴駅から普通列車)・8号・9号の停車駅だった。
国鉄・JR時代は駅前のタバコ屋兼宿屋であった、旅館江戸屋[6]のたばこ売り場で切符を販売していた。
また、第2日曜日には、吉津婦人会による、「ふれあい ほっとさろん」を当駅舎内にて開催している[7]。
歴史
- 1925年(大正14年)7月31日:国有鉄道の宮津駅 - 丹後山田駅(現・与謝野駅)間延伸時に開業[1][2]。
- 1970年(昭和45年)10月1日:貨物の取り扱いを廃止[2]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[2]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:駅員無配置駅となる[8]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[1][2]。
- 1990年(平成2年)4月1日:北近畿タンゴ鉄道への宮津線移管により、同鉄道の駅となる[1][2]。
- 1992年(平成4年)3月:現駅舎に改築。
- 2015年(平成27年)4月1日:WILLER TRAINSへの移管により、京都丹後鉄道宮豊線の駅となる。
駅構造
西舞鶴方から見て線路は西に延び、北側に1面1線のプラットホームがある地上駅。分岐器や絶対信号機がないため、停留所に分類される。
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1999 | 156 |
2000 | 137 |
2001 | 140 |
2002 | 90 |
2003 | 99 |
2004 | 85 |
2005 | 123 |
2006 | 96 |
2007 | 107 |
2008 | 104 |
2009 | 82 |
2010 | 60 |
2011 | 60 |
2012 | 68 |
2013 | 47 |
2014 | 47 |
2015 | 38 |
2016 | 63 |
2017 | 55 |
2018 | 47 |
2019 | 44 |
駅周辺
駅前は住宅地となっているが、店舗が点在する。国道は北側、高速道路は南側を通るが、ともに駅から少し離れた所を通る。なお、駅と国道の間は京都府道614号線で結ばれている。
- 宮津与謝消防組合消防本部
- 宮津警察署吉津駐在所
- 吉津郵便局
- 日本冶金工業大江山製造所
- 須津彦神社
- 山陰近畿自動車道 - 南西側に与謝天橋立ICがある。
- 国道176号
- 国道178号
- 京都府道・兵庫県道2号宮津養父線
- 京都府道614号岩滝口停車場線
バス路線
駅前に丹海バス「岩滝口」停留所があり、宮津駅・伊根方面への路線を運行している。2006年に丹海バスの当駅乗り入れにより鉄道との接続を改善した。かつての「岩滝口駅前」は「須津」に改称している。
隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
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