Remove ads
1997年のアメリカのSF映画 ウィキペディアから
『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』(The Lost World: Jurassic Park)は、1997年のアメリカ映画で、映画『ジュラシック・パーク』の続編。
ロスト・ワールド /ジュラシック・パーク | |
---|---|
The Lost World: Jurassic Park | |
監督 | スティーヴン・スピルバーグ |
脚本 | デヴィッド・コープ |
原作 |
マイケル・クライトン 『ロスト・ワールド -ジュラシック・パーク2-』 |
製作 |
コリン・ウィルソン ジェラルド・R・モーレン |
製作総指揮 | キャスリーン・ケネディ |
出演者 |
ジェフ・ゴールドブラム ジュリアン・ムーア ピート・ポスルスウェイト アーリス・ハワード ヴィンス・ヴォーン ピーター・ストーメア リチャード・シフ ヴァネッサ・リー・チェスター リチャード・アッテンボロー ハーヴェイ・ジェイソン トーマス・F・ダフィ アリアナ・リチャーズ ジョゼフ・マゼロ |
音楽 | ジョン・ウィリアムズ |
撮影 | ヤヌス・カミンスキー |
編集 | マイケル・カーン |
配給 |
ユニバーサル・ピクチャーズ UIP |
公開 |
1997年5月23日[1] 1997年7月12日[1] |
上映時間 | 129分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $73,000,000[2] (概算) |
興行収入 |
$618,638,999[2] $229,086,679[2] 95億円[3] |
配給収入 | 58億円[4] |
前作 | ジュラシック・パーク |
次作 | ジュラシック・パークIII |
マイケル・クライトンの小説『ロスト・ワールド -ジュラシック・パーク2-』の映画化だが、その内容には原型をとどめないほどの大幅な変更がなされている。そのため、映画公開の際には、原作のファンから強い批判を受けた。もっとも、本作は小説企画との同時進行で制作されており、クライトンから「私も自由に書くから、映画も自由に作っていい」と言われていた。[要出典]
アカデミー賞視覚効果賞にノミネートされた一方、前作『ジュラシック・パーク』の評価が高かったため、期待された反動からか酷評される結果となった。第18回ゴールデンラズベリー賞においては「最低続編賞」「最低脚本賞」「最低人命軽視と公共物破壊しまくり作品賞」の3部門にノミネートされたが、いずれも受賞を逃している。
ちなみに、スティーヴン・スピルバーグ監督にとって自作の続編で再び監督を担当した作品は、今のところ『インディ・ジョーンズ』シリーズと本作のみである[5]。
役名 | 俳優 | 日本語吹き替え |
---|---|---|
イアン・マルコム | ジェフ・ゴールドブラム | 大塚芳忠 |
サラ・ハーディング | ジュリアン・ムーア | 勝生真沙子 |
ピーター・ルドロー | アーリス・ハワード | 牛山茂 |
ジョン・ハモンド | リチャード・アッテンボロー | 永井一郎 |
エディー・カー | リチャード・シフ | 納谷六朗 |
ニック・ヴァン・オーエン | ヴィンス・ヴォーン | 平田広明 |
ケリー・カーティス | ヴァネッサ・リー・チェスター | 渕崎ゆり子 |
ローランド・テンボ | ピート・ポスルスウェイト | 麦人 |
ディーター・スターク | ピーター・ストーメア | 神谷和夫 |
ロバート・バーク | トーマス・F・ダフィ | 塩屋浩三 |
アージェイ・シドゥ | ハーヴェイ・ジェイソン | 小島敏彦 |
カーター | トーマス・ロサレスJr. | 立木文彦 |
ポール・ボーマン | ロビン・サックス | 小川真司 |
デアドラ・ボーマン | シド・ストリットメーター | 日野由利加 |
執事 | イアン・アグロンビー | 北村弘一 |
カルロス | ジェノ・シルバ | 仲野裕 |
インジェン社の警備員 | クリストファー・カソ | 辻親八 |
インジェン社の社員 | ビリー・ブラウン | 立木文彦 |
その他 | 内藤愛美 梅津秀行 後藤敦 斉藤功司 岡村明美 滝沢ロコ 沢木郁也 藤間宇宙 塩田朋子 | |
日本語版制作スタッフ | ||
演出 | 佐藤敏夫 | |
翻訳 | 木原たけし | |
調整 | 安藤邦男 | |
録音 | 高久孝雄 | |
制作 | 東北新社 | |
初回放送 | 2001年1月5日 『金曜ロードショー』 |
この節の加筆が望まれています。 |
劇中で種小名が出ているものは属名と中黒(・)で繋ぎそれも記した。原則として劇中での登場順に並べてある。
舞台となったのはイスラ・ソルナ島(Isla Sorna)という島で、スペイン語で『皮肉の島』という意味を持つ。この島は『ラス・シンコ・ムエルテス諸島(Las Cinco Muertes)』(五つの死)と呼ばれる、『C』を描くように連なる5つの島々の一つで、前作の舞台となったイスラ・ヌブラル島の南西140kmにある。『五つの死』の島々は北西から順に『イスラ・マタンセロス島(Isla Matanceros)』(虐殺の島)、『イスラ・ムエルタ島(Isla Muerta)』(死の島)、『イスラ・ソルナ島(Isla Sorna)』(皮肉の島)、『イスラ・タカニョ島(Isla Tacaño)』(嘘つきの島)、そして『イスラ・ペナ島(Isla Pena)』(苦しみ・刑罰の島)からなる。次作の『ジュラシック・パークIII』の舞台も同じ島。5つの島とも火山の島々である。イスラ・ソルナ島以外の4島は映画と小説で言及と地図に示されたが、それ以外登場しなかった。しかし2018年にXbox One、PlayStation 4などにて発売される経営シミュレーションゲーム『ジュラシック・ワールド エボリューション』では、これらの5つの島々が登場し、プレイヤーが島々を開発し管理する事になる。なお、発売キャンセルされたプレイステーション2用のゲーム『Jurassic Park: Survival』は『III』の続編的な内容で秘密の第2の島が舞台だった。
小説版によると、これらの5つの島々には古代インディオの神話の伝説があり、島々には古代の遺跡もある。イスラ・ソルナ島を舞台にした映画の続編的な内容のゲーム『Jurassic Park: Trespasser』でも、イスラ・ソルナ島に古代アステカ遺跡がある。
原作では、コナン・ドイルの『ロスト・ワールド』(失われた世界)に因んで、島の周縁がそびえ立つ断崖絶壁にぐるりと囲まれ、航空機を使うかロッククライミングをしなければ島の内部に入り込めない地形になっていた。だが、映画ではごく普通に海岸に船で上陸することができるように描かれている。
イスラ・ソルナ島には、観光ではなく恐竜のクローニングと育生を目的とした研究施設が建てられている。この島で育った恐竜はいずれイスラ・ヌブラル島の新たなアトラクションとして運ばれる予定であったが、前作の後にインジェン社は島を撤退、その後のハリケーンによって施設は壊滅状態となった。撤退の際に研究員によってジャングルに解き放たれた恐竜たちは独自の繁栄を遂げた。映画本作ではイアン達がフェンスに囲まれた、ワーカー・ビレッジ(Worker Village)と呼ばれる廃墟と化した古いインジェン社の従業員達の集落に到着していた。ハリケーンによって集落に住んでいたインジェン社の従業員が撤退した後、集落はヴェロキラプトルの巣窟となっていた。イアンやルドロー達は集落にあるコントロールセンターから救援を呼んだ。小説では集落の遠くの終わりの方に研究施設があり、研究施設の後の方に地熱発電所がある事が判明しており、イスラ・ソルナ島の電力は地熱発電によるものであった。映画本作の続編的な内容のゲームである『Jurassic Park: Trespasser』では映画と小説に登場した集落に基づいたBurroughs(バローズ)と言う名のインジェン社の従業員が暮らしていた町が登場するが、映画と小説に登場した集落とは建物などが違う為、別である。
最初の上記の2つの削除シーンは未公開シーンとしてDVD・Blu-rayバージョンに含まれているが、他の多くの削除シーンは含まれなかった[8]。
マイケル・クライトンに書かれた。映画版と若干異なる部分がある。
Topps comicsから著はドン・マクレガー、カバーはウォルター・サイモンソン、画はジェフ・バトラー担当でコミック化もされた。映画版の内容を全4冊のストーリー構成になっている。
回数 | 放送局 | 番組名 | 放送日 | 放送時間 | 放送分数 | 視聴率 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 日本テレビ | 金曜ロードショー | 2001年1月5日 | 21:03 - 23:39 | 156分 | 17.8% | 地上波初放送。本編ノーカット。45分拡大 |
2 | フジテレビ | ゴールデンシアター | 2002年4月6日 | 21:00 - 23:39 | 159分 | 18.9% | 45分拡大 |
3 | テレビ朝日 | 日曜洋画劇場 | 2004年1月11日 | 21:00 - 23:34 | 154分 | 15.3% | 40分拡大 |
4 | フジテレビ | プレミアムステージ | 2005年12月3日 | 9.8% | 40分拡大 | ||
5 | テレビ朝日 | 日曜洋画劇場 | 2010年2月14日 | 21:00 - 23:24 | 144分 | 10.9% | 30分拡大 |
6 | 日本テレビ | 金曜ロードSHOW! | 2018年5月25日 | 8.9% | 30分拡大 | ||
7 | 金曜ロードショー | 2021年9月17日 | 21:00 - 22:54 | 114分 | 8.8% | ||
・2021年に金曜ロードSHOW!で放送された際にはエディが真っ二つに食いちぎられるシーン、ディーターがコンプソグナトゥスに襲撃されるシーン、ローランドがラドローと袂を分かつシーンなど一部の重要シーンがカットされた。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.