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株式会社関東つくば銀行(かんとうつくばぎんこう、英:The Kanto Tsukuba Bank, Limited.)は、茨城県土浦市に本店を置いていた[3]地方銀行[4]。 通称はかんぎん。いわゆる戦後地銀である。上場銘柄上の略称は「関東ツクバ」と「つくば」がカタカナ表記となっていた。 2010年(平成22年)3月1日に茨城銀行と合併し、筑波銀行となった[5]。
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | |
略称 | かんぎん、関東ツクバ |
本社所在地 |
日本 〒300-0043 茨城県土浦市中央二丁目11番7号[1] |
設立 | 1952年(昭和27年)9月15日(関東銀行設立登記)[2] |
業種 | 銀行業 |
事業内容 | 預金業務、貸付業務、為替業務ほか |
代表者 | 代表取締役頭取 木村興三[1] |
資本金 |
313億68百万円 (2008年9月30日現在) |
発行済株式総数 |
普通株式5625万6441株 優先株式109万0700株 (2008年9月30日現在) |
純利益 |
単体35億21百万円 連結36億68百万円 (2008年3月期) |
純資産 |
単体479億36百万円 連結487億83百万円 (2008年3月31日現在) |
総資産 |
単体1兆3197億32百万円 連結1兆3588億12百万円 (2008年3月31日現在) |
従業員数 | 連結1,176名(2008年9月30日現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社 7.17% |
主要子会社 | 関東信用保証株式会社 98.956% |
特記事項:合併前の会社概要 |
戦後地銀の関東銀行が第二地銀であったつくば銀行を吸収合併して2003年(平成15年)4月に誕生した[4]。 本店は、土浦市の旧関東銀行本店がそのまま本店となり、下妻市にあった旧つくば銀行本店は、合併により下妻営業部となった。
2006年(平成18年)7月[6]18日[要出典]に第二地方銀行の茨城銀行と合併して「ひたちの銀行」となる予定だったが[7]、統合条件(営業権の償却に関して意見の相違があった)が折り合わず2006年(平成18年)3月に見送られた[6][3](なお、先行して実施されていた同行と茨城銀行とのATM相互解放については継続された)。
この合併見送りについて、2006年(平成18年)6月に茨城銀行が提訴していた損害賠償請求訴訟が、2009年(平成21年)2月に和解[8]。
これを受け、2009年(平成21年)4月28日に、茨城銀行と合併することで再び基本合意した旨を発表[3][8]。
2010年(平成22年)3月1日に合併し、「筑波銀行」に改称[5]。
2行合算の預金残高は1兆9336億円(2008年9月末時点)で[3]、地銀では中下位の規模に相当した。
なお、筑波銀行は「ひたちの銀行」のときとは異なり、[要出典]存続行(法人格)・本店・頭取・システムとも、関東つくば銀行側を継承している[3](「ひたちの銀行」の際は、頭取は茨城銀行側から出す予定であった[9])。
合併に先立ち、2010年(平成22年)1月12日に、つくば市吾妻一丁目にある研究学園都市支店(合併後は「つくば営業部」)を、同市竹園一丁目の「関友つくば第一ビル」内に移転し、同年1月26日には本部機構も移設した(本部はつくば市に移転されたが、本店所在地、本店営業部窓口は従来通りとなり、これに伴う本店ビルの空きスペースは関連会社等のグループで利用する)。
先述の通り、ATMでは茨城銀行・武蔵野銀行・千葉銀行・東京都民銀行・横浜銀行・イオン銀行のカードによる出金については自行扱いとなっていた。
当行のキャッシュカードを提携6行ATM(コンビニATMは除く)にて出金する場合、平日日中(茨城銀行のカードを除き、武蔵野銀行ATMについては土曜日中も)に出金する場合は手数料がかからなかった(逆に、提携5行のキャッシュカードを関東つくばATMにて出金する場合も同様)。
なお、武蔵野銀行・千葉銀行・都民銀行・横浜銀行では同時に常陽銀行とのATM出金手数料無料提携とATMによるカード振込手数料優遇提携も行われたが、当行と常陽銀行との相互提携については見送られている(背景としては、特に茨城県内では、同県内に本店を置く各金融機関[12]が共同で設置・運営している店舗外ATMコーナー『I-NET(茨城ネットキャッシュサービス)』において利便性が高く、そこで補完できることなどが挙げられる)。
タマ&フレンズのキャラクターを関東銀行時代から起用。筑波銀行誕生後は2015年4月よりイメージキャラクターとして起用され、5月27日からはキャラクターのデザイン通帳・キャッシュカードが発行されている[14]。
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