川戸駅

島根県江津市にあったJR西日本の駅 ウィキペディアから

川戸駅map

川戸駅(かわどえき)は、島根県江津市桜江町川戸にあった、西日本旅客鉄道(JR西日本)三江線廃駅)である[2]2018年平成30年)4月1日に、三江線の廃止に伴い廃駅となった[4]

概要 川戸駅, 所在地 ...
川戸駅
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駅舎(2008年1月)
かわど
Kawado
川平 (6.9 km)
(5.4 km) 田津
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所在地 島根県江津市桜江町川戸[1]117
北緯34度57分34.91秒 東経132度20分0.25秒
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 三江線
キロ程 13.9 km(江津起点)
電報略号 カト
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線[2][3]
乗車人員
-統計年度-
30人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1930年昭和5年)4月20日[1][2]
廃止年月日 2018年平成30年)4月1日[4]
備考
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歴史

駅構造

浜原方面に向かって左側に、単式ホーム1面1線を有する地上駅停留所)であった[1][2]。かつては2面2線の相対式ホームで行き違い設備を持っており、江津寄りに1本と三次寄りに2本の側線を含む5線を有していたが、駅舎側の線路以外は撤去され、使われなくなったホームなどが残されていた[1][2]

かつては駅員が常駐していたが、廃止時には浜田鉄道部が管理する無人駅となっていた。また、平成の初め頃まで切符などの販売を行う駅務室として使用されていた部屋にはNPO法人「結まーるプラス」の事務所が入っていた[2][11]。なお、自動券売機などは設置されなかった。

利用状況

近年の1日平均乗車人員は以下の通りである[統計 1]。なお、1994年度は171人、1984年度は265人だった。

さらに見る 乗車人員推移, 年度 ...
乗車人員推移
年度 1日平均人数
1999 117
2000 113
2001 103
2002 97
2003 87
2004 83
2005 87
2006 82
2007 102
2008 90
2009 80
2010 63
2011 54
2012 51
2013 40
2014 38
2015 32
2016 33
2017 30
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駅周辺

周辺はやや開けており、道路沿いに家が並んでいる。かつては旧邑智郡桜江町の中心地で、中世には朝鮮半島への貿易桜井津さくらいのつが繁栄した。

その他

  • 三江線活性化協議会により、石見神楽の演目名にちなんだ「鈴鹿山」の愛称が付けられていた[1][2]。「鈴鹿山」は駅のある江津市桜江町の神楽団体、川戸神楽社中が得意とする演目である[12]
  • 2021年12月11日、江津工業高校や地元住民たちが当駅を活用し軌道自動自転車 (レールスクーター)を走らせたイベントが実施された[13]

隣の駅

西日本旅客鉄道(JR西日本)
F 三江線
川平駅 - 川戸駅 - 田津駅

脚注

関連項目

外部リンク

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