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毎年1月に東京・千葉で開催されるカスタムカーの見本市および日本最大級のモーターショー ウィキペディアから
東京オートサロン(とうきょうオートサロン)は、チューニングカー・カスタムカーの祭典とも呼ばれるモーターショー。毎年1月第2週の週末(金・土・日)に開催されている。日本で開催される3大カスタムカーショーの中で最大の規模を誇り、世界3大カスタムカーショーの一つとも言われる。
東京オートサロン Tokyo Auto Salon. | |
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会場の様子(2019年) | |
イベントの種類 | 展示会 |
通称・略称 | オートサロン、TAS |
正式名称 | 東京オートサロン |
旧イベント名 | 東京エキサイティングカーショー(第1~4回) |
開催時期 | 毎年1月第2金・土・日曜日 |
初回開催 | 1983年(東京国際見本市会場) |
開催時間 |
9:00 - 19:00 (日曜日は18:00まで) |
会場 | 幕張メッセ1~8ホール |
主催 | 東京オートサロン事務局 |
共催 | 日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会(NAPAC) |
後援 |
千葉県・千葉市 一般社団法人 日本自動車工業会 一般社団法人 日本自動車連盟 |
協賛 |
グランツーリズモ Yahoo!チケット タカラトミー 他 |
協力 |
株式会社三栄 幕張メッセ |
来場者数 |
336.060名(2020年)[1] 330.666名(2019年)[2] 319.030名(2018年)[3] |
幕張メッセへの交通アクセス | |
最寄駅 | JR海浜幕張駅 |
直通バス | JR・京成 幕張本郷駅 |
駐車場 | あり(臨時駐車場も用意される) |
公式サイト | |
備考: エキサイティングカーショー時代から1996年(第14回)までは晴海・東京国際見本市会場で開催(以後、東京ビッグサイトへ移動)。 1987年(第5回)より現在の名称に変更。 1999年(第17回)より幕張メッセで開催。 |
1983年、チューニングカー雑誌「Option」初代編集長の稲田大二郎が発起人となり、「東京エキサイティングカーショー」の名称で晴海・東京国際見本市会場東館(ドーム館)で初開催した[5]。第5回(1987年)から「東京オートサロン」に改名。第10回(1992年)では晴海の全会場での開催となった。第15回(1997年)では有明・東京国際展示場(東京ビッグサイト)に移動。第17回(1999年)より幕張メッセ(千葉県日本コンベンションセンター国際展示場)での開催となる。
金曜日はプレス&ビジネスデーとなっていて、一般客は午後1時以降(土・日は午前9時から開場)の入場となり料金が高くなっている。
スタート当時は暴走族問題が世間を騒がせ、改造車に対するマイナスイメージが強い中で、「チューンドカーの市民権を勝ち取る」というコンセプトから始まった。その後は愛好家の増加と規制緩和などによりマーケットが拡大し、次第にイベント自体がメジャー化していった。最初は関与を避けていた自動車メーカー(日本自動車工業会)側でも、「東京モーターショー」では無く当イベントで新車発表を行う例が見られた。BCNR33型スカイラインGT-R(1995年)やBNR34型スカイラインGT-R(1999年)や、カスタムされる事も前提としていたbBや三菱・デリカD:5もこれに該当する。またBNR34スカイラインGT-Rの最終仕様、Nurもここでプロトタイプが公開されていた。
2000年代以降は自動車メーカーが大規模なブースを設営し、市場調査を兼ねてカスタマイズカーやコンセプトカーを出展している[6]。加えて、2015年頃よりメルセデス・ベンツなど海外自動車メーカーもオートサロンに参加するようになった。また、純粋なレーシングカーの展示やデモ走行も多く行われており、新年早々という開催時期も相まって、SUPER GTやスーパー耐久などのモータースポーツ活動の体制発表を行うケースが増えている。
アジア各国における日本のカスタムカー人気もあり、近年は海外からの来場者が増えている[7]。3日間の入場者数は第1回の10万3千人[5]に始まり、2015年以降は6年連続で30万人を超えている[7][3][2][1]。「若者の車離れ」が指摘される中で、熱心な自動車ファンが集まるイベントとして存在感が増している。
屋内では、特設ステージが設置され、元・現役レーシングドライバーによるトークショーが開催されたり、イベントコンパニオンによるアピールタイム。各社キャンペーンガール、イメージガールによる歌唱ステージ。レースクイーンの公開オーディション。東京国際カスタムカーコンテストの表彰式。
D1グランプリの表彰式(2002年より)。チャリティーオークションなどが行われる。ラジコンカーによる京商主催のレース大会「KYOSYOカップ 全日本R/Cツーリングカー社会人チーム選手権」の最終戦(2000年第6回大会まで)も開催された。
avexの全面バックアップにより、オリジナルCDのリリース等の他、所属アーティストによるライブ「avex POWER STAGE!!」(その後avex SPECIAL STAGEへと改称)も開催される。特にm.o.v.eは、2004年から2013年まで参加しており、頭文字Dの主題歌等を演奏していた。解散により、2014年以降は不参加。なお、avex SPECIAL STAGEは2015年を最後に終了。翌年からは、AUTO SALON SPECIAL LIVEへと発展し、avexだけでなく別レーベルのアーティスト(特にビーイング系アーティスト)も参加している。2018年は先述の「A-class」が廃止になった代替として、湘南乃風がスペシャルミュージックサポーターを担当していた。
屋外では、前夜祭と題してサーキット場[注 1]にて「POWER TOUR」と題して、イベント出展車両の走行会が行われていたが、2005年に鈴鹿サーキットとの破談により、それ以来開催はされていない。2006年では、幕張メッセ敷地内の外周路を使い、マイルドセブンルノーF1(R25)のデモランが行われた。ドライバーはヘイキ・コバライネン。近年では、特設コースにて、D1選手によるドリフト走行パフォーマンス「D1 SQUARE(D1スクエア)」が開催される。
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