Loading AI tools
関東鉄道の営業所 ウィキペディアから
関東鉄道つくば北営業所(かんとうてつどうつくばきたえいぎょうしょ)は、茨城県つくば市沼田283に所在する関東鉄道の路線バス営業所である。筑波山口を併設している。
「筑波営業所」として開業、後に改称し「つくば北営業所」となる。一時期「つくば中央営業所つくば北車庫」に格下げされていた。
営業所の事務所は、筑波鉄道筑波線の廃止に伴い廃駅となった旧筑波駅の駅舎を改装したものである。車庫自体は少し離れた場所にあるが、発着系統の減少によりスペースに余裕が出来たことから一部をバスの停泊施設として使用しており、給油設備も設置されている。
の3路線[1]を担当(共同運行を含む)している。
を担当している[2]。つくバスについてはつくバス#運転系統を参照。
1987年に廃止された筑波鉄道筑波線の土浦駅 - 筑波駅間にほぼ沿う。区間便の土浦駅 - 高岡発着便[3]は主に土浦営業所の管轄となっている。
筑波駅はかつて鉄道による筑波山アクセスの玄関口であり、旧筑波線の廃止以降は当バス路線がその代替手段となっていたが、2005年に東京都千代田区の秋葉原駅とつくば駅を結ぶつくばエクスプレスが開業し、つくば駅(つくばセンター)と筑波山方面を結ぶシャトルバスの運行が開始されたため観光路線としての役割は薄まった。2021年11月1日より、平日の土浦駅 - 筑波山口間2往復と、土休日の土浦駅 - 筑波山口間3往復および土浦駅 - 高岡間1往復は「つくば霞ヶ浦りんりんサイクルバス」として運用される[4][5][6]。
下妻車庫との共同運行路線。朝の土浦駅始発から1往復を担当している。筑波山南麓を東西に横切る路線で、筑波山口バスターミナルを経由しない。北条三差路バス停から土浦駅までの区間で土浦駅 - 筑波山口線と重複する。
筑波山中腹へ向かう観光客に特化した直通路線である。停留所は上4か所のみだが、筑波山梅まつりの時期(おおむね2月-3月)のみ、筑波梅林近くの「梅林入口」停留所に停車する(つくばセンター行きの便の乗車のみ可能[7])。
2005年8月のつくばエクスプレス(以下、「TX」とする)開業当初は、TX線上の各駅から筑波山中腹に直通する定期バスを設けなかったが、TXを利用して筑波山を訪れようとする観光客が予想を大きく上回ったため、会員制の貸切バスとして運行を開始し、その後定期化した新しい路線である。現在[いつ?]はTXと合わせて利用できる乗車券が発売されるなど、観光地である筑波山への主要なアクセス手段として年間を通し利用客が多い。特に筑波山梅まつり(おおむね2月-3月)の時期や筑波山もみじ祭り(おおむね11月)の時期に多く、各営業所から応援を呼び増車対応をしている。
2011年の筑波山口 - つつじヶ丘線廃止(後述)と同時に沼田停留所にも停車を開始。沼田停留所と筑波山口バスターミナルとの間(約200メートル)を徒歩で移動することにより、相互の発着便間で乗り換えが可能である。また同時に筑波山神社入口 - つつじヶ丘間のみの乗車が出来ない規則(いわゆるクローズドドアシステム)を撤廃し、全停留所相互間での利用が可能となった。
以前は下館・真壁・岩瀬・下妻方面のローカル線も多数有した。以下は主要な廃止路線のみ。
筑波鉄道筑波線の廃止後、土浦駅 - つつじヶ丘間で筑波山直行臨時バスが運行されていた時期があったが、「筑波山シャトルバス」運行開始後は運行されていない。また、つつじヶ丘発土浦駅行の1日1便のみの直通定期便が運行されていた時期もあったがこちらも廃止されている。
2005年8月23日までは筑波高校前・北部工業団地入口経由で運行されていたが、2005年のつくばエクスプレス開業と同時に小田経由に経路変更。その後筑波山シャトル開業や、2006年4月のつくバス運行開始を境に乗客が減り、2007年10月1日のつくバス時刻改定と同時に廃止された。つくばエクスプレス開業後の一時期は、現・筑波山口の当時の停留所名であった「筑波山」の方向幕を掲げていて、観光客にも多く利用された。
関鉄パープルバスが下妻駅 - つくばセンター間の路線を開業させるまでは、つくばセンターと高エネルギー加速器研究機構や作岡地区(作谷)方面の移動にも本路線の筑波愛児園停留所(現・廃止)が利用されていた。筑波大学構内を走行し、同構内に停留所がある路線の一つでもあった。
旧筑波線廃止に伴い、同線岩瀬駅 - 筑波駅間に沿うルートで運行されていた路線。
路線バス運行開始当時は、かつての鉄道線に沿うように岩瀬駅南側に設置された「岩瀬駅」停留所が発着地点であったが、1990年代前半に経路を変更、岩瀬駅停留所は市街地側である駅北側道路上に移設され(当時、現在[いつ?]の駅前広場は未整備)、終点も市街地内の岩瀬中央公民館となった。岩瀬中央公民館行きのバスの方向幕には「岩瀬駅」の文字が大書きにされ、下部に「(中央公民館)」が小さく付記されていた。なお末期は土曜日・休日全便運休であった。
2008年4月1日に岩瀬中央公民館 - 真壁駅間の路線廃止(最終運行は前日)。その後、真壁駅 - 筑波山口の路線も前述のように2011年に廃止された。この他に関鉄グリーンバスが2005年より1年半ほどつくばセンターと真壁駅・岩瀬駅を直通する岩瀬・真壁急行バスを運行していた時期があったものの廃止され、旧筑波線の北部は2011年から2016年までの5年間(岩瀬は2017年までの6年間)路線交通が途切れた状態であった。沿線の桜川市ではデマンドタクシーを筑波山口バスターミナルにて発着可能とし、同市内住民限定(事前登録制)の代替交通とした。2016年には桜川市・つくば市間広域連携バスを開始し、路線交通を回復させている。
かつては土浦駅 - 筑波山口のバスの一部便が、筑波山口 - 真壁駅間にも乗り入れていた。2011年3月31日限りで運行終了。廃止時点で筑波山口 - 真壁駅間は朝夕の1日2.5往復のみとなっていた。
筑波山口 - 筑波山神社前の路線に乗り継ぐ事を想定しており、東京駅で配布していた時刻表にも筑波山神社前系統の時刻が併記されていた。
いすゞ車が多く在籍する。以前乗り入れていた筑波神社前バス停(現在[いつ?]は廃止)付近が狭隘であり、バス停が土産物店・食堂「はつね」に造られた狭いガレージ内にあり、入れる車両が限られていたため、中型車の比率が高かったが、2001年に関鉄パープルバスへの一部路線移管や路線廃止に伴い、一般路線車の在籍両数が減少したことにより現在[いつ?]は大型、中型とも同程度の在籍数である。
近年は「つくバス」の運行開始等に伴い、コミュニティバス専用車の比率が高くなっている。
自社発注車、移籍車ともに在籍。
自社発注車のみ在籍。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.