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ベネズエラの野球選手 (1990 - ) ウィキペディアから
エンダー・デビッド・インシアーテ・モンティエル(Ender David Inciarte Montiel, 1990年10月29日 - )は、ベネズエラのスリア州マラカイボ出身のプロ野球選手(外野手)。左投左打。現在は、フリーエージェント(FA)。
アトランタ・ブレーブス時代 (2019年3月31日) | |
基本情報 | |
---|---|
国籍 | ベネズエラ |
出身地 | スリア州マラカイボ |
生年月日 | 1990年10月29日(34歳) |
身長 体重 |
5' 10" =約177.8 cm 165 lb =約74.8 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 左投左打 |
ポジション | 外野手 |
プロ入り | 2008年 アマチュアFA |
初出場 | 2014年5月2日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
| |
国際大会 | |
代表チーム | ベネズエラ |
WBC | 2017年 |
この表について
|
2008年にアリゾナ・ダイヤモンドバックスと契約。ルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・ダイヤモンドバックス・レッズで62試合に出場し、打率.300・18打点・22盗塁だった。
2009年はパイオニアリーグのルーキー級ミズーラ・オスプレイで66試合に出場し、打率.325・1本塁打・22打点・10盗塁だった。
2010年はA-級ヤキマ・ベアーズとA級サウスベンド・シルバーホークスでプレー。A級サウスベンドでは66試合に出場し、打率.225・1本塁打・20打点・5盗塁だった。
2011年はA級サウスベンドで116試合に出場し、打率.262・1本塁打・25打点・26盗塁だった。
2012年はA級サウスベンドで65試合に出場し、打率.293・1本塁打・30打点・18盗塁だった。6月にA+級バイセイリア・ローハイドへ昇格。62試合に出場し、打率.319・1本塁打・17打点・28盗塁だった。オフの12月に行われたルール・ファイブ・ドラフトでフィラデルフィア・フィリーズから指名され移籍[1]。
2013年4月2日に戦力外となり[2]、4月4日にルール・ファイブ・ドラフトの規定によりダイヤモンドバックスへ復帰。この年はAA級モービル・ベイベアーズで127試合に出場し、打率.281・5本塁打・25打点・43盗塁だった。オフの11月20日にダイヤモンドバックスとメジャー契約を結んだ[3]。
2014年3月3日にダイヤモンドバックスと1年契約に合意し[4]、3月9日にAAA級リノ・エーシズへ配属され、そのまま開幕を迎えた。AAA級リノでは26試合に出場。打率.312・2本塁打・12打点・7盗塁と好成績を残し、4月30日にメジャーへ昇格した[5]。5月2日のサンディエゴ・パドレス戦でメジャーデビュー。8番・中堅で先発起用され、4打数1安打1三振だった[6]。その後は怪我で欠場していた中堅手・A.J.ポロックの代役として出場するも、打率は1割台が続き、ポロック復帰後は守備要員としての起用が増えた。6月1日にポロックが故障者リスト入りすると、中堅の守備を奪取。6月下旬からは1番打者に固定された。9月にはポロックが復帰したため、左翼手へ転向した。この年は118試合に出場し、打率.278・4本塁打・27打点・19盗塁(成功率86.4%、リーグ3位)だった。
2015年は開幕ロースター入りしたが、右翼手のマーク・トランボや、インシアーテと同じメジャー2年目のデビッド・ペラルタとの外野手争いもあり、開幕後は定位置を確保できない日々が続いた。6月16日に右ハムストリングを痛め、15日間の故障者リスト入りし[7]、7月17日に復帰[8]。復帰後は三塁から右翼へ転向したヤズマニー・トマスが活躍していたため、右翼と左翼を兼任していたが、8月下旬から打率3割前後をキープし、9月中旬には右翼の定位置に就いた。この年は132試合に出場して規定打席に到達し、打率.303(リーグ9位)・6本塁打・45打点・21盗塁(成功率67.7%)、1三振あたりの打数が9.0(リーグ5位)だった。
2015年12月9日にシェルビー・ミラー、ゲーブ・スパイアーとのトレードで、ダンズビー・スワンソン、アーロン・ブレアーと共にアトランタ・ブレーブスへ移籍した[9]。
2016年開幕から1番打者で先発出場し、出場した試合の半分以上(76試合)は1番として出場した。前年から打率は少し下げた(.291)ものの、出塁率は.351、3本塁打・29打点・16盗塁(成功率70.0%)・1三振あたりの打数は7.7(リーグ7位)。オフにゴールドグラブ賞(中堅手部門)を初受賞。
2017年開幕前の2月8日に第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のベネズエラ代表に選出された[10]。シーズンでは5月22日のピッツバーグ・パイレーツ戦で自己最多の1試合5安打を記録した[11]。6月6日のフィリーズ戦で通算500安打を達成した[12]。9月26日のメッツ戦で球団史上4人目となるシーズン200本安打を記録した[13]。シーズン終了後、2年連続のゴールドグラブ賞(中堅手部門)を受賞した[14]。
2019年は故障により65試合の出場にとどまった。
2021年8月5日にシンシナティ・レッズとマイナー契約を結んだ[18]。9月7日に自由契約となった[19]。
2021年12月15日にニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約を結んだ[20]。
2022年は傘下のAAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースで開幕を迎えた。メジャーへの昇格がないまま、6月15日に自由契約となった[21]。
2022年6月20日にニューヨーク・メッツとマイナー契約を結んだ[22]。28日にメジャー契約を結びアクティブ・ロースター入りした[23]。7月14日にDFAとなった[24]。
年 度 | 球 団 | 試 合 | 打 席 | 打 数 | 得 点 | 安 打 | 二 塁 打 | 三 塁 打 | 本 塁 打 | 塁 打 | 打 点 | 盗 塁 | 盗 塁 死 | 犠 打 | 犠 飛 | 四 球 | 敬 遠 | 死 球 | 三 振 | 併 殺 打 | 打 率 | 出 塁 率 | 長 打 率 | O P S |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2014 | ARI | 118 | 447 | 418 | 54 | 116 | 18 | 2 | 4 | 150 | 27 | 19 | 3 | 4 | 0 | 25 | 0 | 0 | 53 | 3 | .278 | .318 | .359 | .677 |
2015 | 132 | 561 | 524 | 73 | 159 | 27 | 5 | 6 | 214 | 45 | 21 | 10 | 2 | 5 | 26 | 0 | 4 | 58 | 8 | .303 | .338 | .408 | .747 | |
2016 | ATL | 131 | 578 | 522 | 85 | 152 | 24 | 7 | 3 | 199 | 29 | 16 | 7 | 5 | 2 | 45 | 5 | 4 | 68 | 8 | .291 | .351 | .381 | .732 |
2017 | 157 | 718 | 662 | 93 | 201 | 27 | 5 | 11 | 271 | 57 | 22 | 9 | 3 | 4 | 49 | 3 | 0 | 94 | 8 | .304 | .350 | .409 | .759 | |
2018 | 156 | 660 | 597 | 83 | 158 | 27 | 6 | 10 | 227 | 61 | 28 | 14 | 4 | 4 | 49 | 1 | 6 | 86 | 6 | .265 | .325 | .380 | .705 | |
2019 | 65 | 230 | 199 | 30 | 49 | 11 | 2 | 5 | 79 | 24 | 7 | 1 | 0 | 1 | 26 | 2 | 4 | 41 | 1 | .246 | .343 | .397 | .740 | |
2020 | 46 | 131 | 116 | 17 | 22 | 2 | 1 | 1 | 29 | 10 | 4 | 1 | 1 | 2 | 12 | 0 | 0 | 25 | 0 | .190 | .262 | .250 | .512 | |
2021 | 52 | 89 | 79 | 11 | 17 | 2 | 0 | 2 | 25 | 10 | 1 | 0 | 2 | 1 | 7 | 0 | 0 | 22 | 1 | .215 | .276 | .316 | .592 | |
2022 | NYM | 11 | 8 | 8 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .125 | .125 | .125 | .250 |
MLB:9年 | 868 | 3422 | 3125 | 447 | 875 | 138 | 28 | 42 | 1195 | 263 | 118 | 45 | 21 | 19 | 239 | 11 | 18 | 447 | 35 | .280 | .333 | .382 | .715 |
年 度 | 球 団 | 左翼(LF) | 中堅(CF) | 右翼(RF) | |||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 | 刺 殺 | 補 殺 | 失 策 | 併 殺 | 守 備 率 | 試 合 | 刺 殺 | 補 殺 | 失 策 | 併 殺 | 守 備 率 | 試 合 | 刺 殺 | 補 殺 | 失 策 | 併 殺 | 守 備 率 | ||
2014 | ARI | 37 | 67 | 2 | 2 | 0 | .972 | 76 | 198 | 8 | 2 | 0 | .990 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | .500 |
2015 | 47 | 97 | 4 | 2 | 1 | .981 | 22 | 44 | 2 | 1 | 0 | .979 | 77 | 113 | 4 | 3 | 1 | .975 | |
2016 | ATL | 10 | 19 | 2 | 1 | 0 | .955 | 120 | 332 | 12 | 3 | 4 | .991 | - | |||||
2017 | - | 156 | 410 | 7 | 3 | 0 | .993 | - | |||||||||||
2018 | - | 155 | 380 | 6 | 5 | 3 | .987 | - | |||||||||||
2019 | - | 63 | 143 | 2 | 1 | 0 | .993 | - | |||||||||||
2020 | - | 46 | 70 | 1 | 1 | 0 | .986 | - | |||||||||||
2021 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 37 | 58 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | - | |||||||
2022 | NYM | 6 | 4 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 5 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | |
MLB | 104 | 187 | 8 | 5 | 1 | .975 | 677 | 1635 | 39 | 16 | 8 | .991 | 80 | 119 | 4 | 4 | 1 | .969 |
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