Remove ads
ウィキペディアから
『暗闇三太』(くらやみさんた)は、2015年7月より9月まで九州朝日放送(KBC)にて放送された、日本の短編テレビアニメ作品。5分枠放送。
本作は1971年放映の『珍豪ムチャ兵衛』以来44年ぶりの新作白黒アニメ作品[1][注 1]。1960年代の高度成長期における九州各地を舞台としている。
「1967年制作の幻のアニメが発掘された」というコンセプトで制作された。制作したILCAが、この作品の前に制作した『ドアマイガーD』(カラー作品)と同様にセルアニメ風の画像を再現させるため、わざと画質を落として荒く加工しており、また映像部分はアスペクト比4:3で制作し左右両端にサイドパネルを配している。この他、合成した実写映像にはKBC保有の1960年代のアーカイブ映像を背景として使用しており、併せて当時の豆知識をサイドパネルにテロップで表示して時代背景を解説している。
担当声優においても、メイン級には当時既に活躍していたベテランを配して「1967年に制作」したような雰囲気を醸し出している。
作中では多くの人間が地獄へ送られるが、そこでは「転生の準備期間」として収容所に近い生活を過ごす。
話数 | サブタイトル | コンテ・Vコンテ | 舞台 | 放送日 |
---|---|---|---|---|
第一話 | 地獄からの使者 | 仲塚悠士、田邉茂 岩崎圭 | 長崎県・端島(軍艦島) | 2015年 7月5日 |
第二話 | 水銀ギツネの逆襲 | - | 未製作[注 2] | |
第三話 | ホネカミ地蔵の願い | 仲塚悠士、岩崎圭 | 長崎県・原城跡 | 7月12日 |
第四話 | ボタ山の妖怪 | 蓮恵介、仲塚悠士 岩崎圭 | 長崎県・端島 | 7月19日 |
第五話 | パトロールの1日 | 蓮恵介、岩崎圭 | 宮崎県[注 3]、福岡市動物園[注 4]、天神ビル[注 5] 五島沖のクジラ漁、若戸大橋 | 7月26日 |
第六話 | 三太と油すましどん | 西川伸司、仲塚悠士 | 佐世保 | 8月2日 |
第七話 | 工場地帯のスモッガス | 紹介なし(工業地帯) | 8月9日 | |
第八話 | おかっぱ少女とダム工事 | 蓮恵介 | 紹介なし(ダムの工事現場)[注 6] | 8月16日 |
第九話 | 西洋から来た妖怪 | 西川伸司、岩崎圭 | 板付基地 | 8月23日 |
第十話 | ごろつきブルース | 仲村学、仲塚悠士 | 平和台球場、端島 | 8月30日 |
第十一話 | 降ちてきた宇宙人 | 内之浦宇宙空間観測所 | 9月6日 | |
第十二話 | 地獄行きの男 | 紹介なし | 9月13日 | |
第十三話 | 巨大妖怪獣 ウランダー 前編 | 紹介なし(港) | 9月20日 | |
第十四話 | 巨大妖怪獣 ウランダー 後編 | 端島 | 9月27日 |
公式サイトでKBCでの放送から1週間、見逃し配信をしている。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.