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茨城県つくば市にあるバスターミナル ウィキペディアから
筑波山口(つくばさんぐち)は、茨城県つくば市沼田にある旧筑波駅構内バス乗り場を使用した関東鉄道が所有するバスターミナルである。バスのつくば北営業所を併設している。道路上の沼田バス停留所(ぬまたバスていりゅうじょ)と一体で筑波山南麓のバス乗り換え拠点をなす。
現在の停留所名は筑波山の入口を意味する「筑波山口」であるが、2005年8月23日までの停留所名は「筑波駅」(つくばえき)、2005年12月9日までの停留所名は「筑波山」(つくばさん)であった。
この短期間での改称は、2005年8月24日のつくばエクスプレス(TX)つくば駅(つくば市吾妻)開業後、当停留所を経由しない「筑波山シャトルバス」も「筑波山行き」(エリアとしての筑波山)と案内されたため観光客などの混乱を招いたことによる。
なお、高速バス「ニューつくばね号」(1991年4月1日 - 2006年9月30日)は一貫して「筑波山」停留所、のりのりバスは「旧筑波駅」(きゅうつくばえき)停留所を名乗っていた。
このような経緯からかつて地元で「駅」などと俗称されることもあったが、TX開業後は混乱を避けるため使用されない。また、一部で使われる略称の「さんぐち」は漢字で書き表さない。これはつくば市山口(やまぐち)との混同を避ける意味がある。
4つののりば、営業所窓口(元駅舎)、トイレ、飲料の自動販売機などの設備を有する。廃止された筑波線の路盤は大部分が自転車道「つくば霞ヶ浦りんりんロード」に転用されており、付近の施設はその休憩所も兼ねている。
鉄道駅時代から構内にタクシーのりばがあり、「関鉄土浦タクシー筑波山営業所」も置かれていたが、同営業所は2016年に撤退した[1]。
筑波山中腹のつつじヶ丘行き(通称「登山バス」)が消滅した2010年代の一時期には交通結節点としての機能が低下していたが、現在では桜川市、筑西市方面の広域連携バスを含むローカル路線同士の相互接続ターミナルとしての役割が再び強化されている。
鉄道駅時代は「筑波駅#歴史」を参照
筑波山シャトルバスの他、土浦駅−筑波山口線の筑波山口行きバスが経由する。バスターミナルの北側、県道42号沿いの農協筑波支所前交差点付近に位置する。徒歩約3分。案内図が出ている他、営業所窓口での道案内にも対応している。
当営業所が位置する沼田集落は、筑波鉄道筑波駅が開業したことで筑波山の玄関口となり、観光客向けの商店などが並ぶようになった。当営業所正面方向に筑波山がそびえ、駅前通りは山に向かって上り坂となる。
鉄道駅時代からの商店街だが、規模は小さい。
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