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福岡県福岡市に所在する食品加工品会社 ウィキペディアから
キューサイ株式会社(英称:Q'sai Co., Ltd.)は、青汁で知られる食品加工品会社。本社は福岡県福岡市中央区薬院に所在する。
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場(以下は過去のデータ) |
本社所在地 |
日本 〒810-8606 福岡県福岡市中央区薬院一丁目1番1号 |
設立 |
2006年(平成18年)9月8日 (創業1965年(昭和40年)10月1日) |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 3290001030576 |
事業内容 | ヘルスケア商品、スキンケア商品等の製造・販売 |
代表者 | 佐伯澄(代表取締役社長) |
資本金 | 3億49百万円 |
売上高 | 254億89百万円(2023年12月期) |
従業員数 | 363名(2023年12月末現在) |
決算期 | 12月末日 |
主要株主 |
Q-Partners 100% (2021年2月1日現在) |
関係する人物 | 長谷川常雄(創業者) |
外部リンク |
www.kyusai.co.jp corporate.kyusai.co.jp |
社名の“キューサイ”は、旧商号の『九州自然野菜組合』を略したもの。
1965年に菓子製造販売会社として創業。後に冷凍食品製造業にも参入した。
国産ケール100%の青汁の通信販売で知られるが、製品化のきっかけは創業者である長谷川常雄が体調を崩し、1978年頃にアブラナ科の野菜であるケールの搾り汁がビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養素を豊富に含むことを知り、摂取したことで健康を回復。その効用を体感したことで、1982年からケールを原材料とする青汁を冷凍食品技術を生かしての製造販売を始めた。当初は独特の苦みもあって売れ行きは芳しくなかったが、「まず〜い、もう一杯!」のテレビCMがきっかけで知名度が広がり、市場に浸透する。原料のケールは、農薬、化学肥料を使用しない島根県益田市の自社グループ農場を始め、全国各地の契約農家で栽培したものを主に使用している[1]。
しかし、話題を呼んだCMから時が経つとともに、愛飲者の高齢化が進み、2017年に就任した社長の神戸聡は、若年層向けの販売施策として6月に流行の発信地である東京・表参道に「キューサイ ケール カフェ表参道」を期間限定で開店し、青汁を使った特別メニューを無料で提供したところ、10日間で延べ約10,000人の集客があった。現在では、蜂蜜入りやフルーツ果汁入りなど、飲みやすさも追及した商品や、海藻由来のアルギン酸塩を主成分とする塩分吸着サプリメント「シオナガス」などラインナップを広げている[1]。
2010年(平成22年)10月1日、コカ・コーラウエスト(現・コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス)が、同社を保有していた投資ファンドから359億22百万円で株式を取得して同社の完全子会社となった[2]。
2021年(令和3年)2月1日、アドバンテッジパートナーズがサービスを提供するファンド(APファンド)・ユーグレナ・東京センチュリーの3社で構成するQ-Partnersがコカ・コーラボトラーズジャパンホールディングスから全株式を取得し、親会社となった[3][4]。
八名信夫が『まずい!もう一杯!』と発するテレビコマーシャルが有名。青汁が全国的に広まる要因の1つとなった[1]。
当初は青汁を飲み干した後「こいつは悪人にも良いぜ」という台詞を言う予定だったが、あまりの不味さに台詞を出せず、八名がキューサイの社長へ「『まずい』と言って良いか?」と尋ねたところ「その代わり何らかのフォローをお願いします。」と言われた事から生まれたものである。
2010年(平成22年)も八名が出演しており、「あのまずいキューサイの青汁が、粉末になって飲みやすくなりました」と宣伝している。
医薬品医療機器等法や厚生労働省の指導[要出典]などにより、『まずい!もう一杯!』の部分に「個人の感想です」と注釈を添えている。
など
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