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『デスパレートな妻たち』(デスパレートなつまたち、原題: Desperate Housewives)は、2004年から2012年にかけてアメリカ合衆国のABCで放送されていたテレビドラマ[1]。全8シーズン、180話。
デスパレートな妻たち | |
---|---|
ジャンル |
コメディ ミステリー |
原案 | マーク・チェリー |
出演者 |
テリー・ハッチャー フェリシティ・ハフマン マーシャ・クロス エヴァ・ロンゴリア ニコレット・シェリダン ジェームズ・デントン スティーブン・カルプ リカルド・アントニオ・チャビラ マーク・モーゼス アンドレア・ボーウェン ジェシー・メトカーフ コーディ・カッシュ アルフレ・ウッダード ダグ・サヴァント リチャード・バージ カイル・マクラクラン ダナ・デラニー ニール・マクドノー ショーン・パイフロム ドレア・ド・マッテオ マイアラ・ウォルシュ ヴァネッサ・ウィリアムス キャスリン・ジューステン ケヴィン・ラーム タック・ワトキンス ジョナサン・ケイク チャールズ・メジャー マディソン・デ・ラ・ガーザ |
ナレーター | ブレンダ・ストロング |
テーマ曲作者 | ダニー・エルフマン |
作曲 |
スチュワート・コープランド スティーヴ・バーテック スティーヴ・ジャブロンスキー |
国・地域 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
シーズン数 | 8 |
話数 | 180 |
製作 | |
製作総指揮 |
マーク・チェリー トム・ スペツィアリー(シーズン1〜2) マイケル・エデルスタイン(シーズン1〜2) ジョー・ケナン(シーズン3) ジョージ・W・パーキンス(シーズン3〜4) ボブ・デイリー(シーズン4) ジョン・パーディ&ジョイ・マーフィー(シーズン4) ケヴィン・マーフィー(共同製作者) クリス・ブラック(共同製作者、シーズン2) ラリー・ショー(共同製作者、シーズン3) デヴィッド・グロスマン(共同製作者、シーズン3) |
撮影地 | アメリカ合衆国 カリフォルニア州ロサンゼルス |
撮影体制 | シングルカメラ |
製作 |
Cherry Alley Productions Cherry Productions ABCスタジオ |
放送 | |
放送チャンネル | ABC |
映像形式 | 480i (SDTV) 1080i (HDTV) |
放送期間 | 2004年10月3日 | - 2012年5月13日
米オフィシャルサイト |
本作は、郊外のウィステリア通りに住む“お盛んな”女性たちが巻き起こす波瀾万丈なエピソードの数々を、サスペンス、ミステリー、コメディ、お色気の要素を交えて強烈に描くコメディ・タッチのドラマである。
原題にある「desperate」には「自暴自棄の」「死に物狂いの」「絶望的な」などの意味があり[2]、「housewives」は「housewife(主婦)」の複数形である。
本国アメリカでは視聴者数ランキングの上位に位置していた人気ドラマであり、アルゼンチン、コロンビア、エクアドルではそれぞれリメイク版も存在する。主婦向けのドラマではあるが、男性にも人気が高いドラマである。
シーズン1より、アワード番組の裏でも高視聴率を稼ぎ続けたため、「The Awards Show Killers」の異名を取った[3]。また、本作および『The O.C.』などにインスパイアされて生まれた『The Real Housewives』というリアリティ・シリーズもある[4]。
シーズン1のアメリカでの平均視聴者数は約2370万人[5]で、シーズン1最終話は3000万人以上が視聴[6]。最終シーズン(シーズン8)には平均約1040万人[6]まで下がったものの、2012年5月13日放送の最終回(2時間)では前週より200万人増[7]の約1112万人[8]の視聴者(週間ランキング第14位[9])を獲得し、やや盛り返した。
舞台となるフェアビュー市およびウィステリア通りはどこにでもありそうな名称ではあるが、本作独自の架空の町・通りで、「イーグル・ステート」(鷲州)という架空の州に属している。ちなみに、ウィステリア通りの「ウィステリア(wisteria)」とは藤のことで、花言葉は「恋に酔う、陶酔」など。
クリエイターのマーク・チェリーは本作をABCに売り込む際、「3シーズン分のネタがあります」と豪語したが、実際には2か月で使い果たしてしまったという。それでも、リピート放送によってもたらされる連続ドラマの難を緩和するため、当初予定されていた22話を23話に増やし、総集編スペシャルも放送することになった。
2005年、エミー賞で主演女優3人が同時に候補にあがり、その内リネット役のフェリシティ・ハフマンがシーズン1で受賞している。ゴールデングローブ賞ではスーザン役のテリー・ハッチャーが受賞。また、ゴールデングローブ賞では翌年に4人全員が候補になった(ただし、受賞したのはメアリー=ルイーズ・パーカー。彼女は当初スーザン役に想定されており、この時受賞した『Weeds 〜ママの秘密』は出演を断った番組であった)。
シーズン4は全米脚本家組合ストライキ事件の影響で全17話しか製作されなかった[10]。
以下は、シーズン1からシーズン8の全シーズンにて、2つ以上のエピソードに出演し名前がクレジットされた出演者たちの一覧である。
レギュラーキャスト・準レギュラーキャストについては、各エピソード内でのクレジットに表示された順を基本として並んである。
各キャラクターの詳細については、デスパレートな妻たちの登場人物一覧の項を参照。
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役 名 | 俳 優 | 出演シーズン | |||||||
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | ||
マイク・デルフィーノ | ジェームズ・デントン | ||||||||
レックス・バン・デ・カンプ | スティーブン・カルプ | ||||||||
カルロス・ソリス | リカルド・アントニオ・チャビラ | ||||||||
ポール・ヤング | マーク・モーゼス | ※1 | |||||||
ジュリー・メイヤー | アンドレア・ボーウェン | ||||||||
ジョン・ローランド | ジェシー・メトカーフ | ||||||||
ザック・ヤング | コーディ・カッシュ | ||||||||
トム・スカーボ | ダグ・サヴァント | ※1 | |||||||
カール・メイヤー | リチャード・バージ | ||||||||
オーソン・ホッジ | カイル・マクラクラン | ||||||||
デーブ・ウィリアムズ | ニール・マクドノー | ||||||||
アンドリュー・バン・デ・カンプ | ショーン・パイフロム | ||||||||
アナ・ソリス | マイアラ・ウォルシュ | ||||||||
カレン・マクラスキー | キャスリン・ジューステン | ※2 | |||||||
リー・マクダーモット | ケヴィン・ラーム | ||||||||
ボブ・ハンター | タック・ワトキンス | ||||||||
チャック・バンス | ジョナサン・ケイク | ||||||||
ホワニータ・ソリス | マディソン・デ・ラ・ガーザ | ||||||||
ベン・フォークナー | チャールズ・メジャー | ※3 |
役 名 | 俳 優 | 出演シーズン | |||||||
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | ||
ダニエル・バン・デ・カンプ | ジョイ・ローレン | ||||||||
マシュー・アップルワイト | メッカド・ブルックス | ||||||||
ポーター・スカーボ | シェーン・キンズマン(1~4) →チャーリー・カーヴァー(5~8) |
※4 | ※4 | ※4 | ※4 | ※5 | ※5 | ※5 | |
プレストン・スカーボ | ブレント・キンズマン(1~4) →マックス・カーヴァー(5~8) |
※4 | ※4 | ※4 | ※4 | ※5 | ※5 | ※5 | |
パーカー・スカーボ | ゼーン・ヒュエット(1~4) →ジョシュア・ローガン・ムーア(5~8) |
※5 | |||||||
ジョージ・ウィリアムズ[要曖昧さ回避] | ロジャー・バート | ||||||||
ケイレブ・アップルワイト | ページ・ケネディ→ナショーン・キヤース | ||||||||
オースティン・マカン | ジョシュ・ヘンダーソン | ||||||||
ディラン・メイフェア | リンジー・フォンセカ | ||||||||
ケイラ・スカーボ | レイチェル・G・フォックス | ||||||||
ペニー・スカーボ | ディラン&ジョーダン・クライン(1)→ダリエン&キルスティン・ピンカートン(2~4)→ケンダル・アップルゲイト(5~6)→ダーシー・ローズ・バーンズ(7~8) | ※6 | ※6 | ※6 | ※6 | ||||
ニック・ボーレン | ジェフリー・ノードリング | ||||||||
ダニー・ボーレン | ボー・マーショフ | ||||||||
MJ・デルフィーノ | メイソン・ヴェール・コットン(5~) | ※6 | |||||||
※1:シーズン7においては、ダグ・サヴァント→マーク・モーゼスの順でのクレジット。
※2:シーズン6最終エピソードのみ、準レギュラー(Also Starring)ではなくレギュラー(Starring)での出演。
※3:シーズン8第11エピソードより、準レギュラー(Also Starring)からレギュラー(Starring)へ昇格。
※4:シーズン1〜4においては、ブレント・キンズマン→シェーン・キンズマンの順でのクレジット。
※5:シーズン5第1エピソード・シーズン6最終エピソード・シーズン7第15エピソードのみ、ブレント&シェーン・キンズマンがゲストキャストとして再登場。同様にシーズン6最終エピソードのみ、ゼーン・ヒュエットがゲストキャストとして再登場。
※6:子役のためクレジットなし。
2005年9月25日に発売。タイトルは「Music from and Inspired by Desperate Housewives」。ただし、実際に劇中で使われていた曲が収録されているというわけではない(タイトルもInspiredとある)。ダニー・エルフマンによるテーマ曲は収録されている。曲の合間に、主要キャラクターの語りが収録される構成となっている。
日本版は2006年9月6日に「デスパレートな妻たち ORIGINAL SOUNDTRACK」として発売。日本版のボーナストラックとして、Rinka(梨花)の「XXX(Millions Kisses)」が最後に収録されている。
ゲームロフト シネマにて公式アプリゲームが発売されている。対応機種には限りがある。
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