矢巾町
岩手県紫波郡の町 ウィキペディアから
岩手県紫波郡の町 ウィキペディアから
矢巾町(やはばちょう)は、岩手県のほぼ中心部に位置する紫波郡に属する町である。幣掛の滝・南昌山・矢巾温泉・徳丹城跡など、町内に名所旧跡は多い。
盛岡市南部に隣接するベッドタウンとしての開発が進み、盛岡市のロードサイド商業地区と接する。過疎化が深刻な岩手県において滝沢市・北上市と共に人口増加が進む自治体である。平成22年国勢調査によると人口密度は岩手県下一である。
地名の「矢巾」の由来についてはいくつかの説がある[1]。
県中央部に位置し、盛岡市の南10km地点に位置し、稲作に適した自然条件をそなえた県央の穀倉地帯である。
地勢は、中央部は平坦地で、東は一部除き北上川で区切られ、北は盛岡市、西は奥羽山系に続き岩手郡雫石町、南は紫波町に接する。
典型的な内陸性気候で、夏暑く、冬寒いが比較的温和である。
矢巾町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 矢巾町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 矢巾町
■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
矢巾町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
平成27年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、1.74%増の27,678人であり、増減率は県下33市町村中2位。
特記なき場合『2020年版町勢要覧 資料編 ~数字で見るやはばちょう~』による[3]。
矢巾町では「岩手」ナンバー(岩手運輸支局)が交付されていたが、2014年11月17日からご当地ナンバーである「盛岡」ナンバーが交付されている。
農業では米、麦、大豆などの生産が盛んで、古くから徳田米の産地として有名である。工業では国道4号沿いの藤沢地区と岩手県道281号矢巾西安庭線沿いの広宮沢地区に工業団地を有する。商業では東北自動車道盛岡南ICから程近い岩手県道13号盛岡和賀線沿いに盛岡市と市町境をまたいで隣接する流通センター(岩手流通センター)を有し、卸売業・小売業・運送業などの事業所が数多く立地する北東北の物流拠点となっている。
また岩手医科大学及び岩手医科大学附属病院の移転により、医療系・不動産賃貸系業種も増加している[4]。町内中心部をJR矢幅駅と国道4号を連絡する岩手県道207号矢巾停車場線が通り、道路沿いに事業所や各種店舗が立ち並んでいる。中心部には協同組合矢巾商業開発の運営するショッピングモールとマックスバリュ、ホーマックを核とする矢巾ショッピングセンター(イオンタウン)が存在するほか、医大周辺と矢幅駅西口エリアにも商業施設が出店している。
集配業務は流通センター南(〒020-0891)のみ盛岡中央郵便局(盛岡市)が担当し、他は紫波郵便局(紫波郡紫波町)が担当する。
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