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飯田グループホールディングス

日本の東京都武蔵野市にある持株会社 ウィキペディアから

飯田グループホールディングス
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飯田グループホールディングス株式会社(いいだグループホールディングス、英語: Iida Group Holdings Co., Ltd.)は、不動産会社を統括する日本の持株会社JPX日経インデックス400の構成銘柄の一つ[1]

概要 種類, 機関設計 ...
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飯田グループHD別館。グループ会社数社も入居する。
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概要

2013年11月1日、一建設(旧飯田建設工業)、飯田産業東栄住宅タクトホームアーネストワン(旧伏見建設工業)、アイディホームの6社により発足した[2]。経営統合前は飯田産業、東栄住宅、タクトホーム・アーネストワンは東証第一部に、一建設とアイディホームはジャスダックにそれぞれ上場していた。

2025年4月現在、飯田グループ全体で戸建て分譲住宅の国内シェアの3割を占め、業界最大手となっている[3]

沿革

要約
視点

参照:[4][5]

経営統合前

  • 1967年2月 - 総合建築請負業を目的に、飯田建設工業(現:一建設)を設立。
  • 1975年7月 - 飯田建設工業が不動産分譲事業に進出。
  • 1976年12月 - 飯田建設工業が東栄住宅(1951年設立)を買収。
  • 1977年7月 - 飯田建設工業の不動産分譲事業を、飯田産業として分社化。
  • 1981年5月 - 飯田建設工業が総合建築請負業の一部を、伏見建設工業(後の伏見建設、現:アーネストワン)として分社化。
  • 1985年10月 - 飯田産業が、タクトホーム(1984年設立)を買収。
  • 1986年5月 - 飯田建設工業がタクトホームの株式を取得。
  • 1994年1月 - 飯田建設工業と飯田産業がタクトホームの株式を売却。
  • 1995年7月 - 飯田建設工業が伏見建設の株式を売却(マンション事業より撤退)。
  • 1995年9月 - 飯田建設工業が戸建住宅関連事業の子会社として、アイディホームを設立。
  • 1995年12月 - 飯田建設工業が東栄住宅と、飯田産業の株式をそれぞれ売却。
  • 1999年9月 - 東栄住宅が株式を店頭公開(2002年1月に東証第一部指定)。
  • 2000年2月 - 飯田産業が株式を店頭公開(2002年4月に東証第一部指定)。
  • 2002年2月 - アーネストワンがジャスダック市場へ上場(2005年3月に東証第一部指定)。
  • 2003年8月 - タクトホームがジャスダック市場へ上場(2004年11月に東証第一部指定)。
  • 2009年12月 - 一建設がジャスダック市場へ上場。
  • 2011年3月 - アイディホームがジャスダック市場へ上場。

経営統合後

  • 2013年11月1日 - 一建設、飯田産業、東栄住宅、タクトホーム、アーネストワン、アイディホームの共同株式移転により飯田グループホールディングス株式会社を設立[6]。飯田グループHDが東証第一部市場に上場。
  • 2014年5月22日 - グループ会社向けに住宅資材を供給しているファーストウッドの株式88.79%を追加取得[7]
  • 2014年9月 - ロシア法人として、ファーストウッド・プリモリエ(現:Iida Group RUS LLC)を設立。
  • 2016年1月 - 米国法人として、Iida Group Holdings, Inc.を設立[8]
  • 2016年3月 - 新宿区西新宿2丁目の新宿住友ビルディングに本社移転[9]
  • 2016年7月 - インドネシア法人として、PT. Iida Group Holdingsを設立。
  • 2016年7月29日 - 大手総合商社伊藤忠商事より、複層ガラスメーカーのIGウインドウズ(旧伊藤忠ウインドウズ)の株式85.0%を取得[10]
  • 2016年12月26日 - 連結子会社の飯田産業が、木造住宅ユニバーサルホームの全株式を取得[11]
  • 2018年4月 - 連結子会社の飯田産業より、ホームトレードセンター(旧飯田ホームトレードセンター)の全株式を取得。
  • 2019年6月 - 武蔵野市西久保1丁目に本社移転[12]
  • 2019年10月 - 住宅機器メーカーのファーストプラスを買収。
  • 2021年1月26日 - 内装建材メーカーのオリエントの全株式を取得[13]
  • 2022年1月 - ロシア最大手の木材企業のRussia Forest Products (BVI) Ltd.の持分75.0%を取得[14][15]
  • 2022年4月 - 東証の市場区分見直しに伴い、プライム市場に移行。
  • 2023年5月30日 - 不動産私募ファンドの運営子会社として、合同会社Haleを設立[16]
  • 2023年10月31日 - 連結子会社のタクトホームが、戸建て向けリフォームなどを手掛けるファーストライフの全株式を取得[17]
  • 2025年4月7日 - 同年4月下旬をメドに、米国の住宅会社のPatrick Malloy Companies, LLC(PMO)を買収すると発表[注釈 1][18]
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主なグループ会社

広告活動

  • 歌舞伎役者の十三代目市川團十郎白猿を起用[注釈 2]した企業広告を展開しており、2015年に放映された「東京ドーム120個分」のCMなどで知られる。
  • また、2017年からは「すまいーだ」のCMも放映されており、こちらは歌手の華原朋美がCMソングを歌っている。
  • なお、CMは関東地区で主に放映されているほか、飯田グループHDの公式HPからも視聴できる。
  • テレビでは『嗚呼!!みんなの動物園』(日本テレビ系列[注釈 3][注釈 4]などの番組のスポンサーについている。       
  • ラジオでは、JFN系列(JFNC)にて、2017年4月~2018年3月の期間で平日13時と14時の時報CMを放送していた。華原朋美が時報ナレーションを担当していた。

不祥事

景品表示法違反

根拠がないのに「注文住宅会社No.1」などと宣伝したことが景品表示法違反(優良誤認)に当たるとして、消費者庁は2024年2月29日付で飯田グループホールディングスとグループ4社に再発防止を求める措置命令を出した[19][20]。グループ4社は、住宅情報館、一建設、飯田産業、アーネストワン[21][22]。発表によると、5社は2022年2月から2023年9月、自社サイトやチラシなどに「皆様に選ばれて3冠達成 注文住宅会社No.1」「顧客満足度No.1」などと記載した[21][23]。しかし住宅購入者らへの調査ではなく、調査会社に登録したアンケート用会員などが回答していた[23][24][25]

関連項目

脚注

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外部リンク

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