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小田急電鉄が運行する特急電車 ウィキペディアから
はこねは、小田急電鉄・小田急箱根が新宿駅 - 箱根湯本駅間を小田急小田原線・小田急箱根鉄道線経由で運転している特急列車(ロマンスカー)の愛称。
はこね スーパーはこね メトロはこね さがみ | |
---|---|
70000形「GSE」による「はこね」 | |
概要 | |
国 | 日本 |
種類 | 特別急行列車 |
現況 | 運行中 |
地域 | 東京都・神奈川県 |
前身 | 特急「サポート」(さがみ) |
運行開始 |
1950年(はこね) 1966年(さがみ) 1996年(スーパーはこね) 2008年(メトロはこね) |
運行終了 | 2018年3月16日(メトロさがみ) |
後継 | 特急「メトロモーニングウェイ」(メトロさがみ) |
運営者 |
小田急電鉄 小田急箱根 東京地下鉄(東京メトロ) |
路線 | |
起点 |
新宿駅(はこね・スーパーはこね・さがみ) 北千住駅(メトロはこね) |
停車地点数 | 3駅(スーパーはこね) |
終点 |
海老名駅・本厚木駅・秦野駅・小田原駅(さがみ) 箱根湯本駅(はこね・スーパーはこね・メトロはこね) |
営業距離 |
88.6 km(新宿 - 箱根湯本間) 104.4 km(北千住 - 箱根湯本間) |
平均所要時間 | 59分(スーパーはこね、新宿 - 小田原間) |
列車番号 | #列車番号の節を参照 |
使用路線 |
東京メトロ:千代田線 小田急電鉄:小田原線 小田急箱根:鉄道線 |
車内サービス | |
クラス | 普通車 |
座席 | 全車指定席 |
展望 | 展望席:1・7号車(GSE) |
技術 | |
車両 |
30000形電車「EXE」「EXE α」(海老名検車区) 60000形電車「MSE」(同上) 70000形電車「GSE」(同上) |
軌間 | 1,067 mm |
電化 | 直流1,500 V |
最高速度 | 110km/h |
ルート番号 |
OH(下記を除く全区間) C(北千住 - 代々木上原間、メトロはこねのみ) |
備考 | |
一部の列車は新宿・北千住 - 相模大野間で特急「(メトロ)えのしま」と併結。 |
本項では、小田原線を運行する「スーパーはこね」・「さがみ」及び東京地下鉄(東京メトロ)千代田線内に乗り入れる「メトロはこね」についても述べる。
基本的には新宿駅 - 小田原駅・箱根湯本駅間の運行で、小田原線内で完結する列車を「さがみ」、箱根湯本駅まで運行する列車を「はこね」「スーパーはこね」の名称としており、地下鉄線内に乗り入れる列車は「メトロはこね」となる[1]。運行時間は、名称が上り方面のみ「モーニングウェイ」となる朝9時30分以前と、下り方面のみ「ホームウェイ」となる夕方17時以降(いずれも新宿駅発着基準)を除く全時間帯で、他の名称のロマンスカーも含めて概ね1時間に3本運行される。なお、2012年までは年間30日程度「ベイリゾート」が本厚木駅 - 新木場駅間に1往復設定されていて、同列車の運転日は「メトロさがみ」「メトロホームウェイ」がそれぞれ1本ずつ運休となっていた。
なお、「スーパーはこね」以外の列車は、名称が同じでも停車駅は一定でない。1995年までは名称により停車駅が定まっていたが、箱根への観光輸送から小田原線内の地域輸送・通勤輸送へとシフトしたため停車駅の組み合わせが増やされた。但し、停車駅は概ねパターン化されており、2019年3月現在「はこね」は、町田駅・海老名駅または本厚木駅・小田原駅停車が大半である。また「さがみ」は「はこね」の補完的な役割を果たすため、新百合ヶ丘駅・相模大野駅・本厚木駅・秦野駅停車が主である。なお、停車駅同士が近距離の場合、町田駅に停車する列車は相模大野駅を通過、海老名駅に停車する列車は本厚木駅を通過するのが主である(逆・例外もあり)。
会社名 | 東京地下鉄 | 小田急電鉄 | ※ | 備考 | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
路線名 | 千代田線 | 小田原線 | ※ | ||||||||||||||
列車名 / 駅名 |
北千住駅 | 大手町駅 | 霞ケ関駅 | 表参道駅 | 新宿駅 | 成城学園前駅 | 新百合ヶ丘駅 | 町田駅 | 相模大野駅 | 海老名駅 | 本厚木駅 | 伊勢原駅 | 秦野駅 | 小田原駅 | 箱根湯本駅 | ||
スーパー はこね |
= | ● | → | → | → | → | → | → | → | → | ● | ● | 土休日下りのみ | ||||
はこね | ● | ─ | ─ | ● | ─ | ● | ─ | ● | ─ | ● | ● | ||||||
● | ─ | ● | ─ | ◎ | ─ | ● | ─ | ─ | ● | ● | |||||||
● | ─ | ─ | ● | ─ | ● | ● | ─ | 〇 | ● | ● | 平日は秦野駅停車、土休日は秦野駅通過 | ||||||
● | ─ | 〇 | ● | ─ | ● | ─ | 〇 | ● | ● | ● | 平日のみ、新百合ヶ丘駅および伊勢原駅は下りのみ停車 | ||||||
● | ← | ← | ● | ← | ← | ● | ← | ← | ● | ● | 上りのみ | ||||||
さがみ | ● | ─ | ● | ─ | ● | ─ | ● | ─ | ─ | ● | |||||||
● | ─ | 〇 | ● | ─ | ─ | ● | 〇 | 〇 | 〇 | ||||||||
● | ─ | ─ | ● | ─ | ● | ─ | ─ | ─ | 〇 | 上りのみ | |||||||
メトロ はこね |
● | ● | ● | ● | = | ● | ─ | ● | ─ | ─ | ● | ─ | ─ | ● | ● | ||
● | ● | ● | ● | ● | ─ | ─ | △ | ─ | ─ | ─ | ─ | ● | ● | 土休日のみ | |||
列車番号は、百位が途中停車駅のパターン、十位と一位で号数を表している。
百位の法則は以下の通り。起終点駅である新宿、小田原、箱根湯本は除いた。
2008年から2011年まで設定されていた。東京ディズニーリゾート利用者を主なターゲットとした特急であり、小田急線主要駅と東京ディズニーリゾート最寄駅の舞浜駅を有する京葉線との乗換駅である東京メトロ有楽町線新木場駅までを、土曜日など年間30日程度の特定日に、朝(8:04)新木場駅着と、夜(21:00)新木場駅発の1日1往復、60000形「MSE」にて運行した。有楽町線内は豊洲駅にも停車し、臨海副都心地区への利用客にも配慮した形になっている。
ただし、特急列車ではありながら運行速度は決して速いものではなく、特に東京メトロ線内では、千代田線と有楽町線のこの列車が走行する区間中に待避設備がないことから、前を走る電車を追い抜くことができず、加えて多くの途中駅で停車するため、ゆっくりとしたペースで走っていた。
有楽町線ホームドア設置の関連と、ホームドアの技術が発展途上だったことから、2011年10月以降運行を休止し[2][3]、2012年3月17日のダイヤ改正により正式に運転中止となった。
運転日(2009年度の場合)
停車駅
この他、代々木上原と霞ケ関で運転停車が行われる[4][5]。どちらの駅でも乗降はできない。
走行路線(上り:新木場行きの場合)
「」付きの愛称がある車両については、特急専用車両として使用されている、または使用されたものである。
2022年時点での車両運行は以下の通り。
ただし、車両点検等により他形式での運行になる場合もある。展望席付き車両(GSE)については運行車両が公表される[6]。
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