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日本の沖縄県で開催される映画祭 ウィキペディアから
島ぜんぶでおーきな祭 沖縄国際映画祭(しまぜんぶでおーきなさい おきなわこくさいえいがさい、英: Okinawa International Movie Festival)は日本の沖縄県で開催されていた映画祭。
他の映画祭とは一線を画し、コメディ作品が中心となっている。コンセプトは「Laugh & Peace」(2011年はこれに「Yell」が追加された)。吉本興業が協賛しており、同社所属タレントが監督・出演する作品が多数上映される。吉本興業は、あくまで本映画祭の主催ではなく協賛という形を取っているため、タイトルに「吉本」「よしもと」の文字は一切加えられていない。本映画祭開催時期には、吉本関連テレビ番組が沖縄ロケを行うことが恒例となっている。メイン会場は沖縄県那覇市の波の上うみそら公園ほか、国際通り周辺・桜坂劇場)・北谷町はじめ県内数カ所が使われる。
2024年4月、同年3月に吉本興業が撤退を表明したことを受けて[1]、第16回の開催を最後に終了することを発表した[2]。
※2014年まで
※2014年まで
2009年3月19日から22日の日程で開催。公式テーマソングは「笑顔のまんま」(BEGIN with アホナスターズ)。
松本人志監督作品『しんぼる』の制作発表が行われた。『ダウンタウンDX』『ぐるぐるナインティナイン』の拡大版特別番組では映画祭と連動して沖縄から生放送された。
2010年3月20日から28日の日程で開催。3月20日〜23日は映画祭カウントダウンイベント。3月24日〜28日は映画祭開催。30万人から50万人の観客動員を目標とする。
吉本興業の持つテレビ局との強いつながりを生かし、在京キー局各局が吉本タレントを起用した中篇映画を1本ずつ制作・出品した。それらの映画は同年7月より「YOSHIMOTO Laugh&Peace ムービーフェスタ」の中で順次全国公開されている。
2011年3月18日から27日の日程で開催。開催1週間前に東日本大震災の影響で一時中止が危ぶまれたが「Yell, Laugh&Peace(エール, ラフ&ピース)」をテーマに開催した。また、東日本大震災発生を受け、吉本芸人らが来場者に募金受付を行ったり、受賞者の賞金も義捐金として寄付した。
3月26日にはAKB48・選抜メンバー12人が登場し、「誰かのために -What can I do for someone?-」などを披露した。
2014年3月20日から24日の日程で開催。
『着信御礼!ケータイ大喜利全国ツアーin沖縄』(NHK総合テレビ)や『リアル脱出ゲーム×宮古島〜封印された島からの脱出〜』(SCRAP)といった関連イベントも開催された。
映画祭の名称を「島ぜんぶでおーきな祭(さい)」に変更しリニューアル。「よしもと沖縄41市町村全力応援芸人」がサポーターとして参加[3]。また映画のコンペティション部門が廃止された。
2016年4月21日から24日の日程で開催。この回からメイン会場を那覇市うみそら公園に変更。コンベンション劇場での映画上映を廃止。例年は3月に開催していたが、予算都合により開催時期が4月となった[4]。
2020年4月16日から19日、新型コロナウイルス対策で例年よりも内容を大幅に縮小して開催。
過去全11回の沖縄国際映画祭パネル展や首里城および首里周辺のPRを展開した。
2022年4月16日から17日の日程で開催。
3年ぶりに「国際通りレッドカーペット」を実施。
映画上映に加えてステージイベントを展開、沖縄本土復帰50周年企画展示、オンラインで楽しめるコンテンツなど。
2024年4月20日から21日の日程で開催。
吉本興業が本映画祭から撤退することを受けて、今回をもって終了することを2024年4月10日に発表した[2]。
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