上川駅
北海道上川郡上川町にある北海道旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
北海道上川郡上川町にある北海道旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
上川駅(かみかわえき)は、北海道上川郡上川町中央町にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)石北本線の駅である。電報略号はミワ。事務管理コードは▲122508[2][3]。駅番号はA43。
駅所在地付近はもともと「留辺志部(るべしべ)」と呼ばれていたため、当初鉄道当局側は、この「留辺志部」に、同音の留辺蘂駅(1912年〔大正元年〕開業)との区別のため旧国名の「石狩」を冠して「石狩留辺志部」とする案を考えていたが、長すぎることや語呂の悪さといった問題があった[12]。
あわせてこのころ留辺志部地域を愛別村から分村する機運が高まっており、留辺志部の住民によって駅および新村の名称選定が行われた結果、最終的に石狩川の上流、との意で新村が「上川村」と命名されたため、駅名もそれに倣っている[12]。
2面3線の単式・島式複合ホームの地上駅である。跨線橋で連絡している。1番線(旭川方面のみ)と3番線は折り返しが可能。
社員配置駅。みどりの窓口設置。早朝と夕方以降は無人となるが、運転扱いの駅員は終日配置される。自動券売機が設置されていたが、駅舎改装時に撤去されている。
乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。
また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。
年度 | 乗車人員 | 出典 | 備考 | ||
---|---|---|---|---|---|
年間 | 1日平均 | JR調査 | |||
1965年(昭和40年) | (356,671.0) | (977.2) | [8] | 年間乗降客数:713,342 | |
1966年(昭和41年) | (348,753.0) | (955.5) | 年間乗降客数:697,506 | ||
1967年(昭和42年) | (351,592.5) | (960.6) | 年間乗降客数:703,185 | ||
1968年(昭和43年) | (327,909.0) | (898.4) | 年間乗降客数:655,818 | ||
1969年(昭和44年) | (386,523.0) | (1,059.0) | 年間乗降客数:773,046 | ||
1970年(昭和45年) | (329,372.5) | (902.4) | 年間乗降客数:658,745 | ||
1971年(昭和46年) | (318,546.5) | (870.3) | 年間乗降客数:637,093 | ||
1972年(昭和47年) | (306,410.5) | (839.5) | 年間乗降客数:612,821 | ||
1973年(昭和48年) | (309,499.0) | (847.9) | 年間乗降客数:618,998 | ||
1974年(昭和49年) | (355,338.5) | (973.5) | 年間乗降客数:710,677 | ||
1975年(昭和50年) | (331,735.0) | (906.4) | 年間乗降客数:663,470 | ||
1976年(昭和51年) | (323,125.0) | (885.3) | 年間乗降客数:646,250 | ||
1977年(昭和52年) | (216,235.5) | (592.4) | 年間乗降客数:432,471 | ||
1978年(昭和53年) | (200,117.0) | 517 | [8][13] | 年間乗降客数:400,234 | |
1979年(昭和54年) | (194,161.0) | (530.5) | [8] | 年間乗降客数:388,322 | |
1980年(昭和55年) | (176,662.5) | (484.0) | 年間乗降客数:353,325 | ||
1981年(昭和56年) | (164,527.5) | (450.8) | 年間乗降客数:329,055 | ||
1982年(昭和57年) | (157,723.5) | (432.1) | 年間乗降客数:315,447 | ||
1992年(平成 | 4年)(310.0) | [14] | 一日平均乗降客数:620 | ||
2016年(平成28年) | 165.4 | [JR北 1] | |||
2017年(平成29年) | 160.2 | [JR北 2] | |||
2018年(平成30年) | 143.2 | [JR北 3] | |||
2019年(令和元年) | 134.0 | [JR北 4] | |||
2020年(令和 | 2年)124.2 | [JR北 5] | |||
2021年(令和 | 3年)116.8 | [JR北 6] | |||
2022年(令和 | 4年)101.2 | [JR北 7] | |||
2023年(令和 | 5年)95.4 | [JR北 8] |
かつては構内の「明石構内食堂(明石調製所)」で調理された駅弁が構内やホームで立ち売りされており、近隣の養殖場のニジマスやヤマメを使用した「ニジマス姿鮨」や「やまべ(ヤマメ)鮨」が名物であったが、青函トンネル開通まで[15]に販売を終了している。なお、構内食堂は「食事処角」に店名を変えた後に2005年に店を駅前に移転しており、「喰い処あかし」として営業を続けている。
上川町の代表駅。大雪山国立公園の層雲峡温泉方面への玄関口でもある。
駅に隣接する「森のテラスヌプリ」内に道北バス上川営業所が入居し、「上川森のテラスバスタッチ」と称するバスターミナルとして整備されている。
営業所では案内や都市間バスの予約発券を受け付ける。
乗り入れ路線は層雲峡温泉方面や旭川駅方面の道北バス地域路線のほか、紋別市、北見市・釧路市、帯広市方面への道北バス・共同運行各社の都市間バスが乗り入れる。路線詳細はバス事業者記事を参照。
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