NHK北九州放送局
福岡県北九州市のNHK放送局 ウィキペディアから
福岡県北九州市のNHK放送局 ウィキペディアから
NHK北九州放送局(エヌエイチケイきたきゅうしゅうほうそうきょく)は、福岡県北部(北九州地方・筑豊地方)[1]を放送対象地域とする日本放送協会(NHK)の地域放送局である。
リバーウォーク北九州。手前の「D」型のビルの中にNHK北九州放送局がある。 | |
放送対象地域 |
福岡県 北九州地方・筑豊地方 |
---|---|
所在地 | 〒803-8555 |
総合テレビ | |
開局日 | 1957年5月29日 |
コールサイン | JOSK-DTV |
親局 | 北九州 40ch (キーID 3) |
Eテレ | |
コールサイン | JOSB-DTV |
親局 | 北九州 42ch (キーID 2) |
ラジオ第1 | |
コールサイン | JOSK |
親局 | 北九州 540kHz |
ラジオ第2 | |
コールサイン | JOSB |
親局 | 北九州 1602kHz |
FM | |
コールサイン | JOSK-FM |
親局 | 85.7MHz |
主な中継局 | |
アナログテレビ 八幡テレビ・FM放送所(八幡東区皿倉山) | |
デジタルテレビ 八幡テレビ・FM放送所(八幡東区皿倉山) | |
ラジオ 響ラジオ放送所(若松区) | |
特記事項: 1963年2月10日に小倉放送局から局名変更 |
1931年(昭和6年)12月に九州の放送局としては3番目に開局した。同じ福岡県内には九州・沖縄地区を統括するNHK福岡放送局(以下、「福岡局」)があり、両局で福岡県内のエリアを分けている[注釈 1]。北九州局の放送エリアとしては正式には北九州地区・筑豊地区の9市18町村を対象としている[2]が、かつて自局の概要説明では「福岡県北部地域はもとより、大分県や山口県にまで及んでいます」としてスピルオーバーによる隣県での視聴を念頭に置いており、視聴対象者人口を約280万人としていた(現在は削除)[3][注釈 2]。
1988年にNHKは放送局網を整理し、主に県庁所在地以外に設置されていた放送局のほとんどを支局または報道室に格下げしている(日本放送協会放送局の一覧を参照)が、北九州局は福岡局に統合されることなく存続し、現在に至る。このため、福岡県は北海道以外では唯一、県域でNHKの放送局が2局ある形になっている。
FMリクエストアワーなどは、同時刻に福岡放送局と同名の別な独自制作番組を放送していた。ただし、一部の地域情報番組やローカルニュース(例えば、総合テレビ早朝とお昼のローカルニュースなど)は福岡局制作のものを受ける形となっており、重大な事件や事故などのニュースが入った場合も福岡局からのニュースに切り替える(北九州局エリアで起きた事件であっても状況により福岡局発のニュースに切り替えることがある)など、県内での報道取材態勢は福岡局が主導する形となっている。
報道取材エリアの分担は業務管轄区域と異なり、筑豊地域西部(特に飯塚市・嘉麻市・桂川町)での事件・事故などのニュースは福岡局が取材・報道、逆に、宗像地域のニュースで場所的に福岡局がすぐ対応できない場合は、北九州局が取材・報道することがある。選挙・相撲関連についても、福岡局が対応することが多い。
室町一丁目地区第一種市街地再開発事業で誕生した複合商業施設「リバーウォーク北九州」に入居する。局の業務エリアとしてはリバーウォークの最も東側、半球状の建物であるNHK棟の4階・5階が該当し、本館4階に接続する入口のほか、専用のエレベーターが設けられている。なお、1階から3階は商業施設と公開空地、上は北九州芸術劇場中劇場となっている。
4Fの一部は視聴者公開スペースとして開放しており、生放送用の設備が整えられている。テレビ用の汎用スタジオもあるが、実質ニュース専用スタジオとなっており、このスペースもスタジオとして位置づけられている。視聴者公募により「リバーサイドスタジオ」(通称「リバスタ」)の愛称がつけられている。
このほか行橋市に行橋支局、飯塚市に飯塚支局(福岡局が委託方式で開設)が置かれており、北九州放送局のエリアのうち前者は京築地方、後者は筑豊地方の報道取材を行っている。
※主要地域の中心となる局のみを掲載。
局名 | デジタル | アナログ (2011年7月24日に運用終了) | 送信所 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
総合 ID:3 [注釈 4] | 教育 ID:2 | 空中線電力 | 総合 | 教育 | 空中線電力 (映像/音声) | ||
(北九州)八幡 | 40ch | 42ch | 1kW[注釈 5] | 6ch | 12ch | 1kW/250W | 皿倉山 |
行橋 | 10W | 49ch | 46ch | 100W/25W | 大坂山 | ||
鞍手 | 1W | 25ch[注釈 6] | 44ch | 10W/2.5W | 六ヶ岳 | ||
(田川)後藤寺 | 36ch | 38ch | 金国山 | ||||
苅田 | 55ch | 58ch | 50ch | 62ch | 向山公園 | ||
(豊前)大河内 | 50ch | 53ch | 58ch | 55ch | 3W/750mW | 大河内南方高地 | |
筑前山田 | 17ch | 13ch | 53ch | 51ch | 10W/2.5W | 熊ヶ畑山 | |
備考 |
|
※中波放送は福岡局ともども中継局が存在しない。このため、京築・筑豊の一部に難聴取地域が存在する[注釈 7]。
※以下のケーブルテレビではテレビが再送信されている。
2024年4月1日以降[9]。
太字はNHKプラスの「ご当地プラス」において見逃し配信を実施している番組。
この節の加筆が望まれています。 |
北九州放送局には「北九さん」と「ハレピョン」と呼ばれるマスコットキャラクターが存在する。
「なんしよ〜ん!?北九州」のキャラクターとして2004年4月に登場した北九さんは、北九州局のマスコットキャラクターとして起用された。「中の人」が3人存在していた。「なんしよ〜ん!?」終了後も2007年9月までデータ放送のトップ画面に登場していたが、翌月からはななみちゃんに置き換えられ、完全に姿を消した。
氏名 | 前任地 | 担当番組 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
アナウンサー | ||||
田中秀喜* | 福岡 | アナウンスグループ統括 ニュースブリッジ北九州 ニュース845北九州 | ||
富田典保* | 大分 | ニュースブリッジ北九州 ニュース845北九州 | ||
神戸和貴 | 名古屋 | ニュース845北九州 スポーツ中継 | ||
契約キャスター | ||||
梅田真奈 | ニュースブリッジ北九州 | 山口県下関市出身 | ||
緒方直加 | 大分 (契約キャスター) | 北九州市出身 | ||
江崎裕子 | ラジオニュース | |||
気象予報士 | ||||
池田康貴 | ニュースブリッジ北九州 | 小郡市出身 ウェザーマップ所属 |
北九州放送局では現在地に移転以降、「リバスタ」を活用したイベントを定期的に行っている。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.