法隆寺駅
奈良県生駒郡斑鳩町にある西日本旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
法隆寺駅(ほうりゅうじえき)は、奈良県生駒郡斑鳩町興留九丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)関西本線の駅である。駅番号はJR-Q32。「大和路線」の愛称区間に含まれている。
歴史
- 1890年(明治23年)12月27日:大阪鉄道 (初代)が奈良駅 - 王寺駅間を開業した際に、同線の駅(一般駅)として設置[2]。
- 1900年(明治33年)6月6日:大阪鉄道の路線を関西鉄道が承継、同社の駅となる。
- 1907年(明治40年)10月1日:関西鉄道が国有化[2]。官営鉄道の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定により、関西本線所属となる[3]。
- 1961年(昭和36年)2月1日:貨物の営業が廃止され、旅客駅となる[2]。
- 1984年(昭和59年)10月20日:荷物扱い廃止[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[2]。
- 1988年(昭和63年)3月13日:路線愛称の制定により、「大和路線」の愛称を使用開始。
- 1998年(平成10年)7月25日:自動改札機を設置し、供用開始[4]。
- 2003年(平成15年)11月1日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる[5]。
- 2007年(平成19年)3月10日:橋上駅舎が完成[6]。記念式典開催[6]。
- 2009年(平成21年)10月4日:大阪環状・大和路線運行管理システム導入。
- 2018年(平成30年)3月17日:駅ナンバリングが導入され、使用を開始。
- 2020年(令和2年)
- 2023年(令和5年)10月:特急まほろばの停車駅となる(翌年3月まで)[8]。
- 2024年(令和6年)3月16日:ダイヤ改正に伴い、新設される通勤特急「らくラクやまと」の停車駅となる[9]。
駅構造
相対式ホーム2面2線を持つ地上駅で[1]、分岐器や絶対信号機がない停留所に分類される。出入り口は南北2箇所。改札口は1箇所。
2007年(平成19年)3月10日に橋上駅舎化され、エスカレーター・エレベーターが設置された[6]。橋上駅舎化以前は単式・島式の複合型2面3線(上りホームが島式)で、改札口が上下線ホームそれぞれに設置されており、改札内では跨線橋で結ばれていたが、工事が始まったことにより2番のりばを待避線から本線として整備し直し、その後に3番のりばを撤去した。似たような駅改修の例としては、紀勢本線(きのくに線)紀三井寺駅が挙げられる。
王寺駅が管理している直営駅である。ICカード乗車券「ICOCA」が利用することができる(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。
のりば
- 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。
- 改札口(2019年8月)
利用状況
2023年度の1日平均乗降人員は13,048人である[11]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1997年 | 10,447 |
1998年 | 10,337 |
1999年 | 9,969 |
2000年 | 9,756 |
2001年 | 9,506 |
2002年 | 9,122 |
2003年 | 8,802 |
2004年 | 8,542 |
2005年 | 8,475 |
2006年 | 8,475 |
2007年 | 8,424 |
2008年 | 8,365 |
2009年 | 8,075 |
2010年 | 7,944 |
2011年 | 7,672 |
2012年 | 7,536 |
2013年 | 7,496 |
2014年 | 7,209 |
2015年 | 7,265 |
2016年 | 7,251 |
2017年 | 7,167 |
2018年 | 7,074 |
2019年 | 7,048 |
2020年 | 5,558 |
駅周辺
バス路線
「法隆寺駅」停留所にて、奈良交通、安堵町コミュニティバス、斑鳩町コミュニティバスの路線が発着する。
- 1のりば
- 2のりば
- 奈良交通
- 斑鳩町コミュニティバス ※各コース1日2便のみ
- Aコース・Bコース:斑鳩町役場
その他
隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
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