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2020年のスーパーフォーミュラ
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2020年のスーパーフォーミュラは、2020年8月29日 - 30日にツインリンクもてぎで開幕し、同年12月19日 - 20日に富士スピードウェイで閉幕したスーパーフォーミュラの全7戦のシリーズ。
2020年のスーパーフォーミュラ | |||
前年: | 2019 | 翌年: | 2021 |
前年からの主な変更点
要約
視点
レース日程
- 7月下旬から8月上旬までの間に行われる2020年東京オリンピックの際に、富士スピードウェイは自転車競技の会場として使われるため、昨年7月に第4戦として行われていた富士は4月に移動、開幕戦として開催される事になり、従来開幕戦として行われていた鈴鹿サーキットが4月下旬に移動し、第2戦として行われる事になった[1]。
- その後、第2戦・鈴鹿とFIA 世界耐久選手権(WEC)スパ・フランコルシャンの日程がバッティングしたため鈴鹿が4月上旬に再び移動、従来と同じ開幕戦に変更となった[2]。
- 最終戦の鈴鹿はWEC富士の日程とバッティングしたため、11月開催に変更された[3]。
- 新型コロナウイルス感染症の流行のため開幕戦が延期され、11月14日(土)に最終戦との2レース制に変更された[4]。さらに第2戦・富士[5]、第3戦・オートポリス[6]、第4戦・スポーツランドSUGO[7]も同様の理由により延期された。
- その結果、8月の第5戦・もてぎと9月の第6戦・岡山がそれぞれ開幕戦と第2戦となり、延期されていた各レースが11月から12月の間に再設定された[8]。
レースフォーマット
選手権の統一規則が変更され、以下の項目が変更される[9]。
- 予選および決勝で与えられる得点が、以下のように変更。なお、予選におけるポイントはドライバー部門にのみ与えられる。
- レースで使用できるドライタイヤが1スペックのみとなった。またタイヤ保管時の加熱が厳格に禁止され、空気圧の管理も行われる。
- アクシデント発生時に、通常の黄旗のほか、フルコースイエロー(FCY)の導入が予定されている。
- 新型コロナウイルス感染拡大の影響によりフォーマットの一部が変更。
- 日本への入国制限に加え、FIA 世界耐久選手権(WEC)やル・マン24時間レース等の海外レースとの兼ね合いにより全ての大会への参戦が困難なドライバーが複数現れたため、急遽今シーズンに限り有効ポイント制が導入されることになり、上位5戦のポイントでシリーズランキングが競われる[10]。
- 感染リスクを極力排除するためシーズンを通して予選・決勝を日曜日に行うワンデー開催とする[11]。
- 第1戦はレース距離を大幅に短縮、決勝中の給油を禁止しタイヤ交換義務を撤廃[12]。
- 第2戦からフォーマットを徐々に戻す意向が採られ、レース距離が第1戦より増え、タイヤ交換義務(10周目以降)が復活。また、オーバーテイクシステムの点灯タイミングに8秒間のタイムラグを発生させることになった[13]。
- 11月12日付けでタイヤと公式予選の方法について統一規則を改正。いずれも11月下旬から12月の低気温・低路面温度でのレース開催になることが予想されるため、安全性を考慮した結果の措置[14]。
- 第4戦以降、公式予選Q2、Q3が7分間から10分間に延長される。
- 決勝レースのスタート前のフォーメーションラップが2周になる。
- タイヤウォーマー等『タイヤに対する走行前の意図的な加熱は一切禁止』されていたが、第5戦以降一部認められる。
- 第6戦のみオーバーテイクシステムの使用可能時間が拡大され、トータル200秒(従来は100秒)となる[15]。
エントラント
- 2014年途中から2016年まで参戦していたドラゴ・コルセが、全日本F3でコラボしていたスリーボンドと共にシリーズに復帰[16]。1台体制の参戦で、スーパーフォーミュラ初の女性ドライバーとなるタチアナ・カルデロンを起用(日本のトップフォーミュラでは1997年のサーラ・カバナ以来)[17]。
- KONDO RACINGは、国本雄資に代えて前年の全日本F3チャンピオンであるサッシャ・フェネストラズを起用[18]。
- KCMGは、小林可夢偉が残留し、新たに国本雄資が加入し2台体制に移行[18]。
- B-MAX RACINGは、2018年にチームルマンから参戦予定だったピエトロ・フィッティパルディ[19]とシャルル・ミレッシを起用[17]としていたが、2020年3月23日にフィッティパルディに代えてFIA F2選手権に参戦していたセルジオ・セッテ・カマラを起用し、チーム名を「Buzz Racing Team with B-MAX」に変更する事を発表[20]。
- チームルマンは、国内トップフォーミュラに長年参戦してきたがトヨタの体制発表にその名はなく[18]、2020年3月6日に新たな形でレース活動を継続すると発表。今シーズンはKCMGのサポートを行う[21]。
- ROOKIE Racingが1台体制でドライバーに大嶋和也を起用し新規参戦[18]。チーム運営はインギングが行うことから、実質的にインギングの3台目に位置付けられる[22]。
- ナカジマレーシングは、インディカーに参戦するアレックス・パロウに代わって大湯都史樹を起用[17]。
- チーム無限は、野尻智紀のチームメイトに前年の最終戦にスポット参戦したエストニア人ドライバーのユーリ・ビップスを起用[23][24]。
- リアルレーシングは、ホンダの体制発表で参戦がアナウンスされていたが[17]、2020年2月27日に今シーズンの参戦休止を発表[25]。
- トムスは、トヨタの体制発表会で中嶋一貴の継続起用を発表したがチームメイトは未定としていた[18]。2020年2月28日にニック・キャシディを去年に引き続き起用すると発表[26]。
- 新型コロナウイルスの感染拡大防止対策によるドライバー変更は以下の通り。
- チーム無限はユーリ・ビップスが渡航制限で来日できず、第3戦まで笹原右京を代役に起用[27][28][29]。第4戦よりビップスの参戦が予定されていたが、第4戦から最終戦(第7戦)も笹原を継続起用することとなった[30]。
- B-MAX RACINGはセルジオ・セッテ・カマラとシャルル・ミレッシが共に渡航制限で来日できず、第1戦は名取鉄平[31]、第2戦は高星明誠[32]を代役で起用し1台体制で参戦。第3戦はセッテ・カマラが来日し1台体制で参戦[33]、第4戦からはミレッシが来日したが、このラウンド以降はセッテ・カマラが欠場し、後任に松下信治をスポットドライバーとして迎えての2台体制となった[34][35]。
- ル・マン24時間レースに参戦したドライバーが日本入国後の自主隔離期間を確保するため、ドラゴ・コルセのタチアナ・カルデロンは塚越広大[36]、KCMGの小林可夢偉は中山雄一[37]、KONDO RACINGの山下健太は阪口晴南[38]、トムスの中嶋一貴は宮田莉朋[38]が代役として第2戦に参戦。なお、第3戦のカルデロンはヨーロピアン・ル・マン・シリーズに、第4戦の小林・中嶋はFIA 世界耐久選手権に参戦したため、それぞれ第2戦と同じドライバーが代役を務めた[39][34]。
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エントリーリスト
要約
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スケジュール及び勝者
延期に伴う変更後のスケジュールは以下の通り[4][5][6][7]。
(参考)当初の開催スケジュール
シリーズポイントランキング
要約
視点
- ポイントシステム
- 上位5戦での有効ポイント制
ドライバー部門
ルーキー・オブ・ザ・イヤー
チーム部門
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脚注
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