HAWKS BASEBALL PARK

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HAWKS BASEBALL PARK(ホークス・ベースボール・パーク)は、FOXスポーツ&エンターテイメントを中心に放送されていた日本プロ野球(NPB)公式戦中継・情報番組。放送上のタイトルには、上記の名称の前に西暦年を示す数字を付け加えていた。

概要 ジャンル, 出演者 ...
HAWKS BASEBALL PARK
ジャンル スポーツ番組
出演者 本文参照
オープニング 「Fox Sports Football Theme」
エンディング (同上)
製作
制作 FOXインターナショナル・チャンネルズ → FOXネットワークス
放送
放送国・地域 日本
BASEBALL CENTER〜プロ野球プレゲームショー 
放送期間2013年3月29日 - 2014年
放送時間金・土・日曜日の中継予定試合開始30分前 - 4分前(ロッテ戦ナイトゲームは45分前 - 15分前)
BASEBALL CENTER〜プロ野球中継
放送期間2013年3月29日 - 2015年10月16日
放送時間中継予定試合開始4分前(ロッテ戦ナイトゲームは15分前) - 中継終了
BASEBALL CENTER〜プロ野球ポストゲームショー
放送期間2013年3月29日 - 2014年
放送時間金・土・日曜の「BASEBALL CENTER プロ野球中継」終了後1時間
※(再)翌朝7時-8時他随時
BASEBALL CENTER〜プロ野球ウィークリー 
放送期間2013年4月1日 - 2014年
放送時間月曜22:00 - 23:00
※(再)火曜7:00 - 8:00
HAWKS BASEBALL PARK(一軍公式戦) 
放送期間2016年3月29日 - 2019年
放送時間原則中継予定試合開始15分前 - 中継終了
HAWKS BASEBALL PARK(二軍公式戦) 
放送期間2016年3月19日 - 2019年
放送時間原則中継予定試合開始5分前 - 中継終了

特記事項:
プレゲームショー、ポストゲームショーは2013年度は開催日毎日放送していたが、2014年は金・土・日曜日・祝日、並びに交流戦の当該3球団主管試合開催日限定となった。
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本稿では、2013年 - 2019年のNPBシーズン中に放送されていたプロ野球中継・情報番組、BASEBALL CENTER(ベースボール・センター)についても触れる。

概要

要約
視点

福岡ソフトバンクホークス一軍の(日本シリーズを除く)主催全試合を中心に、2019年のパシフィック・リーグクライマックスシリーズまで完全生放送を実施していた。

BASEBALL CENTER時代の2014年までは、他球団の一軍主催試合も中継していた(後述)。2015年からホークス主催試合の中継に特化。2016年以降は、二軍におけるウエスタン・リーグの主催全試合も中継していた。

番組タイトルの変遷

  • 2013年 - 2015年 : BASEBALL CENTER
  • 2016年 - 2019年: (西暦)HAWKS BASEBALL PARK

2015年からの放送体制

番組制作をしていたFOX SPORTS ジャパンは、2014年12月16日の発表をもってビーエスFOX(FOXスポーツ&エンターテイメント)への番組配信提供を終了するとともに、FOXインターナショナル・チャンネルズ(現・FOXネットワークス)が単独でビーエスFOXへの番組配信提供を行うことになったこと[1] や、オリックス主管試合が再びJ SPORTS[2][3]、更にロッテはTBSニュースバード(現・TBS NEWS)[4][5] に放送権がそれぞれ委譲になったことにより、2015年からはソフトバンク主管試合一本に絞って放送していた。

2016年からは、中継のタイトルを『20xx(西暦)HAWKS BASEBALL PARK』に変更したうえで、一・二軍とも全主催試合[6] を完全中継。原則として生放送であるが、二軍主催試合については1軍とは異なり、試合時間が重複する一部試合については当日のニアライブ撮って出し録画中継となる。また2015年度は休止したプレゲーム番組を「ホークスTODAY[7]」(J:COM 九州との共同制作[8])として復活し、原則として1軍主管試合の試合開始30分前から15分前まで、当日の試合直前の見所情報を解説者が伝えるか、スタメン発表、二軍戦のハイライト、試合会場で行われるイベントや球団からのお知らせなどを当日のベンチレポーターや球団の若手運営スタッフ・チアダンスチーム「ハニーズ」のメンバーが日替わりで担当するコーナーなどで構成していた。

しかし、ビーエスFOXは2019年11月14日に、2020年3月31日24時00分をもってFOXスポーツ&エンターテイメントの放送を終了することを発表した。なお、FOXスポーツ&エンターテイメントにおける福岡ソフトバンクホークス関連番組の制作や放映も、2020年1月31日で終了[9][10]。同年2月1日以降は、ホークスの春季キャンプ、主催オープン戦、一・二軍主催公式戦[6]放映権スカパーJSATスポーツライブ+)が引き継ぐ[11][12]

2014年までの放送体制

試合中継自体は2012年までと同様に球団製作中継映像を使用し、制作会社やキャスティングなどもおおむね引き継ぐ(2012年シーズンはロッテ戦・オリックス戦はJ SPORTS、ソフトバンク戦は日テレプラスで放送)。そのため一軍戦中継では、FOX SPORTS ジャパンは製作著作の権利は所持していない。ただし中継テロップは3球団共通で、アメリカFOX SPORTSのMLB中継「MLB on FOX」のテロップデザインを日本向けにアレンジしたものを採用している(他媒体に配信する球団製作中継映像にも使用されている)。

金・土・日曜日と祝日に行われる試合・並びに交流戦主催全試合で[13]FOXスポーツ&エンターテイメントで中継される場合は実質的なコンプレックスの体裁を取っており、

  • スタジオと当日中継する試合球場を結んで放送する、試合開始前の直前情報番組「プロ野球プレゲームショー
  • 中継本編
  • 最新技術を生かした解説を交えて、その日行われた全試合の結果を伝える、試合終了後のハイライト「プロ野球ポストゲームショー

の3部構成となる。この体裁はアメリカ・FOX SPORTSが行うNFL中継「NFL on FOX」のフォーマットをモデルとして、これをプロ野球用にアレンジしたものである。2013年度はこのフォーマットに沿って毎週月曜には「プロ野球ウィークリー」、その他随時「バーニングトピックス」が放送された。

FOXなど、FOXスポーツ&エンターテイメント以外で中継する場合は「FOX SPORTSプロ野球」という題名で放送される。2013年はその場合、FOX bs238(後のFOXスポーツ&エンターテイメント)で試合の模様を1時間〜1時間半程度にまとめたダイジェスト「プロ野球ハイライト」が放送された。プロ野球ハイライトは、中継に準じた放送であるためスタジオパートはなかった。2014年はセ・パ交流戦後から、FOX系のほかのチャンネルで放送された試合から1試合をFOXスポーツ&エンターテイメントで放送日付上の当日深夜に当たる翌日0時からのディレイ放送(最大4:30まで。試合が長引いた場合部分的に編集する場合有り)を行う試合もあった。

なお、中継翌朝の「ポストゲームショー」再放送でティッカー表示される他球場のスコアテロップは、初回放送時(中継の試合終了後)のテロップを流用していた。このため、既に終了した試合でも、初回放送時点での途中経過がそのまま流れていた。

また、試合映像は原則としてパ・リーグの試合のみが配信され、セ・リーグはごく一部を除き結果の字幕だけであった[14]

シーズンオフ

シーズンオフ期間中は2013・14年度は放送対象チームの主管試合の中から、解説者(アナリスト)が厳選したベストゲームの再放送を実施していた。

2015年度はレギュラーシーズン、クライマックスシリーズ公式戦のうち、ホークスが主管した試合の勝利ゲームを全試合、ノーカット再放送する「ホーム勝利試合全戦放送」[15]、2016年度は特定の選手の活躍試合を特集した再放送や、「ホークス史伝」(福岡移転後の過去の試合中継のアーカイブ映像から特に印象に残った試合を特定のテーマに沿って放送する番組)の放送を実施していた。

雨天中止時などの予備番組

さらにレギュラーシーズン中でも、ホークスがビジターに出ているか、あるいはホームゲームでも屋外球場[16] が中止となった場合などを中心に直近のホームゲームの再放送を行ったり、前述のオフ企画だったアーカイブ放送「ホークス史伝」を実施していた。

放送試合数

要約
視点

NHK BS1及び民放キー局系BSで生放送される試合やBリーグなど他のスポーツ中継が組まれている場合は原則としてFOXスポーツ&エンターテイメントでは生中継されず、FOXムービー(プレミアム)スカパー!プレミアムサービス、及びケーブルテレビ局)、またはスカチャンスカパー!=110度BS・CS)で生中継する[17]。当該試合については、FOXスポーツ&エンターテイメントにて「MIDNIGHT GAME」と題して、番組表上で当日深夜に当たる翌日未明に撮って出しニアライブ)での録画中継を実施する。以下の統計は、レギュラーシーズン期間中の生中継を行う試合数を掲載している。

2015年度以後

さらに見る チャンネル名/年度, 2015年度 ...
チャンネル名/年度2015年度2016年度2017年度
FOXスポーツ&エンターテイメント 60[18] 65[19] 63
FOXムービー(プレミアム)
スカチャン(2016-)[20]
12 8 9
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過去

さらに見る チャンネル名, ロッテ ...
チャンネル名ロッテソフトバンクオリックス
FOXスポーツ&エンターテイメント 35605[21]
FOX 2450
FOXムービー プレミアム 13772
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さらに見る チャンネル名, ロッテ ...
チャンネル名ロッテソフトバンクオリックス特記
FOX bs238 336034
FOX 18419
FOXムービー プレミアム 21819CATV局IPTVのみ配信
スカチャン 19816スカパー!(旧・スカパー!e2)・
スカパー!プレミアムサービスに配信
J SPORTS 2 101
フジテレビONE スポーツ・バラエティ 102
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解説者・アナウンサー

ソフトバンク球団製作部分

解説者

ゲスト解説者

  • 上原浩治 ※2020年11月14日放送のクライマックスシリーズ第1戦に初登場。

アナウンサー・リポーター

過去の解説者・アナウンサー

要約
視点

FOX SPORTS製作部分

FOX SPORTSでは専属の解説者(放送では「アナリスト」と呼称)・アナウンサーを設けている。なお試合パートは球団制作中継を使用するため、試合前後のFOX SPORTS製作パート(プレゲームショー、ポストゲームショー)のみの出演者である[23]

通常、FOX SPORTSが製作するパートでは、金曜は義田、土曜は石黒、日曜は近藤[24] が総合司会を務め、その他に解説者が日替わりで2名ずつ進行補佐を担当するというパターンをとっている。司会と解説者の掛け合いは試合の戦評・技術論から居酒屋中継的要素に至るまで幅広いものとなっている。

MC

解説者

フィールドアナウンサー

  • 生馬アイザック(ロッテ担当 ロッテ球団製作中継のリポーター兼)
  • 岡村真由(ソフトバンク担当 2014年)
  • 大前一樹(オリックス担当 オリックス球団製作中継の実況・リポーター兼)

アナウンサー

球団製作部分

解説者

ソフトバンク戦
ロッテ戦
オリックス戦

アナウンサー・リポーター

ソフトバンク戦
ロッテ戦
オリックス戦

テーマ曲

FOX SPORTS製作部分

  • 「Fox Sports Football Theme」(「NFL on FOX」のテーマ曲)

球団製作部分

ロッテ戦(-2014年)
ソフトバンク戦
オリックス戦(-2014年)
  • 「Fox Sports Football Theme」
ソフトバンク戦でも、CM前のジングルでは「Fox Sports Football Theme」を使用している。

出典・脚注

外部リンク

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