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日本の漫画家 ウィキペディアから
小田 扉(おだ とびら、1974年 - )は、日本の漫画家。男性。神奈川県横浜市出身、同横須賀市在住(2022年現在)[1]。
1974年(昭和49年)東京都足立区に生まれ、同年、神奈川県横浜市磯子区上中里住宅[要出典]に移り団地で育つ[2][1]。家族は両親と兄の4人で「典型的な核家族」だった[2]。関東学院大学経済学部卒業。
在学中に同人活動を始め[2]、卒業後に島津郷子のアシスタントを約3年間[要出典]務める[1]。
1999年(平成11年)に雑誌『モーニング新マグナム増刊』に掲載された『話田家』でデビュー。2001年(平成13年)初単行本『こさめちゃん : 小田扉作品集』を講談社より刊行。この単行本は商業誌に発表した「話田家」シリーズ(全5話)、「スミ子の窓」(『コミックビーム』2000年6月号掲載)以外は表題作の「こさめちゃん」を含めて同人誌発表作品[注 1]を収録した短編集である。帯には漫画家の安田弘之が推薦文を寄せた[注 2]。
2003年(平成15年)から2019年(令和元年)まで16年にわたり雑誌『ビッグコミックスピリッツ』にて『団地ともお』を連載[4]。連載終了と同じ2019年、『週刊ビッグコミックスピリッツ』にて横須賀市を舞台に据えた『横須賀こずえ』を連載開始[5][6]。2021年(令和3年)、『webアクション』にて『ちょっと不思議なこの宇宙』を連載開始[7]。2023年(令和5年)、『webアクション』にて『たたかいのきろく』を連載開始[8]。同年、『ビッグコミック増刊』にて『じんちく以外』を連載開始[9]。
『団地ともお』連載中の2016年(平成28年)より神奈川県横須賀市在住[1]。2022年(令和4年)4月から6月にかけて横須賀美術館で原画展「特集:小田扉の『横須賀こずえ』展」が開催された[10][1][11]。
自身が影響を受けた漫画家として、藤子・F・不二雄や諸星大二郎を挙げている[6]。
漫画家とは別にバンド活動も行っている。楽曲は、様々な漫画家の楽曲が収録された『漫画家バンド大戦CD』に収録されている。
森つぶみは「憧れているマンガ」を問われた際に小田扉作品全般を挙げ「発想と笑いのセンスが唯一無二」と評している[14]。
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