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京都府の道路 ウィキペディアから
京都府道38号京都広河原美山線(きょうとふどう38ごう きょうとひろがわらみやません)は、京都府京都市下京区から同府南丹市美山町安掛に至る主要地方道に指定された府道である。
主要地方道 | |
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京都府道38号京都広河原美山線 主要地方道京都広河原美山線 | |
制定年 | 1964年(昭和39年)建設省指定 1967年(昭和42年)京都府認定 |
起点 | 京都府京都市下京区小泉町【北緯34度59分48.3秒 東経135度45分08.3秒】 |
終点 | 京都府南丹市美山町安掛【北緯35度16分40.3秒 東経135度35分15.8秒】 |
接続する 主な道路 (記法) |
国道1号 国道9号 京都府道37号二条停車場東山三条線 京都府道61号京都京北線 京都府道40号下鴨静原大原線 国道477号 国道162号 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
京都市の中心部で交通量の多い[1]堀川五条交差点を起点に北へ堀川通、加茂街道、鞍馬街道などを通り、上賀茂や鞍馬を経て、花脊峠や佐々里峠を越えて山村集落を抱える南丹市美山地区[2]を終点とする。
京都市の最北端に近い広河原[3]や花脊などの京都市左京区の北部山間地域[4]から花脊峠を越えて京都市街地までを結ぶ唯一のバス路線[5]として京阪出町柳駅との間で京都バス花脊線が運行されており[3]、鞍馬を経由して静市市原まで本路線に沿って運行されている[3][6]。
また、広河原には京都市唯一のスキー場[3]である京都広河原スキー場があり、京都市と南丹市との境界線が通過する佐々里峠一帯には冬期閉鎖区間を有する[7]。
本路線は、道路法(昭和27年法律第180号)第7条の規定に基づいた京都府の一般府道として1959年(昭和34年)に京都府が初めて認定した282路線のうちの1つである美山広河原京都線の大部分を前身としている。同法第56条の規定に基づき、1964年(昭和39年)の第2次主要地方道指定時に建設省が主要地方道に指定したのを受け、京都府が京都広河原美山線として認定した。1993年(平成5年)に京都市左京区鞍馬本町の百井別れで接続していた主要地方道43号鞍馬小出石線および同区花脊大布施町で接続していた主要地方道39号大布施京北線[9][注釈 2][10]とともに両交点の区間が国道477号に昇格して現在に至る。
京都市北区上賀茂から同市左京区鞍馬にかけてバイパス道路の建設による道路改良工事が完了または計画中であり、市原バイパスおよび二ノ瀬バイパスが供用中で、市原バイパスと二ノ瀬バイパスとの間に野中バイパス、京都市左京区鞍馬本町地内では鞍馬バイパスがそれぞれ計画中である[23]。
また、佐々里峠を中心に9 kmの区間は、12月の降雪開始から翌年4月ごろまで全面的に通行禁止となる[7]。
起点は上下6車線でありながら著しい渋滞が発生する[35]政令指定都市・京都市の中心部にあるが、京都市北部郊外を抜け、花脊峠以北は2016年(平成28年)に制定された京都丹波高原国定公園の指定地となっている[36]。沿線には分水嶺である佐々里峠を挟んで桂川および由良川の源流域を通過しており[37]、伝統的建造物群保存地区に選定されているかやぶきの里・北村[38]など自然や山村地域の文化に富んでいる。
路線認定された1967年当時は、京都市および北桑田郡美山町を通過する路線であったが、平成の大合併により美山町は南丹市の一部になった。
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