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香川県丸亀市にある競艇場 ウィキペディアから
丸亀競艇場(まるがめきょうていじょう)は、香川県丸亀市にある競艇場である[1][2][3]。
主催者は丸亀市、香川県中部ボートレース事業組合(三豊市・まんのう町・琴平町・宇多津町で構成される一部事務組合)。レース場ロゴなどをはじめ、ひらがなで「まるがめ」と表記されることが多い。金刀比羅宮のある香川県にあるため、舟券の締め切り5分前から民謡の『金比羅船々』のメロディーが流れる。
入場料100円。未成年は父兄同伴で入場できる。全館禁煙。
マスコットキャラクターは、カメの「スマイル君」。レース実況は榑谷篤史(ON・MIC)が担当している。かつては谷口修、梶西達が担当していた。2022年3月には児島競艇場メイン実況担当の椛島健一が代理で実況担当した。
多くの競艇場では早々に廃止された、運賃払い戻しサービス(最大2000円)を長きにわたり行っていたが、丸亀でも2021年7月17日をもって廃止された[6]。[注釈 3]
西日本放送(RNCテレビ)では、2018年3月31日まで「まるがめ競艇ウィークエンド情報局」が土曜17:20 - 17:25に放送されていた。
2009年4月21日に全国の競艇場で5ヵ所目、そして中四国の公営競技場としては初めて丸亀がナイター競走「まるがめブルーナイター」(MARUGAME BLUE NIGHTER)をスタートした。今までの4ヵ所(桐生・蒲郡・若松・住之江)は照明塔の形が横長であるが、丸亀は横浜スタジアムの照明塔に似た形を採用している。なお、2011年4月の開催では東日本大震災の影響もあり使用電力を控えるため、久々にデイレースで開催されていたが、同月末より通常時と同様のナイター開催に戻っている。
競走水面は海[2] で、水質は海水[2][3]。イン優勢の流れは他の競艇場同様変わらないが、季節風や潮汐の影響を受けやすい立地からか、イン逃げが中々決まらないと評価する者も少なからず居り、捲り決着や高配当での決着も少なからず見られる等、コース不問で多彩な決まり手が出やすい競艇場でもある。又、インと2コース(壁役)に強豪選手が入るとオッズが極端に偏るため、一般戦では番組の編成者が配慮してインに強い選手が固まらないようにしているようである。水面は石垣で囲まれていて綺麗である。また潮位差が大きい競艇場であるため、水位に応じて大時計等の高さが変わるようになっている。なお、レース中、先頭艇が最終周回に入った場合、最終周回を示す打鐘が入る(競輪では全部の競輪場でこういう光景が見られるが、競艇では丸亀と常滑のみ)。
周年記念(GI)として京極賞が行われている。企業杯(GIII)として、JR四国ワープ杯競走が行なわれている。正月には市長杯争奪まるがめ競艇大賞、ゴールデンウィークには、現役時代に瀬戸の大魔神と呼ばれた安岐真人を称えた安岐真人杯争奪瀬戸の大魔神大賞、お盆にはRNC杯争奪サマーチャンピオンレースが行なわれている。
2011年1月28日のスポーツニッポンカップから企画レースが開始され、第6レース「ナイタータイム!!カチ勝ち6」(原則1、3、4号艇にA級選手)、第7レース「ラッキーレース!!穴ガチ7」(原則A級選手3名)、第8レース「進入固定!!ガチ勝゛ち8」(原則1号艇にA1級選手、2、4号艇にA級選手)が実施されている[7]。
開催年 | 競走名 | 優勝者 | 登番 | 出身 |
---|---|---|---|---|
1969 | 第15回モーターボート記念競走 | 岡本義則 | 1488 | 福岡 |
1974 | 第20回モーターボート記念競走 | 野中和夫 | 2291 | 大阪 |
1978 | 第13回鳳凰賞競走 | 北原友次 | 1481 | 岡山 |
1979 | 第25回モーターボート記念競走 | 野中和夫 | 2291 | 大阪 |
1987 | 第33回モーターボート記念競走 | 国光秀雄 | 2697 | 長崎 |
1990 | 第36回モーターボート記念競走 | 平尾修二 | 2485 | 香川 |
1993 | 第20回笹川賞競走 | 野中和夫 | 2291 | 大阪 |
1995 | 第42回全日本選手権競走 | 安岐真人 | 1864 | 香川 |
1998 | 第33回総理大臣杯競走 | 西島義則 | 3024 | 広島 |
2003 | 第13回グランドチャンピオン決定戦競走 | 池田浩二 | 3941 | 愛知 |
2006 | 第9回競艇王チャレンジカップ競走 | 三嶌誠司 | 3541 | 香川 |
2008 | 第55回全日本選手権競走 | 丸岡正典 | 4042 | 奈良 |
2009 | 第55回モーターボート記念競走 | 池田浩二 | 3941 | 愛知 |
2010 | 第15回オーシャンカップ競走 | 石野貴之 | 4168 | 大阪 |
2013 | 第59回モーターボート記念競走 | 毒島誠 | 4238 | 群馬 |
2014 | 第19回オーシャンカップ | 吉田拡郎 | 4166 | 岡山 |
2017 | 第22回オーシャンカップ | 峰竜太 | 4320 | 佐賀 |
2024 | 第70回ボートレースメモリアル | 馬場貴也 | 4262 | 京都 |
本場に隣接している外向発売所。[注釈 4]
恋人の聖地サテライトに選定されていて、イル・マーレはイタリヤ語で「海」の意味であり、競艇客以外の人々も海を楽しめる空間である。 二階南側のテラスは「ふれあい広場」となっていて、二人がけベンチを囲むハートイルミネーションが設置されていたが現在は撤去され、その場所には魅力的な絵が描かれていて二人での記念写真スポットになっている。 二階屋内北側にはフードコートがあり、骨付き鳥・焼きそば・うどん・肉まんコロッケ・タコ天などが手軽に食べることができ、一階にも「まるかふぇ」があり軽食を楽しめる。休館日(その月により不定期であるので下記外部リンクの公式HPで要確認)以外は当会場の開催日でなくても午前10時ころから中に入れて、全部の店ではなくても順次利用できる。
2023年5月13日に場内に開設された地域コミュニティ拠点である。施設内には芝生広場やパークセンターが開設され、パークセンターにはコミュニケーションのきっかけとなるような展示品や約1,000冊の児童書が備えられる予定。[8][9]
コミュニティパーク グルーンまるがめと同じ2023年5月13日に場内に開設された子どもの遊び場である。屋内の「ベビーゾーン」「アクティブゾーン」「チャレンジゾーン」「アトリエゾーン」と、屋外の「アウトドアゾーン」の5つのエリアがある。[8][9]
など近県各地から無料シャトルバスがあったが、各地に場外舟券売り場(ボートピア)の開設や電話投票、ネット投票の拡充などもあり廃止された。
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