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喜多見駅
東京都世田谷区喜多見にある小田急電鉄の駅 ウィキペディアから
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喜多見駅(きたみえき)は、東京都世田谷区喜多見九丁目にある、小田急電鉄小田原線の駅である。駅番号はOH 15。世田谷区最西端の駅である。
概要
新宿駅から15番目(新宿駅含む)の駅。世田谷区と狛江市の区市境上にあり、駅西側(狛江駅方)3分の1程が同市に跨がっているが、正式な駅所在地は駅事務室・改札がある世田谷区喜多見九丁目とされている。
新宿駅から下り方向で世田谷区内最後の駅である。成城学園前駅 - 当駅間に国分寺崖線が存在するため、以前は急な下りとなっていたが、当駅高架化と成城学園前駅地下化に伴い、現在では線路高低差は緩やかとなっている。
過去に、都心から玉川通り、世田谷通りの地下を通り当駅で小田急線へ乗り入れる地下鉄構想、小田急多摩線を当駅より分岐する構想があったが、いずれも他計画へ振替えられた[注 1]。1997年(平成9年)に高架化工事が完成し、また、1994年(平成6年)に当駅 - 野川間に喜多見検車区が建設された(出入区は成城学園前駅との間で行う)。駅前は2007年(平成19年)に再開発が実施された。
「成城学園前管区成城学園前管内」に属する[1]。
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歴史

年表
- 1927年(昭和2年)4月1日:開設[2]。
- 1937年(昭和12年)9月1日:片瀬江ノ島駅行「直通」の停車駅となる(小田原方面行「直通」は通過)。
- 1948年(昭和23年)9月:桜準急新設、停車駅となる。
- 1951年(昭和26年)4月:準急の停車駅となる。
- 1964年(昭和39年)11月5日:準急の通過駅となる。
- 1989年(平成元年)7月:当駅 - 和泉多摩川駅間複々線化工事着工[3]。
- 1994年(平成6年)
- 1995年(平成7年)3月26日:上下線高架化(上り線は仮設ホームで営業)[4][5]。
- 1996年(平成8年)12月1日:上り線ホームが本設ホームへ移設[4]。
- 1997年(平成9年)
- 1998年(平成10年)9月10日:小田急マルシェオープン。
- 2002年(平成14年)12月:世田谷代田駅 - 当駅間立体化完成。
- 2004年(平成16年)12月11日:区間準急新設、停車駅となる[9]。
- 2014年(平成26年)1月:OH 15の駅ナンバリング導入、使用開始[10]。
- 2016年(平成28年)3月26日:区間準急廃止、再度各停のみ停車となる[11]。
- 2018年(平成30年)3月17日:東京メトロ千代田線直通列車(全区間各停)停車開始[12]。同時に準急が緩行線側(ホーム側)を通過するようになる。
- 2025年(令和7年)3月15日:準急の停車駅となる[13]。また、東京メトロ千代田線直通列車の準急が設定され、停車駅となる[13]。
駅名の由来
→「喜多見 § 地名の由来」も参照
地名より名付けられた。「喜多見」という地名は、江戸時代以前は「木田見」や「北見」と表記されていたが、徳川家康江戸入城の際に「喜多見」という表記となった。元禄年間には喜多見藩が置かれている。
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駅構造
要約
視点
- 北口(2021年11月)
- 改札口(2021年11月)
- ホーム(2011年4月)
- シンボルカラーは明るい灰色
間に通過線を挟んだ相対式ホーム2面4線を有する高架駅。線路・ホームは高架上に、改札口は地上にある。複々線区間にあり、各停は当駅で特急ロマンスカー・快速急行・急行等に追い越される場合がある。
高架化以前は西側にも臨時改札口が存在したが、2013年(平成25年)現在は東側1箇所のみ。屋根はホーム全面を覆っている。線路部分は覆っていない。
世田谷区内の新設高架駅ではデザインが統一されており、各駅ごとに基調色を定め、特徴としている。基調色は旅客上屋の柱などに使用されている。当駅の場合、淡いクリーム色である。また、旅客上屋の形状はアーチ状となっている。これは後に高架化された千歳船橋駅も踏襲している。駅舎両脇の高架下は商業施設として利用されている。
のりば
※下り東北沢駅 - 登戸駅間、上り向ヶ丘遊園駅 - 東北沢駅間急行線・緩行線は原則として以下の通りに使い分けられている。
出入口
北口・南口共に段差を気にすることなく移動が可能。
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駅構内設備
駅舎は1990年代の設計・建築のため、施設は比較的充実している。
旧駅舎
駅舎・線路共に地上にあった。駅舎は上りホーム側にあり、下りホームとは跨線橋により連絡されていた。下りホームには臨時改札口があった。
機器
施設
- トイレ:改札内改札階北口側にある。多目的トイレも併設されている。
- 休憩コーナー:改札内側改札階に2か所ある(旧・喫煙所)。
- 水飲み場:各ホーム1か所ずつある。
- 待合室:各ホーム1か所ずつ、合計2か所ある。2004年(平成16年)秋に新設された。
- エレベーター:改札階と各ホーム階間を連絡する2基がある。
- エスカレーター:改札階と各ホーム階間を連絡し両方向に4基がある。
- エレベーター上部には四角錐の構造物がある。
- ベンチは線路と直交している。
商業設備・施設
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利用状況
要約
視点
2022年度(令和4年度)の1日平均乗降人員は29,015人である[小田急 1](小田急線全70駅中36位)。
近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は以下の通り。
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駅周辺
→「喜多見」も参照
北口・南口それぞれに駅前広場がある。ロータリーはない。駅東側の高架下にはタクシー乗り場があるが常駐はしていない。
駅両脇の高架下に商業施設小田急マルシェ喜多見がある。出店テナント全店の一覧・詳細は公式サイト「店舗一覧」を参照。
- 北口広場
- 南口広場
- 箱根そばは改札から離れた場所にある。
北口
南口
関連施設
成城学園前駅 - 当駅間に喜多見電車基地・喜多見総合事務所がある。このため、当駅を発着する電車はここで乗務員交代が行われる場合がある。
バス路線
全て小田急バスにより運行される。
北口交番の傍に「喜多見駅」停留所がある。
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隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
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