豊橋競輪場
愛知県豊橋市の競輪場 ウィキペディアから
豊橋競輪場(とよはしけいりんじょう)は愛知県豊橋市東田町にある競輪場。施設所有および主催は豊橋市。競技実施はJKA中日本地区本部中部支部。
豊橋競輪場 | |
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基本情報 | |
所在地 | 愛知県豊橋市東田町87 |
座標 | 北緯34度46分12.6秒 東経137度25分2.1秒 |
電話投票 | 45# [注 1] |
開設 | 1949年(昭和24年)7月25日 |
民間委託 | 日本トーター |
施行者 | 豊橋市 |
走路 | 400m |
重勝式投票 | チャリロト(グループG) |
マスコット | イメージキャラクターなど参照 |
公式サイト | 豊橋競輪 |
実況 | |
担当 | 三浦耕司ほか |
ナイター競走 | |
愛称 |
ええじゃないか豊橋ナイトレース ミッドナイト競輪 |
開催期間 | 2018年12月17日から |
記念競輪 | |
名称 | ちぎり賞争奪戦 |
開催月 | 8月(次回は2026年3月) |
2024年6月25日 更新 |
概要
豊橋競輪場は1949年に中部地区で初めて開設された。なお2002年10月11日、豊橋市の早川勝市長が当年度限りの競輪事業廃止を表明したが、後に廃止を撤回し存続となっている。
記念競輪 (GIII) は市章の「千切」にちなんだ『ちぎり賞争奪戦』が行われており、2018年まで開催2日目のシード優秀競走は競輪場のマスコットキャラクターであるまくる君にちなんで『まくる君カップ』の名称で行なわれていた[注 2]。記念競輪の開催時季は安定していない。
過去には1997年・1999年・2005年にふるさとダービーが、2011年に東西王座戦が、2020年・2025年に読売新聞社杯全日本選抜競輪が開催された。また2015年には記念競輪とは別に第1回の国際自転車トラック競技支援競輪(廃止)が、2025年にも同様に第1回愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会協賛競輪が開催される予定。
2019年2月3日からナイター競輪として「ええじゃないか豊橋ナイトレース」が実施されている。
2024年、2センターに大型ビジョンを設置した。
実況は株式会社JPFで担当は三浦耕司(2011年3月まで大津びわこ競輪担当)。冬期間のみ山本浩司(青森競輪担当)も担当している。以前は中川建治も担当していた。
開催運営は当場のトータリゼータシステムを担当する日本トーターに委託されている。
一般開催(FI・FII)の選手紹介曲、選手入場曲は全国汎用曲を使用せず、選手紹介ではローカルアイドルええじゃないか豊橋伝播隊DOEEの「ええじゃないか♡Special!」が、選手入場では静岡県を拠点に活動するもにゅそでの豊橋競輪オリジナル曲が流されている。
一般開催において、レース名に冠名を付けられる「オーナーズレース」の募集を行っている。豊橋競輪では芸能人名・著作権に関わる冠名は受け付けていない。
チャリロト
2009年8月5日より重勝式投票「チャリロト」の発売が開始され、2012年11月26日からの開催よりキャリーオーバーを共有する『グループG』としての発売となり、別府競輪場・熊本競輪場・小倉競輪場・松阪競輪場と共有している。なおキャリーオーバーの対象外であるチャリロト3は豊橋単独で発売される。
バンク
開設時には333mバンクであったが、1967年度に400mバンクに改修され[1]、現在に至っている。バンクの性質は『マッコーネル曲線』であり、333mバンク時代の名残でカントが若干きついものの、基本的にはどんな脚質の選手でも走りやすい癖のないバンク。
ギャラリー
バンク 観客席 電光掲示板
イメージキャラクターなど
イメージキャラクターはうさぎをイメージした「リンリン」がいたが、2005年からはマスコットキャラクターとして、大外まくる[2]や細井菖蒲[3][4]を中心とした「まくる君シリーズ」が設定され、以降はそちらが前面に押し出されてきた。2013年から2022年9月まで豊橋競輪場ブログを、まくる君らが更新していた[5]。これにちなんで2011年の記念競輪2日目の優秀競走として「まくる君カップ」が行われた。「まくる君カップ」はそれ以降の記念競輪でも2018年まで優秀競走として行われていた。
豊橋駅前中央地下道(ペデストリアンデッキの直下)や、JR東海(東海道本線など名古屋近郊区間)・名鉄・豊橋鉄道の電車中吊り広告では、2006年から昭和30-40年代に公開された邦画・洋画(例:邦画では『男はつらいよ』『若大将シリーズ』、洋画では『ローマの休日』『シェーン』等)のポスターをパロディ化した広告を掲示しており、2010年からは雑誌の広告パロディ(例:『平凡パンチ』)、2015年からは日本の昔話やテレビ番組などのパロディも展開していた。キャッチコピーは『夢がある豊競劇場』と『平成の世を昭和に生き抜く豊競書房』。この広告コンセプトに合わせ、競輪場正門付近を中心として『昭和30年代の駅舎や商店街』をモデルとしたデザインに改築された。
2024年9月より広告コンセプトをリニューアルし、実際の競輪場の常連客の写真とインタビューで構成するポスターを制作している[6]。
交通アクセス
歴代記念競輪優勝者
※ 1節4日間制開催となった、2002年4月以降の歴代記念競輪優勝者を列記。
その他のG3
年 | 種別 | 開催名称 | 優勝者 | 登録地 |
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2015年 | G3 | 国際自転車トラック競技支援競輪 | 芦澤大輔 | 茨城 |
2025年 | 愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会協賛競輪 |
脚注
外部リンク
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