古河文学館
茨城県古河市にある文学館 ウィキペディアから
茨城県古河市にある文学館 ウィキペディアから
古河文学館(こがぶんがくかん)は、茨城県古河市にある文学館。古河城の諏訪曲輪(出城)跡地に建てられており、古河歴史博物館に隣接している。
平成10年(1998年)10月24日、茨城県で初めての文学館として開館[2]。古河ゆかりの文学者に関する展示室を中心とし、サロンや講座室も設けられている。イタリア料理のレストラン「唐草」も併設されている。サロンではコンサートや朗読会が開催されるほか、1930年頃に英国のE.M.ジーンが作成した蓄音機「EMGマークXb」が置かれ、定期的にSPレコードの観賞会が開催される。講座室は句会、歌会、文学講座に利用されている。[3]
平成15年(2003年)10月、別館として永井路子旧宅が開館。歴史小説家の永井路子が幼少時に過ごした旧居を一部復元し、元の場所にて保存している。古河文学館から北へ500mほど離れており、江戸町通りに面している。江戸時代の江戸町は古河城下・古河宿で最も賑わった町通りとされ、大きな商家が軒を連ねていた。永井家は江戸時代からの古い商家で、土蔵造り・2階建ての店蔵が残されており、自由に見学できる。19世紀初頭に初代・永井八郎治が葉茶屋「永井屋」を開業し、のちには陶漆器・砂糖も扱い、質屋も営んだという。[7] [8]
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