コーエーテクモゲームス

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株式会社コーエーテクモゲームス: KOEI TECMO GAMES CO., LTD.)は、神奈川県横浜市西区に本社を置く、日本ゲームソフト販売・開発会社、出版社コーエーテクモホールディングスの子会社。コンピュータエンターテインメント協会正会員。略称はKTゲームス

概要 種類, 略称 ...
株式会社コーエーテクモゲームス
KOEI TECMO GAMES CO., LTD.
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本社(KTビル)
種類 株式会社
略称 KTゲームス
本社所在地 日本の旗 日本
220-0012
神奈川県横浜市西区みなとみらい四丁目3番6号 KTビル
北緯35度27分36.6秒 東経139度37分33.3秒
設立 1978年昭和53年)7月25日
株式会社光栄
業種 情報・通信業
法人番号 1020001020127 ウィキデータを編集
事業内容 パーソナルコンピュータ・家庭用ビデオゲーム機用ソフトウェアの企画・開発・販売
書籍およびCDの企画・制作・販売
代表者
資本金
  • 90億9000万円
(2024年3月31日現在)[1]
発行済株式総数
  • 6857万1624株
(2024年3月31日現在)[1]
売上高
  • 748億0000万円
(2024年3月期)[1]
営業利益
  • 256億4400万円
(2024年3月期)[1]
経常利益
  • 416億2400万円
(2024年3月期)[1]
純利益
  • 317億7100万円
(2024年3月期)[1]
純資産
  • 1188億3500万円
(2024年3月31日現在)[1]
総資産
  • 2282億0200万円
(2024年3月31日現在)[1]
従業員数 2,063名
(連結、2022年3月31日現在)[2]
決算期 3月31日
主要株主 コーエーテクモホールディングス 100%
主要部門
  • エンタテインメント事業部
  • エンタテインメント制作本部
  • 品質管理本部
  • マーケティング本部[3]
主要子会社
  • KOEI TECMO SINGAPORE Pte. Ltd.
  • 天津光栄特庫摩軟件有限公司
  • 北京光栄特庫摩軟件有限公司
  • KOEI TECMO SOFTWARE VIETNAM CO., LTD.
外部リンク www.gamecity.ne.jp ウィキデータを編集
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概要

2009年4月1日コーエーテクモホールディングスのもとで経営統合したコーエー[注釈 1]テクモが、2010年4月1日に合併して誕生した。合併に先立ち、ゲームソフト開発・コンテンツ運営を担当する子会社として(新)株式会社コーエー、(新)テクモ株式会社(株式会社テーカンとして設立し、KTゲームス発足時にテクモに商号変更)がそれぞれ新設されたが[4]、「更に柔軟かつ機動的な開発体制へと変えていく必要がある」として、2011年4月1日に両社を吸収合併した[5][6]

パソコンおよび家庭用ゲーム機用のゲームソフト・オンラインゲームモバイルコンテンツの企画・開発を統括し、パブリッシャー機能、ゲームソフト開発における共通機能および関連書籍の出版事業を一社で行う。開発子会社を中華人民共和国天津北京)、シンガポールベトナムに置く。

2014年10月1日に子会社であるガストを吸収合併し、ガスト長野開発部を設立[7]

2020年3月、コーエーテクモホールディングスの現本社がある横浜市港北区箕輪町より、同市西区みなとみらいのKTビル内に本社を移転した(詳細は後節)。

本社

2016年10月、横浜市西区みなとみらいに新たに建設する複合ビル(15階建て、事業者:三菱地所)内に本社を移転する計画が発表された[8](同ビルの1階〜8階を当社がオフィスとして使用し、9階〜15階には東急REIホテルが入居[9][10])。その後、同ビルの名称は「KTビル」となり[11]、2020年(令和2年)1月に竣工、同年3月に本社の移転が実施された。また、低層部にはライブハウス型ホール「KT Zepp Yokohama」も併設、Zeppホールネットワークと業務提携を行い、当社のエンタテインメント事業でのノウハウを生かし共同展開していく方針である[12]

この本社移転については、経営統合から10年の節目であること、グループの中枢が日吉駅周辺の複数のビルに分散されていること、新しい事業へのチャレンジ等複数の要因が重なっている。特に中枢機能の集約については、将来的に親会社であるコーエーテクモホールディングスの移転も視野に入れているとされる[13]

横浜市港北区の旧本社ビル(コーエーテクモホールディングスの現本社。また合併前のコーエー本社でもあった)中庭にはタイルで描かれた織田信長の顔、応接室は源平合戦をイメージしたデザインとするなど、歴史ゲームに関連した装飾が施されている。また廊下には絵画が飾られているが、これはホールディングス代表取締役会長の襟川恵子が美術大学出身であるためだという。旧本社ビルから線路を挟んだ向かいには永井一正の手による太陽のイラストが描かれた通称『ジェミニビル』が建てられている[14]。日吉駅周辺にはこのほかに旧コーエーがかつて本社として使用していたビルが2棟あり、会社規模の拡大に伴い各ビルに分散させていた開発機能の集約が移転の大きな目的とされた[13]

沿革

不祥事・問題

  • PSP版『コーエーテクモ定番シリーズ 三國志VIII』のUMDに収録されている内容を誤って別製品(『三國志VII』)のまま販売してしまったことから、販売を一時停止し、製品の回収・交換が行われた[25]
  • 2018年2月 - 『真・三國無双8』のPC版(Steam)において、レジストリの値を変更することでサポートされていなかった日本語と中国語が選択できることが判明。これに対しコーエーは、アップデートで日本語と中国語を選択できないようにした。この対応に対しプレイヤー側からは、これまで使えていた音声と字幕データを不具合とみなして後から削除することに怒りが爆発し、Steamのレビューでは9割弱が「おすすめしない」という結果になり炎上した[26][27]。その後、4月に両言語を正式にサポートした[28]

提供番組

ブランドグループ

さらに見る ブランド名, ブランド長 ...
ブランド名ブランド長[29]ブランドの特徴、主なIP
シブサワ・コウ伊藤幸紀旧・コーエー時代からの歴史シミュレーションゲームが中心
三國志信長の野望ウイニングポスト大航海時代
ω-Force庄智彦旧・コーエー系の、主にアクションゲーム
無双真・三國無双戦国無双)、討鬼伝
Team NINJA安田文彦旧・テクモ系の、主にアクションゲーム
NINJA GAIDENデッド オア アライブ仁王
ガスト細井順三旧法人時代から主にRPGが中心
アトリエ、サージュ・コンチェルト、よるのないくに
ルビーパーティー襟川芽衣主に女性向けゲーム
ネオロマンスアンジェリーク遙かなる時空の中で金色のコルダ
midas菊地啓介主にスマートフォンゲームの開発、新規IPの創造
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ゲームタイトル

脚注

外部リンク

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