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アメリカのロック・バンド ウィキペディアから
ウィーザー(Weezer)は、アメリカ合衆国出身のオルタナティヴ・ロックバンド。
パワー・ポップブームの火付け役であり、作風は一時期「泣き虫ロック」と評された。全米チャート上位の常連であり、2009年に『グラミー賞』を受賞している。
1988年、リヴァース・クオモが18歳の時、ロックスターを夢見てロサンゼルスに行くが、すぐに挫折。
1992年2月14日、同じ様にロサンゼルスに来たマット・シャープ、パトリック・ウィルソン、ジェイソン・クロッパーとWeezerを結成。1年強、ロサンゼルスで活動する。3月、Weezerの初演奏。Hollywood Boulevard(ハリウッド大通り)にある「Raji's Bar」で、「Dogstar」(キアヌ・リーブスが所属するバンド)のオープニングアクトを務める。ギャラは35ドル。
1993年6月、DGCレコード(当時ゲフィン・レコード傘下)と契約し、ニューヨークへ移り、The Cars(カーズ)のリック・オケイセックをプロデューサーに迎えてレコーディングを行う。
1994年5月10日、1stアルバム『Weezer (Blue Album)』で全米メジャーデビューし[2]、グラミー賞、MTVビデオ・ミュージック・アワーズ賞等を受賞。300万枚を売り上げる。以降、セルフタイトルのアルバムリリースをシリーズ化。
1995年3月、1stアルバム『Weezer』が日本で発売。8月、Microsoft Windows 95発売。『Buddy Holly』のミュージックビデオが付録。
1996年9月24日、2ndアルバム『Pinkerton』がアメリカで発売。アメリカでは当時50万枚しか売れず失敗作扱いであったが、その後再評価される。9月21日、日本でPinkertonが発売される。日本ではヒット。Pinkerton発表後、ピンカートン探偵社からタイトルが原因で訴えられるが、タイトルはオペラ 『蝶々夫人』から拝借したものであるため、探偵社は訴えを取り下げた。
1997年リヴァースはハーバード大学に進学する為、ボストンに移る。ボストンでマイキー・ウェルシュと出会い、意気投合。
1998年リヴァースの心の支え、マット・シャープがThe Rentals(ザ・レンタルズ)の活動に専念する為脱退。マットが抜けた事によりリヴァースが落ち込み、解散状態になる。マットの後任にマイキー・ウェルシュが加入。
2000年2月21日-3月18日、アメリカでツアーを行う。8月6日、サマーソニックに参加。
2001年5月15日、ゲフィンよりセルフタイトル第二弾の3rdアルバム『Weezer (Green Album)』を発表。プロデューサーはリック・オケイセック。6月22日、ワープドツアー(VANS WARPED TOUR)に参加。7月-8月、マイキー・ウェルシュが自主的に精神病院へ入院する。マイキー・ウェルシュ脱退。夏、スコット・シュライナー加入。
2002年5月14日、4thアルバム『Maladoit』を発表。日本では2002年5月11日。8月、サマーソニックに参加。小休止に入る。
2005年5月10日、プロデューサーにリック・ルービンを迎え、5thアルバム『Make Believe』を発表。後にプラチナアルバムに認定される。7月、LOLLAPALOOZA 2005 シカゴツアーに参加。8月、サマーソニックに参加。8月15日、ZEPP東京にて単独ライブを行う。12月、weezer japan tour 2005を開催、来日する。
2006年5月16日、『Beverly Hills』が全米カレッジ・ラジオ局で最多オンエア回数を稼ぎ、「College Song Of The Year」を受賞する。6月8日、リヴァースがハーバード大学を卒業、英文学士号を取得。6月、リヴァースが長年交際していた日本人女性と結婚する。式はカリフォルニア州マリブで行われた。
2007年5月、リヴァースと夫人に娘が生まれる。Miaと命名。リヴァース・クオモがソロ名義でデモトラック集『ALONE』を発表。
2008年6月4日、DGC/インタースコープよりセルフタイトル第三弾の6thアルバム『Weezer (Red Album)』を発表。
2009年7月26日、フジロックフェスティバルの最終日に、ヘッドライナーとして来日した。10月28日、7thアルバム『Raditude』を発表。なお、同アルバムのリリースをもってインタースコープとの契約が満了した。
2010年9月14日、インディー・レーベルのエピタフ・レコードから8thアルバム『Hurley』を発表。11月3日、未発表曲集『デス・トゥ・フォルス・メタル〜レア・トラック貯蔵庫』とセカンドアルバム『ピンカートン』のデラックス・エディションを同時発売。
2014年10月7日、リパブリック・レコードから9thアルバム『Everything Will Be Alright In The End』を発表。プロデューサーはリック・オケイセック。
2016年、アトランティック・レコードに移籍し、セルフタイトル第四弾の10thアルバム『Weezer (White Album)』を発表[3]。
2017年、11thアルバム『Pacific Daydream』を発表[4]。
2018年、シングルリリースしたカバー曲「アフリカ」と「ロザーナ」(ロックバンド『TOTO』の楽曲)が話題となりスマッシュヒットを放つ[5]。
2019年1月、セルフタイトル第五弾のカバーアルバム『Weezer (Teal Album)』および[6]、3月に第六弾の12thアルバム『Weezer (Black Album)』を発表[7]。
2019年8月、サマーソニック20周年記念に出演し、豊洲PITにて単独ライブも行われた。
※2019年3月時点
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