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日本の証券会社 ウィキペディアから
SMBCフレンド証券株式会社(エスエムビーシーフレンドしょうけん、英称:SMBC Friend Securities Co.,Ltd.)は、かつて存在した、三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)傘下の日本の準大手証券会社である。
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 |
大証1部(廃止) 8623 1989年4月 - 2006年8月28日 |
本社所在地 |
日本 〒103-8221 東京都中央区日本橋兜町7番12号 山種ビル |
設立 |
1948年(昭和23年)3月2日 (明光証券株式会社) |
業種 | 証券、商品先物取引業 |
法人番号 | 9010001058697 |
金融機関コード | 9538 |
SWIFTコード | YAMTJPJT |
事業内容 | 投資・金融サービス業 |
代表者 | 代表取締役社長 團野 耕一 |
資本金 |
272億7,000万円 (2016年3月31日現在) |
従業員数 |
1,890人 (2016年3月31日現在) |
決算期 | 毎年3月31日 |
主要株主 | 株式会社三井住友フィナンシャルグループ 100% |
主要子会社 | #関連会社参照 |
関係する人物 | 遠藤修(元社長) |
外部リンク | 閉鎖 |
特記事項:登録番号 関東財務局長(証)第146号 |
旧さくら銀行系のさくらフレンド証券と住友グループ及び松下(現パナソニック)グループの証券会社である明光ナショナル証券が合併して誕生した。三井文庫の賛助会社[1]であると同時に住友グループ広報委員会の会員会社[2]であるが、ただ、三井系企業の多くは業界最大手の野村證券(戦前は野村財閥傘下だったが、戦後独立系となった)や極東証券とも親密で、SMBCフレンド証券は住友色が強い。
映画ファンド(北斗の拳)、高齢化社会関連ファンドなどをつくる等先進的な経営を行っている。
2007年(平成19年)より一任勘定取引であるラップ口座(ファンドラップ)の取り扱いを開始した。また、三井住友銀行との提携も強化し、同行で行われている労働時間管理と生活バランスの見直しが行われることとなった。
これまで、SMFGにおける証券事業は、ホールセール業務は大和証券グループ本社との提携によって生まれた大和証券SMBCが手がけ、リテール(小口)業務も大和証券と競合していたため、同社よりも相対的に零細な個人などを主体として営業する位置づけにとどまっていた。それが「フレンド」を冠する社名にも表れていた。しかし、2008年(平成20年)の金融危機を受けて業績が悪化したシティグループが再建の一環で手放した日興コーディアル証券を三井住友フィナンシャルグループが傘下に収め、SMBC日興証券としたことに伴い大和証券グループとの提携を解消した(大和証券SMBCは大和証券グループ本社が完全子会社化し、大和証券キャピタル・マーケッツに変更)。これによって事業統合などを通じてSMBC日興証券との連携も強化された[3]。
2018年1月、SMFGのグループ再編の一環で、SMBC日興証券に吸収合併された。合併に先立つ2016年10月に、SMBC日興証券はSMFG直接の完全子会社となっている。この合併によってシステム統合や店舗の統廃合などで年100億円規模の経費削減効果も見込んでいると報じられている[4][5]。
→共に2017年吸収合併
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