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日本の俳優 (1972-) ウィキペディアから
稲森 いずみ(いなもり いずみ、1972年〈昭和47年〉3月19日 - )は、日本の女優、モデル。本名:稲森 泉[1](読み同じ)。鹿児島県日置郡伊集院町[注釈 1]兼、鹿児島市出身[4]。バーニングプロダクション所属。
いなもり いずみ 稲森 いずみ | |
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第29回東京国際映画祭にて(2016年) | |
本名 | 稲森 泉[1][2] |
生年月日 | 1972年3月19日(52歳) |
出生地 | 日本・鹿児島県日置郡伊集院町(当時) |
身長 | 169 cm[3] |
血液型 | B型[3] |
職業 | 女優、モデル |
ジャンル | テレビドラマ、映画、舞台 |
活動期間 |
1989年:モデルデビュー 1994年:女優デビュー |
事務所 | バーニングプロダクション |
公式サイト | 公式プロフィール |
主な作品 | |
テレビドラマ 『29歳のクリスマス』 『ロングバケーション』 『ビーチボーイズ』 『ハッピーマニア』 『天気予報の恋人』 『年下の男』 『ブルーもしくはブルー 〜もう一人の私〜』 『曲がり角の彼女』 『医龍-Team Medical Dragon-』 『華麗なる一族』 『篤姫』 『アイシテル〜海容〜』 『怪物くん』 『同窓生〜人は、三度、恋をする〜』 映画 『CAT'S EYE キャッツ・アイ』 『リリイ・シュシュのすべて』 『THE CODE/暗号』 『爆心 長崎の空』 舞台 『法王庁の避妊法』 『蛮幽鬼』 | |
備考 | |
1994年:フジテレビビジュアルクイーン |
1989年(平成元年)、高校3年生の時にモデルデビュー。
1990年(平成2年)3月、高校生活の最後に日本テレビ系『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』でバラエティ番組に初出演[注釈 2]。
1991年(平成3年)5月、叔母の勧めでテキサス大学アーリントン校(ESL)に語学留学した。1年半後の翌年10月、両親に呼び戻されて日本に帰国したが、同時に、「再びモデルをやりたい」という自らの意思で東京の大手モデルプロダクション、エリートフォリオと契約した。その後、地元の鹿児島で本格的にモデル活動を開始。
1994年(平成6年)、前事務所「エリートフォリオ」より2年あまりの契約でバーニングプロダクションへ移籍。『上を向いて歩こう!』で念願の女優デビュー、及び連続ドラマ初出演を果たし、注目される。デビュー作以後、多くの雑誌のインタビューを受け、フジテレビビジュアルクイーンに輝き、『Fiction』では水着姿を披露した。
1996年(平成8年)、フジテレビ系月9ドラマ『ロングバケーション』でヒロイン葉山南の後輩役、小石川桃子を演じる。
1997年(平成9年)、フジテレビ系月9ドラマ『ビーチボーイズ』でスナック「渚」のマドンナ役、前田春子を演じる。
1998年(平成10年)、『世にも奇妙な物語 1998年春の特別編「トラウマ」』で地上波ドラマ初主演。同年7月から9月まで『ハッピー・マニア』で連続ドラマ初主演。
2003年(平成15年)、プロ野球選手・佐々木主浩と共に、ベストフォーマリストを受賞。『法王庁の避妊法』、『またも辞めたか亭主殿〜幕末の名奉行・小栗上野介〜』、『年下の男』、『ブルーもしくはブルー』など、舞台やドラマの多方面で幅広く活躍した。
2005年(平成17年)、大河ドラマ『義経』へ出演。4月から6月まで、『曲がり角の彼女』[注釈 3]、年末には、『河井継之助 駆け抜けた蒼竜』にも出演。また、藤原紀香との合同写真が台湾選挙で無断使用され、波紋を広げた[5]。
2007年(平成19年)1月2日、テレビ東京系列の新春ワイド時代劇『忠臣蔵 瑤泉院の陰謀』に時代劇初主演。1月14日からTBS系の『華麗なる一族』に出演。同上の2作品は「国際ドラマフェスティバル in Tokyo 2007」に出展された。
2008年(平成20年)、大河ドラマ『篤姫』で大奥総取締役の滝山を演じ、「TVnavi 2008年10月期ドラマ 助演女優賞」で第四位に選ばれた。
2009年(平成21年)、女優デビュー15周年。『アイシテル〜海容〜』で罪を犯してしまった10歳の少年の母を演じた。放送直後から賛否両論を巻き起こす作品となったが、「世界に見せたい番組」[注釈 4]で作品グランプリ賞を獲得。さらに、カンヌで開かれた世界最大級の国際コンテスト「MIPCOM BUYER AWARD for Japanese Drama」にも選ばれた[注釈 5]。この年は他に『THE CODE/暗号』や『蛮幽鬼』にも出演し、活躍の場を大きく広げる。
2010年(平成22年)、『怪物くん』で悪魔族の幹部・デモリーナを演じ、「ザ・テレビジョン 助演女優賞 第一位」に選ばれる。10月からは4年ぶりに『医龍-Team Medical Dragon-3』に加藤晶の役で再登場している。
2018年(平成30年)、『モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-』(フジテレビ)に出演し、連続ドラマへのレギュラー出演が25年連続となる[6]。
2023年(令和5年)4月からスタートした主演ドラマ「夫婦が壊れるとき」でデビューから29年連続ドラマ出演という偉業を達成。
家族は鹿児島市で会社経営をしている父親と母親そして弟の4人家族。幼少期から書道、エレクトーン、剣道、そろばんを習っていた。中でも剣道は中学校では部活動としても所属していた。
剣道と、語学留学のためテキサス大学に約1年半[注釈 6]アメリカで生活したので積極性とポジティブ・シンキングを身に付けたと自身は語っている[7]。
アメリカから帰国後、鹿児島でモデルをはじめ1992年(平成4年)に東京へ行くことを決意し初めて上京した、その際に電話帳で調べたモデルエージェンシー5、6社に片っ端から電話をかけて自らを売り込みモデル事務所大手のエリートフォリオの面接を受け合格したというエピソードがある。また、このモデル事務所に所属して1年も経たないうちに女優に転身したいと思い立った際にも電話帳で芸能事務所を調べ、現在の所属するバーニング・プロダクションにも飛び込みで面接を受けに行って採用されたという経緯があり、本人から直接売り込みを受けたことは同社始まって以来の出来事だったという[8]。
※役名が太字は主演。
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