株式会社ドーム(英: DOME CORPORATION)はスポーツ関連事業を展開する日本の輸入製造販売会社。事業内容は各種スポーツ用品、スポーツサプリメントの製造・販売。アスリートへのパフォーマンスディレクション。
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社名の由来は"Dedicated Organization Motivated to Excel"というフレーズの頭文字 [2] であり、企業理念は「社会価値の創造」[3]、行動基準は「現場主義」「自前主義」「世界連携主義」[3] である。
- 1996年
- 元アメリカンフットボール大学全日本代表チームのキャプテンの安田秀一がテーピングの輸入販売会社を設立。
- 1998年
- 米国のスポーツアパレル「アンダーアーマー」と契約を締結し日本総代理店となる。
- 2000年
- DNS開発・販売[4]
- 2003年
- ドーム商品取扱店舗が1000店を超える[5]。
- 2005年
- 「ドームスポーツサミット」(新商品展示受注会)年2回全国主要5都市での開催 [6]。
- 男子プロゴルフツアー「アンダーアーマーKBCオーガスタ2005」の冠協賛 [6]。
- 2006年
- 創業10周年 。アンダーアーマー初となる日本版TVコマーシャル[7]。
- 2007年
- サッカーJ1大宮アルディージャとのオフィシャルスポンサー契約を締結。アンダーアーマー(Under Armour)のインナーウェアの提供を開始[8]。
- 2008年
- DNSがスポーツサプリメント売上シェア第2位に成長。
- トップアスリートをソフト面から支えるパフォーマンス開発機関「ドームアスリートハウス(DOME ATHLETE HOUSE 通称:DAH)」を開設[9]。
- 2009年
- J1大宮アルディージャのユニフォーム、トレーニングウェアなどすべてにアンダーアーマーが採用
- アンダーアーマーが国内スポーツアパレルの売り上げTOP10に入るまで成長。
- 12月、関連団体である一般財団法人日本スポーツ振興会が主催し、ドームが特別協賛する、「第1回アンダーアーマーカップ イン クマガヤ」が開催[10]。
- 2010年
- 6月5日、日本初となるアンダーアーマーの直営店「アンダーアーマー クラブハウス 天王洲」をオープン。
- 関連団体である一般財団法人日本スポーツ振興会が後の主催となる、「アンダーアーマーカップ第1回全国小学生硬式野球交流大会」に特別協賛。この大会は日本国内の5つの小学生硬式野球リーグに 参加する約200チームの代表が、リーグ間の垣根を越えて日本一を競う唯一の大会である[11]。
- 2011年
- 東日本大震災復興チャリティーTシャツを企画、販売。売上げの全てを被災地の復興支援に寄付しました。
- 7月2日には関西地域初となる、アンダーアーマーの直営第2号店「アンダーアーマー クラブハウス 大阪堀江」をオープン。
- 韓国(ソウル)、中国(香港)に事業拠点を立ち上げ[12]。
- 2012年
- 「FISフリースタイルスキーワールドカップ(モーグルW 杯)苗場大会」に初めて特別協賛。
- DNSからゼリータイプの新商品「DNSパワーゼリー」を発売。コンビニエンスストアで初展開すると同時に、DNSでは初となるTVCMを放映[13]。
- 2013年
- DNS CAFE中野オープン。
- アンダーアーマーがバスケットボール男女日本代表のオフィシャルサプライヤーとなる。
- 公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)のスポーツ用品カテゴリーのオフィシャルパートナーとして、2013年より活動開始[14]。
- 2014年
- 沖縄県初のプロスポーツチームである日本プロバスケットボールリーグ(TKbjリーグ)の琉球ゴールデンキングスと10年間のパートナーシップ契約を結ぶ。
- 「第一回 SPJ ジャパンコーチズアワード 2014」(主催:日本スポーツ振興会)へ特別協賛するとともに、運営サポートを行う。
- 日本での人気も高い「JALホノルルマラソン」に"オフィシャル・ランニング・パートナー"として参画。
- 12月、読売ジャイアンツとの5年間のパートナーシップ契約を締結[15]。
- 2015年
- 「アンダーアーマーブランドハウス心斎橋」オープン。
- 10月、本社を、品川区東品川2-2-20天王洲郵船ビルから、「有明ヘッドクォーター(有明HQ)」と称し江東区有明に移転した[16][17]。
- 12月、「株式会社いわきスポーツクラブ」を設立し[18]、いわきFCの運営権をいわきスポーツクラブから譲渡される[19]。
- 2016年
- 春、福島県いわき市に物流センター「ドームいわきベース」が完成。震災復興・地域活性化、街づくりというテーマも掲げ、センター敷地内のグラウンド施設でのスポーツイベントの実施も検討している[20][21][22]。
- 関東学院×アンダーアーマー(株式会社ドーム) パートナーシップ契約締結[23]。
- 筑波大学×アンダーアーマー(株式会社ドーム) 包括的パートナーシップ協定を締結[24]。
- 2017年
- 近畿大学×アンダーアーマー パートナーシップ締結[25]。
- アンダーアーマー契約選手で米国NBAの2014-15シーズン MVP&ワールドチャンピオンのステフィン・カリー選手がアジアツアー「UA Roadshow featuring Stephen Curry」のため来日。U-18世代の日本代表選手を対象にバスケクリニックを開催。
- 7月、CEOの安田秀一が筑波大学アスレチックデパートメント(AD)設置準備室トップに就任。同時に同大客員教授に就任[26]。
- 2020年
- 6月、メディカル事業をドームメディカルを設立の上で分社化し、船⼤忠へ譲渡[27]。
- 8月、スポーツニュートリション事業(DNS事業)を会社分割(簡易吸収分割)により日本産業推進機構グループが投資事業有限責任組合などの出資よって設立されたDNSへ事業譲渡[28](なお、DNSが行っていた同事業は2024年11月に第一三共ヘルスケアへ再譲渡される[29])。
- 2021年
- ドームアスリートハウス事業を会社分割によって設立されたDAHへ継承した上で、発行済株式の86%をJFLAホールディングスへ譲渡[30]。
- 2022年
- 発行済み株式の過半数(Under Armour Inc.保有分を除く既存株式)を伊藤忠商事が取得し、同社の連結子会社となることを公表[31][32]。
- 2023年
- 株式会社いわきスポーツクラブの全株式を譲渡するとともに、5年間のスポンサー契約を締結[33]。
2017年7月現在[35]。
契約している著名人
- 野球
- ゴルフ
- ソフトボール
- バスケットボール
- 格闘技
- アソシエーションフットボール
- ラグビーフットボール
- アメリカンフットボール
- スキー
- その他
サポートチーム
- ソフトボール
- ラグビー
- バスケットボール
- チアリーディング
注釈
いわきFCの選手は基本的にドームと契約社員(社員選手)として雇用し、ドームいわきベースを中心に勤務している。
- 加藤ミリヤ(2016年、女性のスポーツやトレーニングについて啓蒙啓発していくサポートパートナーとして起用 )
- 岩出玲亜(2020年8月末までアンダーアーマー(旧:ドーム)に所属していた陸上長距離選手)