そごう横浜店
横浜市にある百貨店 ウィキペディアから
横浜市にある百貨店 ウィキペディアから
そごう横浜店(そごうよこはまてん)は、神奈川県横浜市西区にある日本の百貨店。通称「横浜そごう」[注釈 1]。横浜駅東口に位置するそごう・西武の基幹店[注釈 2]である。
そごう横浜店 SOGO YOKOHAMA[1] | |
---|---|
そごう横浜店 | |
地図 | |
店舗概要 | |
所在地 |
〒220-8510 神奈川県横浜市西区高島二丁目18番1号[2] |
座標 | 北緯35度27分55.5秒 東経139度37分30.4秒 |
開業日 | 1985年9月30日 |
正式名称 | 横浜新都市ビル(ビルの名称) |
施設所有者 |
横浜新都市センター株式会社 他1社 |
施設管理者 | 株式会社そごう・西武 |
設計者 | 三菱地所 |
敷地面積 | 19,582 m² |
建築面積 | 15,365 m² (建蔽率78%) |
延床面積 | 185,170 m² |
商業施設面積 | そごう売場面積:81,311 m2 |
中核店舗 | そごうと12以上の専門店 |
営業時間 |
10:00 - 20:00 (10Fレストランは 11:00 - 23:00) |
駐車台数 | 560台(他に契約駐車場あり。最大約2,500台)[2]台 |
前身 | 横浜そごう(旧称) |
最寄駅 | 横浜駅[2] |
最寄IC | 首都高速神奈川1号横羽線横浜駅東口出入口[2] |
外部リンク | そごう横浜店 |
SOGO |
売上高は1,089億33百万円(2020年2月期 法人外商含む)で、そごうブランドの店舗では第1位、そごう・西武全体では西武池袋本店に次ぐ第2位[3]。
横浜新都市センターが運営する横浜新都市ビルのキーテナントとして1983年10月8日に工事が着工され、バブル景気に突入する直前の1985年9月26日に竣工、同年9月30日に開業した地上10階、地下3階、塔屋2階、高さ55mの店舗。同時に店舗6階にそごう美術館[4]が開館している。開業当時は東洋一の売場面積を誇り、キャッチフレーズは「横浜が生んだ、世界最大級の百貨店」であった。史上最高の好景気に沸く日本で、百貨店史上最高の開店資金約590億円が投資された。開店初年度売上額世界一のデパートであり、記録は未だに破られていない。
歴史的経緯から、2代目株式会社そごう(現・株式会社そごう・西武)の法人格は、 当店を運営していた株式会社横浜そごうを引き継いでいる(そのためか、そごう・西武の職域保険である「そごう・西武健康保険組合」はそごう横浜店の住所が所在地になっている[5])。
横浜駅東口(海側・出島地区)に位置し、みなとみらい地区の68街区に該当する。また、後に作られた地下街の横浜ポルタや横浜スカイビルと直結している。
駅前の国道に面した部分は、1930年の地図によると「社會舘」[6]、1952年から1976年にかけては神奈川県匡済会(きょうさいかい)による「新興倶楽部」として使用されていた[7][8]。その他の部分も昭和30年代までには埋め立てが完了しており、1963年の地図によると貯炭場や倉庫、横浜市交通局のバス営業所として使われていた[8]。
地下2階入口に、東京ディズニーランドのアトラクションのひとつ「イッツ・ア・スモールワールド」を模した、セイコー製のからくり時計「世界の人形時計」があるが、2008年4月15日をもってからくり人形の運用は終了し、大型模型も撤去された。以降は時計と鐘のみ稼動している。開業当初の開店時刻が10時30分だったため、からくり時計も10時30分に稼働していた。
また3階のエスカレーター近くには、4階まで続く光と水と音が創り上げる世界最大級のシャンデリア「燦帆」が設置されており、「未来都市ヨコハマ」をテーマにしたシンボルアートとして親しまれていた。2000年のそごう経営破綻と民事再生法の適用申請後、店舗を西武百貨店風にするため[要出典]シャンデリアは撤去された。
1989年の横浜博覧会開催時には、2階の外にある公開空地と会場のあったみなとみらい地区がゴンドラリフトによって結ばれていた。このリフトは博覧会閉幕と共に廃止・撤去されたが、2009年にはこの公開空地よりみなとみらい地区(新高島方面)へ向けてペデストリアンデッキ「はまみらいウォーク」が設置されている。この他、公開空地に面して前述の横浜スカイビルが1996年に完成しており、さらに2006年完成の横浜ベイクォーター方面にもペデストリアンデッキ「かもめ歩道橋」で接続されている。
1990年代には売場面積日本一奪還を狙い、隣接地の横浜スカイビルへの増床を計画していたが、計画は自然消滅した。
2001年から2005年にかけて、そごうの本社機能が店舗周辺に置かれていた。本社機能の所在地は、東京都港区→横浜→大阪市中央区心斎橋→兵庫県神戸市→東京都と変移している。
2002年のリニューアルまで、館内にはテレビ神奈川のサテライトスタジオが2か所(地下1階にオープン形式「みなとみらい21スタジオ」、4階には汎用型「キャプテンロコスタジオ」)設置されていたほか、建物屋上には同じくテレビ神奈川の情報カメラも設置されていた[注釈 3]。
2020年に直営売場を廃止した西武東戸塚S.C.(旧西武東戸塚店)に「そごう横浜店ギフトサロン」を出しており、「西武」ブランドの施設に「そごう」ブランドで出店する形になっている[9]。
現在は元日も含め年中無休で営業しているが、かつては火曜日に定休日を設けていた。
1985年9月30日午前9時、地下2階正面入口に司会の山口崇と斉藤慶子、そして特別ゲストとして東京ディズニーランドからミッキーマウスが登場して盛り上がった。そのほかにも午前11時には屋上の特設ステージで寺内タケシとブルージーンズによるエキサイティングコンサートが、午後2時には屋上の特設ステージで加瀬邦彦とザ・ワイルドワンズが登場。午後3時には7階シャクリーコーナーで岸洋子のサイン会が行われていた。
またそれ以外にも10月1日には午前10時と午後2時の2回、屋上の特設ステージでペドロ&カプリシャスのコンサートが、10月2日午後3時と10月3日午後2時には9階新都市ホールで汀夏子による「招待夢2」(共演:おぼん・こぼん)が、10月4日午後1時・4時、10月5日午前11時と午後2時、10月6日午前11時と午後2時には9階新都市ホールで劇団ピッカリ座によるぬいぐるみ人形ミュージカル「ピーター・パン」が、10月5日午後3時には屋上の特設ステージで河合奈保子の新曲発表会が、10月6日午前12時には3階シャンデリアの広場でアンリ菅野のジャズサロンが、同日午後1時半には地下1階みなとみらい21スタジオでイクシーズ・ブレイクダンスショーが、同日午後4時には屋上の特設ステージで早見優によるファンの集いがそれぞれ行われていた[14]。
詳細は、公式サイトのフロアガイドを参照のこと。なおB3Fの横浜駅東口地下駐車場と、B1Fのバスターミナル下の地下通路、1Fの横浜駅東口バスターミナル、9Fの市民フロアは、ビル所有者の横浜新都市センターが管理しており、そごうの管理ではない。
階 | フロア概要 | 備考 |
---|---|---|
RF | 太陽の広場 | 岡本太郎作の「太陽」像がシンボルとなっている屋上広場[15]。 屋上の一部は「シュンスケパーク」フットサル ポイント ヨコハマ |
10F | レストラン 海と緑の食彩空間 「ダイニングパーク横浜」 | 横浜スカイビル連絡口 |
9F | 市民フロア | |
8F | こども服・ベビー服・玩具・メガネ・補聴器・催会場 | マルイシティ横浜・(横浜スカイビル)連絡口 |
7F | ロフト・紀伊国屋書店・JINS・KASHIYAMA・特別会場 | |
6F | インテリア雑貨・呉服・美術・そごう美術館 | |
5F | 紳士服・ゴルフ | |
4F | 婦人服・フォーマルウェア | |
3F | プレステージブティック・化粧品 | |
2F | プレステージブティック・ジュエリー (宝飾・時計) | マルイシティ横浜・横浜ベイクォーター/はまみらいウォーク連絡口 |
1F | ビューティーフロア (化粧品) | バスターミナル連絡口・そごうパーキング館連絡口 |
B1F | 婦人雑貨・インナーウェア・ビューティサロン (美容・施術) | マルイシティ横浜連絡口 |
B2F | 大食品館「エブリデイ」 | 横浜駅・横浜ポルタ・マルイシティ横浜連絡口 |
B3F | 横浜駅東口地下駐車場 |
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.