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競馬場の一覧(けいばじょうのいちらん)では、世界各国の代表的な競馬場の一覧を記す。
競馬法施行令によると競馬場の最低限の大きさや必要な設備が記述されている。
日本の場合には、最初に作られたトラック式の競馬場である横浜競馬場が右回りであることから、右回りの競馬場が多く、左回りの競馬場は東京競馬場、新潟競馬場、中京競馬場、盛岡競馬場、船橋競馬場、浦和競馬場、川崎競馬場の7箇所。また、大井競馬場は右回りであったが、2021年より一部距離で左回りのレースも開催される両回りの競馬場となった。
中央競馬の10の競馬場はいずれも芝コースがメインコースであり、その内側にダートコースが設けられている。
また、新潟・京都・阪神・中山の4ヶ所の競馬場では芝が内回りコースと外回りコースに分かれるシステムがある。
地方競馬の競馬場(中央競馬との併用の箇所を除く)はいずれもダートコースがメインであり、芝コースが設けられている競馬場は盛岡競馬場だけである。盛岡競馬場はアメリカ同様、ダートコースの内側に芝コースが設けられている。
新潟競馬場は2001年に改修を行い、日本初の直線のみの芝1000メートルのコースがある。
ヨーロッパの競馬場は自然の地形に合わせてコースレイアウトされることが多いため、歪な形状のコースが多い。また直線が長く、直線のみの競馬を行う競馬場も多い。ダービーステークスの舞台のエプソム競馬場はUの字をしたコースであるし、2000ギニーの舞台のニューマーケット競馬場は直線を2つ組み合わせただけのコースである。
メインのコースは芝コースであり、ダートコース(オールウェザーコース)は近年、いくつかの競馬場で設置されているが、数は少ない。
またスイスのサンモリッツ競馬場で毎年2月に行われる「氷上競馬」(ホワイトターフ)や、アイルランドのレイタウンで年に1日だけ開催される「砂浜競馬」など、普段は競馬場としての形を成していない所もある。
など
競馬場ごとにコースレイアウトが異なると、成績に違いが生じるなどのスポーツ性の観点から、1周1マイルの左回りの競馬場が大多数である。
メインのコースは天候に影響を受けにくいダートコースであり、芝コースはダートコースの内側にあることが多い。なお北米のダートコースは脚抜きがよく、一般的に日本のものよりも速い時計が記録される。
近年は安全性などの観点から、従来のダートに代わりオールウェザー馬場を導入する競馬場も増えている。
中南米やカリブ海にある競馬場は、北米と同様に左回りダートのものが多い。
アルゼンチンのサンイシドロ競馬場は、1999年に芝2400メートルの世界レコード(2分21秒98)が記録されるなど、高速馬場として知られている。
オセアニアではコース形状はさまざまで、長円形の競馬場や歪な競馬場のG1レースもある。
日本のほか、香港、ドバイなどのアジアの競馬場は、自然の地形を活かしてレイアウトされたヨーロッパの競馬場と比べると何もない土地に人工的に造成したコースという特徴があり[1]、水はけがよく硬くしまっており、速いタイムが出やすいとされる[2]。
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