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日本の歌手、作詞家、作曲家、編曲家 (1953-) ウィキペディアから
吉田 美奈子(よしだ みなこ、1953年4月7日 - )は、日本のシンガーソングライター、音楽プロデューサー、作詞家、作曲家、編曲家。兄はレコーディング・エンジニアの吉田保。Minnie Shadyは吉田美奈子のペンネーム。
この記事は中立的な観点に基づく疑問が提出されているか、議論中です。 (2007年8月) |
吉田 美奈子 | |
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出生名 | 吉田 美奈子 |
生誕 | 1953年4月7日(71歳) |
出身地 |
日本、埼玉県さいたま市 (旧・埼玉県大宮市) |
ジャンル |
J-POP ソウル ファンク シティ・ポップ |
職業 |
シンガーソングライター 音楽プロデューサー 作詞家 作曲家 編曲家 |
担当楽器 |
ボーカル ピアノ |
活動期間 | 1969年 | -
レーベル |
SHOWBOAT ⁄ TRIO (1970年 - 1974年) RCA ⁄ RVC (1975年 - 1977年) ALFA (1978年 - 1983年) MECATONE ⁄ 創美企画 (1989年 - 1991年) MCAビクター (1994年 - 1998年) avex io (2002年 - 2006年) |
事務所 |
LA-LA-LOO Productions (1992年 - 2023年) |
高校生の時、所属する東京キッドブラザースのロック・ミュージカルで演奏していたエイプリル・フールの細野晴臣・松本隆と知り合い、彼らの勧めにより楽曲制作を始める。
ローラ・ニーロやキャロル・キングのようなシンガーソングライターのスタイルを指向し、ライヴ中心の活動を開始する。
1971年5月に、第一期ブルース・クリエイションのベーシスト野地義行とピアノデュオ「ぱふ」を結成。アマチュア活動時代に、「はっぴいえんど」周辺の音楽家との交流を持ち、1972年11月に発表された大瀧詠一の1stアルバム『大瀧詠一』へ収録された楽曲『指切り』のフルートソロで、プロとしてのキャリアをスタートする。
1973年9月、細野晴臣のプロデュースによる1stアルバム『扉の冬』を発表。RCA/air在籍時の山下達郎の楽曲提供のバックコーラスを手掛け、相当数の歌詞も提供している。
『mimi』1977年3月号の「ニューミュージックスター年鑑」での吉田の紹介では「女性なのに(原文ママ)ボクのやっているのはニューミュージックなんかじゃなく、ミュージックだよ」と話した[1]。
1985年、サントリーのギフトCM用に『THANKS TO YOU』を制作、第33回「カンヌ国際広告映画祭」で銀賞を受賞。
大瀧詠一の作品で後に多くの歌手にカバーされた「夢で逢えたら」の創唱者でシングルは彼女の移籍後にリリースされた。この件については、大瀧も自身がトータルプロデュースしたシリア・ポールのアルバム「夢で逢えたら」1986年再発売版の解説で、元々はアン・ルイス用に制作した曲がお蔵入りとなっていたもので、これを聞いた制作側から提供を求められた際、「吉田のために作った曲ではないし、こうしたポップス・タイプは好まないのではないか」と制作側に意見した経緯を紹介している。また、「大瀧詠一 SONGBOOK 2」の解説では「その気持ちがよく分かる」と理解を示している。その一方、いずれのライナーでも吉田のバージョンは完全に「彼女のもの」になっている旨のコメントを掲載し、才能を高く評価している。
2002年にエイベックスがCCCDを導入した際、CCCDは音質が劣化している上にCDプレーヤーにも負担を与えるのではないかという指摘に対し、「音質はたしかに変わるがCDからCCCDになったのだから仕方のないこと」「音楽家が生活するためにはCCCDは必要」「音質ではなく音楽を聴いてほしい」等の発言で多くの議論を巻き起こしたが、2004年9月にエイベックスはCCCDでのリリース中止を表明した。後年、「2002年にエイベックスが、会社の方針でCCCDを導入する、私はそのことに従った。そうしたら“吉田美奈子がCCCDを容認していいものか”と言われて、あたかも私が率先してプロパガンダしているような扱いにされてしまったり、何か意見を出したことによって誹謗中傷されたりした」「だから、あの騒動は“それぞれのマテリアルには、それぞれの音がある”と認識した上で話さないといけない問題だったんですよ。正直にものを言うってこわいな、と思いましたよ」と振り返っている[2]。
# | タイトル | 発売日 | 規格 | 品番 | 収録曲 | 備考 |
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SHOW BOAT ⁄ TRIO (1970年 - 1974年 ) | ||||||
1 | ねこ / 扉の冬 | 1973年9月21日 | 7inch | 3A-107 | 全2曲
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RCA ⁄ RVC (1975年 - 1977年 ) | ||||||
2 | チャイニーズ・スープ | 1975年12月 | 7inch | JRT-536 | 全2曲
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プロモ盤 |
3 | 恋は流星 (PartI・II) | 1977年3月25日 | RVS-514 | 全2曲
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両面ともオリジナル・アルバム未収録。 | |
ALFA (1978年 - 1983年 ) | ||||||
4 | 愛は思うまま | 1978年11月5日 | 7inch | ALR-1005 | 全2曲
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5 | 愛しているからさよならを | 1979年10月21日 | ALR-1018 | 全2曲
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6 | BLACK EYE LADY | 1980年11月21日 | ALR-747 | 全2曲
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7 | TOWN | 1982年4月15日 | 12inch | ALR-12001 | 全2曲
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B面はオリジナル・アルバム未収録。 |
MCAビクター (1994年 - 1998年 ) | ||||||
8 | BEAUTY | 1995年1月21日 | SCD | MVDD-20 | 全2曲
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9 | 声を聞かせて | 1995年7月21日 | MVDD-29 | 全3曲
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10 | GRACES | 1996年9月21日 | MVDD-48 | 全2曲
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11 | SHADOW WINTER | 1997年9月22日 | MVDH-5 | 全3曲
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avex io (2002年 - 2006年 ) | ||||||
12 | TEMPTATION | 2002年9月11日 | CD | IOCD-20036 | 全4曲
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TEMPTATIONは「Stable」とは別テイク。 |
13 | STAY〜トロイメライより | 2004年10月20日 | IOCD-20097 | 全2曲
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# | タイトル | 発売日 | 規格 | 品番 | 備考 |
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SHOW BOAT ⁄ TRIO (1970年 - 1974年 ) | |||||
春一番 | 1973年3月 | LP | (番号なし) | 1972年5月6日 ・7日、大阪天王寺野外音楽堂で開催された『第2回春一番ライヴ』を収録した風都市自主制作による非売品10枚組LP。DISC3のF面に、吉田みな子名義での「とびらの冬」収録。 | |
1 | 扉の冬 | 1973年9月21日 | 3A-1004 | ||
1973.9.21 SHOW BOAT 素晴しき船出 | 1974年1月15日 | 3A-1014 | 1973年9月21日 、東京・文京公会堂で行われたはっぴいえんどラスト・ライブ“CITY-Last Time Around”から吉田美奈子の他、南佳孝、ココナツ・バンク、ムーンライダースの4組の演奏を収録したライブ・アルバム。「ねこ」「週末」「変奏」収録。 | ||
RCA ⁄ RVC (1975年 - 1977年 ) | |||||
2 | MINAKO | 1975年10月25日 | LP | RVH-8001 | |
2014年10月8日 | Blu-spec CD2 | MHC7 30002 | 吉田保リマスタリング・シリーズ第一弾リリース(RCAイヤーズ)。 | ||
2020年7月15日 | Hybrid Disc | MHCL 10123 | バーニー・グランドマンによる2020年リマスタリング仕様。 | ||
3 | MINAKO II –Live at Sun Plaza Hall October 3,1975– | 1975年12月20日 | LP | RVH-8006 | 1975年11月3日 、東京・中野サンプラザでの模様を収録したライブ・アルバム。 |
2014年10月8日 | Blu-spec CD2 | MHC7 30003 | 吉田保リマスタリング・シリーズ第一弾リリース(RCAイヤーズ)。 | ||
2020年7月15日 | Hybrid Disc | MHCL 10124 | バーニー・グランドマンによる2020年リマスタリング仕様。 | ||
4 | FLAPPER | 1976年3月25日 | LP | RVH-8009 | |
2014年10月8日 | Blu-spec CD2 | MHC7 30004 | 吉田保リマスタリング・シリーズ第一弾リリース(RCAイヤーズ)。 | ||
2020年7月22日 | Hybrid Disc | MHCL 10125 | バーニー・グランドマンによる2020年リマスタリング仕様。 | ||
5 | TWILIGHT ZONE | 1977年3月25日 | LP | RVL-8005 | |
2014年10月8日 | Blu-spec CD2 | MHC7 30005 | 吉田保リマスタリング・シリーズ第一弾リリース(RCAイヤーズ)。 | ||
2020年7月22日 | Hybrid Disc | MHCL 10125 | バーニー・グランドマンによる2020年リマスタリング仕様。 | ||
ALFA (1978年 - 1983年 ) | |||||
6 | LET'S DO IT -愛は思うまま- | 1978年10月25日 | LP | ALR-6011 | |
2015年2月11日 | Blu-spec CD2 | MHC7 30016 | 吉田保リマスタリング・シリーズ第二弾リリース(アルファ・イヤーズ)。 | ||
2017年8月23日 | LP | MHJL 12 | 吉田保によるリマスタリング音源使用による、バーニー・グランドマン・カッティング。アメリカのQuality Record Pressingsプレス。 | ||
7 | MONOCHROME | 1980年10月21日 | ALR-28006 | 初のセルフ・プロデュース・アルバム。 | |
2015年2月11日 | Blu-spec CD2 | MHC7 30017 | 吉田保リマスタリング・シリーズ第二弾リリース(アルファ・イヤーズ)。 | ||
2017年12月27日 | LP | MHJL 13 | 吉田保によるリマスタリング音源使用による、バーニー・グランドマン・カッティング。アメリカのQuality Record Pressingsプレス。 | ||
8 | MONSTERS IN TOWN | 1981年11月21日 | ALR-28031 | ||
2015年2月11日 | Blu-spec CD2 | MHC7 30018 | 吉田保リマスタリング・シリーズ第二弾リリース(アルファ・イヤーズ)。 | ||
2018年3月21日 | LP | MHJL 16 | 吉田保によるリマスタリング音源使用による、バーニー・グランドマン・カッティング。アメリカのQuality Record Pressingsプレス。 | ||
9 | LIGHT'N UP | 1982年9月21日 | |||
2015年2月11日 | Blu-spec CD2 | MHC7 30019 | 吉田保リマスタリング・シリーズ第二弾リリース(アルファ・イヤーズ)。 | ||
2018年6月13日 | LP | MHJL 18 | 吉田保によるリマスタリング音源使用による、バーニー・グランドマン・カッティング。アメリカのQuality Record Pressingsプレス。 | ||
10 | IN MOTION | 1983年3月25日 | ALR-28048 | 1982年9月22日 - 24日に六本木ピットインで行われたライヴを基盤に、レコーディング・テクニックによるホーン・セクションのオーヴァーダビングが加えられたライブ・アルバム。 | |
2015年2月11日 | Blu-spec CD2 | MHC7 30020 | 吉田保リマスタリング・シリーズ第二弾リリース(アルファ・イヤーズ)。 | ||
2018年6月13日 | LP | MHJL 19 | 吉田保によるリマスタリング音源使用による、バーニー・グランドマン・カッティング。アメリカのQuality Record Pressingsプレス。 | ||
EDITION GASPARD (1986年 ) | |||||
11 | BELLS | 1986年9月 | CD | MCD-2 | 自主制作、限定3000枚。 |
2014年12月5日 | USM-77 | ジャケットを初版に近い形で再現し、版画部分貼付による限定1500枚の初回スペシャル盤としてのリイシュー。音源は2006年2月22日発売「吉田箱」のNew Mix。"DREAMING"は一部別テイク。 | |||
MECATONE ⁄ 創美企画 (1989年 - 1991年 ) | |||||
12 | DARK CRYSTAL | 1989年4月10日 | CD CT | SHB-1001 SHT-1001 | |
1995年11月22日 | CD | MVCD-29 | 新装ジャケットによるリイシュー。 | ||
13 | gazer | 1990年10月25日 | SHB-1007 | ||
1995年11月22日 | MVCD-30 | 新装ジャケットによるリイシュー。 | |||
MCAビクター (1994年 - 1998年 ) | |||||
14 | EXTREME BEAUTY | 1995年2月22日 | CD | MVCD-17 | |
15 | KEY | 1996年10月23日 | MVCD-41 | ||
16 | SPELL | 1997年10月22日 | MVCH-29007 | ||
avex io (2002年 - 2006年 ) | |||||
17 | Stable | 2002年10月9日 | CD | IOCD-20040 | |
18 | BELLS Special Edition | 2002年10月9日 | CCCD | IOCD-20041 | 1986年9月発売の「BELLS」をリマスタリング。「もみの木」を追加収録。 |
19 | REVELATION | 2003年11月27日 | IOCD-20055 | ||
20 | RECONSTRUCTION | 2004年3月24日 | IOCD-20081 | リミックス・アルバム。 | |
21 | Voice in the wind YOSHIDA MINAKO with BRASS ART ENSEMBLE | 2004年11月3日 | SACD | IOCD-20100 | 新録ベスト・アルバム。 |
22 | spangles | 2006年2月22日 | IOCD-20137 | ||
dagomba sound (2016年 - ) | |||||
23 | YOSHIDA MINAKO GLORIOUS CONCERT “calling” | 2016年5月26日 | 2CD | BELLS-CD-G1~2 | 2015年10月30日 ・キリスト品川教会 GLORIA CHAPELでのコンサートで演奏された全19曲すべて収録した2枚組ライブ・アルバム。本来は映像作品となる予定だったもの。 |
24 | The Duet | 2019年 | CD | ライブ会場限定販売。後に通信販売開始。 |
アーティスト名は50音順に列記
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