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中央競馬実況中継(ちゅうおうけいばじっきょうちゅうけい)は、1975年11月9日から2013年3月までABCラジオ(朝日放送)で日曜日の午後に放送されていた中央競馬中継。単独番組としての放送を1980年9月28日で終了した後も、ABC自社制作の生ワイド番組や『ABCフレッシュアップベースボール』(阪神タイガースのデーゲーム中継)の内包コーナー「THE KEIBA」として、関東・関西開催のGI競走(または関西開催のGII競走)のメインレースを中継していた。
1975年11月9日(菊花賞当日)から、『ABC中央競馬中継』として日曜日の午後(12:10 - 16:30)に放送を開始[1]。虫明亜呂無(作家)をレギュラーゲストに迎え、「競馬はロマンだ」をテーマにレース解説だけでなく、競馬をめぐるさまざまなドラマも紹介していた[2]。1976年4月改編からは九州朝日放送(KBCラジオ)にもこの番組がネットされていた[3]。1980年10月改編でレギュラー番組としては終了[1]することになり、同年9月28日が最終回となった。KBCラジオはABCのレギュラー放送終了に伴い、毎日放送『日曜競馬』のネットに切り替え、2018年12月まで継続した。
なお『ABC中央競馬中継』として放送していた時代には、1月5日の金杯や4月29日の天皇賞(春)が日曜日以外に開催された場合でも中継を行っていた[4]。
「THE KEIBA」へ移行してからは、ABCの自社制作で中継する場合に、地元大阪で発行されていた競馬専門紙『競馬ニホン』の記者1名がレース解説者として出演。『フレッシュアップベースボール』へ内包する場合には、原則としてメインレースの時間帯のみプロ野球中継を中断していた。また、編成上の事情などで、レースの終了後に録音で実況音源を流す場合もあった。ちなみに、メインレースの払戻金については、生ワイド番組のパーソナリティか『フレッシュアップベースボール』スタジオ担当の女性タレントが着順確定後に発表していた。
関東地区開催のメインレース中継については、東京放送(現在のTBSラジオ)が制作を担当。2008年2月までは裏送りで放送していた。その後は、『爆笑問題の日曜サンデー』(関東ローカルの生ワイド番組)向けの実況を同時ネット[5]。関西地区開催のメインレースについては、『日曜サンデー』開始直後(2008年4月13日)の桜花賞でABC制作分中継の同時ネットを実施しただけで、以降はTBS放送センターのスタジオでの「オフチューブ」(TBSの競馬担当アナウンサーがレースの映像を見ながら独自に実況する)方式に変更された。
2011年、日本ダービーを、番組史上初めて東京競馬場からABC自社制作で生中継[6]。2012年には、日本ダービーに加えて、有馬記念も中山競馬場から自社制作で放送した。
2013年4月改編でプロ野球デーゲームの完全中継を優先するため、ABCは38年間続いた競馬開催当日の中継から撤退。当番組も放送されなくなった。ただし、関西地区のGIレースについては、撤退後もレース翌日に放送される『ジョッキー・ルーム』(後述)内で実況の音源を流すことがある。
ABC
TBS
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