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秋田県秋田市にある東日本旅客鉄道(JR東日本)の車両工場 ウィキペディアから
秋田総合車両センター(あきたそうごうしゃりょうセンター)は、秋田県秋田市土崎港東三丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本部管轄の車両工場。旧称土崎工場[2](土崎工・TZ)。
奥羽本線泉外旭川( - 秋田貨物)- 土崎間に位置しており、近江谷栄次の寄贈地に、1908年(明治41年)5月に開設された帝国鉄道庁土崎鉄工場を前身に持つ車両工場で、国鉄の所管となってからは長らく土崎工場という名称であったが、2004年(平成16年)4月1日の組織改正により現名称に改称した[2][3] 。
国鉄時代から各種車両の製造・改造・整備・廃車解体を行なっているが、JR東日本所属の電気機関車の検査[注 1]、動力用ディーゼルエンジンの整備[注 2]は当センターのみで実施する。また、駅に配備されているステンレス製ごみ入れの製造や、日本国外からの研修生の受け入れも行なっている。
毎年一回(例年10月≪最近は8月≫)センター内の一般公開を実施、入場している車両の展示(2010年公開ではキハ48くまげら増結改造、209系房総転用改造、直流機関車EF60、キヤE193系を使用した吊り上げ実演など)、エンジンなど部品職場の公開、ミニSL運転などを行い、公開日には社員食堂 (JR-Crossフーズカンパニー) も営業する。
2008年(平成20年)に大宮総合車両センターが車両の配置を開始(東大宮センターに配置)して以降、JR東日本で車両配置がない総合車両センターは当センターが唯一となっていたが、2021年(令和3年)4月1日に、別組織であった秋田車両センター[注 3]の在来線部門が組織改正のため、当センターの下部組織となり、名称を「秋田総合車両センター南秋田センター」に変更[4][注 4]、当センターも車両配置のある総合車両センターとなった。
当総合車両センターの特徴として、台車ブレーキシリンダー部分に、検査年月日とATが手書きで記入される[要出典]。年・月のみならず日まで書き込む車両工場としては、他に日本貨物鉄道(JR貨物)広島車両所が知られる。
出典:JR東日本テクノロジー株式会社HP 事業紹介[11][12]
本センターでは土崎工場時代より車両の製造実績がある。
701系の製造業務は本工場において、52年ぶりとなる車両製造である[10]。ただし、川崎重工業で製作した構体を本工場まで甲種車両輸送により搬入し、艤装・内装等を本工場で実施したノックダウン生産[19][18]である。E127系100番台も川崎重工業で製作した構体を組み立てたノックダウン生産である[19][18]。
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