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吉本興業福岡支社(よしもとこうぎょうふくおかししゃ)は、持株会社である吉本興業ホールディングス傘下の芸能プロダクション・プロモーター・テレビ番組制作プロダクションである吉本興業の福岡支社[注 1]。
1989年に発足[1]。初代の所長は当時明石家さんまのマネージャーだった吉田武司(現・鳴門市文化会館館長)。1990年にテレビ西日本で放送された吉本興業主催オーディション「第1回激辛!?お笑いめんたい子」で第1期所属芸人を選抜し、優勝した「ター坊ケン坊」(カンニング竹山とケン坊田中のコンビ)のほか、オーディションに参加していた鶴屋華丸・亀屋大吉(博多華丸・大吉)、コンバット満、ひらきさんしん(廃業)、ワコール青木(現・立川談慶)[注 2]の7名が、第1期生として所属となった。
事務所開き直後は福岡県博多区築港に当時存在した「博多温泉劇場」を借り、大阪吉本から未知やすえ、浅香あき恵、大木こだま・ひびき、今いくよ・くるよ、チャーリー浜らが度々出演していた。当初は福岡市中央区舞鶴の雑居ビルに事務所を構え、その後博多区博多駅センタービル内「吉本111劇場」に移転したが、同劇場閉鎖後は博多区中洲のツイン・Kビル内に事務所を置く。
札幌吉本、名古屋よしもと(吉本東海)、広島吉本などの地方支社・事務所の中で、福岡吉本が一番所属芸人数が多い。原則として新人は漫才・コントなどのネタ活動からタレント活動を始め、その後の展開はさまざまで、ネタ活動をメインとする者、福岡をはじめ九州各県のローカル放送で司会やレポーターなどのパーソナリティー活動にも携わる者などがいる。
東京に進出し全国区での活動を目指す者もおり、地方吉本で唯一、M-1チャンピオン(パンクブーブー)とR-1チャンピオン(博多華丸)の両者を輩出する[注 3]。
劇場をはじめとした各所でのライブ、福岡ローカルのテレビ・ラジオ放送出演、その他の芸能事業を展開するほか、他の吉本支社・地方事務所の企画で九州地区で行われる芸能事業のプロモートにも関わる。年1回ペースのオーディションで所属タレントを選抜していたが、2018年に福岡NSCが誕生した。
ほとんどの者が九州各県出身者であるが、大阪・東京のNSC出身者もいる[注 4]。
ワタナベエンターテインメント九州事業本部と友好的な関係にあり、キャナルシティ博多にて両事務所の合同賞レース「キャナル-1グランプリ」を主催する[2]。
事務所開設後、長らく常設劇場が無かったが[注 5]、1999年に博多駅横の博多駅交通センタービルにて「吉本111劇場」をオープンさせ、同劇場とコラボレートした130Rメインの番組「吉本111-130R」(TVQ九州放送)も放送していた。
吉本111劇場は「吉本ゴールデン劇場」と改称後、2003年に閉鎖された。その後はBUZZ(天神ACB地下)を経て、ビブレホール、イムズホール(いずれも福岡市中央区)、博多リバレインホール(福岡市博多区)など、既設の貸しホールでのライブ・イベントを開催していたが、2012年に当時吉本グループが運営に関わっていたあるあるCity(北九州市小倉北区)7階に「あるあるYY劇場」をオープンさせ、吉本があるあるCityの運営から撤退する2015年末までテレビ番組やラジオ番組の収録などが行われた[注 6]。
あるあるCityからの撤退後は、2018年に既設のビブレホールを正式な常設劇場とし、よしもとエリアアクションが運営する「よしもと天神ビブレホール」としてリニューアルオープンした[3]ものの、天神地区の再開発事業「天神ビッグバン」の一環で、入居する天神ビブレが2020年2月11日に閉店することに伴い、ビブレホールも同日に閉館となった[4]。
2020年7月31日、E・ZO FUKUOKA(福岡PayPayドームに隣接)内に、新規常設劇場となる「よしもと福岡 大和証券/CONNECT劇場(現:よしもと福岡 ダイワファンドラップ劇場)」がオープンした。
たいすけ。(泰誠工学、アバウト、ザボン相方家村誠、だいかん。、はじめちゃん)
など
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