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ランニング・ワイルド(Running Wild)は、ドイツ出身のヘヴィメタル・バンド。
「アクセプト」らと並んでジャーマンメタルの草創期から活動し、海賊をモチーフにしたスタイルを展開している古参のグループ。2009年に解散するも、撤回して再始動を果たしている[1]。
1976年 前身となるスクール・バンド「Granite Hearts」結成。当初のメンバーは以下のとおり。
1979年 バンド名をランニング・ワイルドに変更。「ジューダス・プリースト」の前年にリリースされた同名曲にちなむ。
1981年 デモテープ、「Hallow The Hell」「War Child」「King Of The Midnight Fire」をレコーディング。ベーシストはマティアス・カウフマンに、ドラマーはハッシェ(ヴォルフガング・ハーゲマン)にそれぞれチェンジしている。
1983年 マティアスが兵役のために脱退。ほぼ同時にウヴェも脱退する。後任には、ギタリストにプリーチャー(ゲラルド・ヴァーネッケ)、ベーシストにステファン・ボリスが迎えられた。
1984年 ノイズのコンピレーション・アルバム『Death Metal』に「Iron Heads」「Bones To Ashes」の2曲を提供。
1985年 4月、シナーとともにドイツ国内をツアー。
1986年 モトリー・クルーのヨーロッパツアーのオープニングアクトに大抜擢される。
1987年 3rdアルバム『Under Jolly Roger』リリース。前2作の悪魔的イメージを払拭し、現在まで引き継がれる海賊のイメージを確立。
1988年 前年の「Ready〜」ツアーから、ドイツ・ミュンヘンおよびボーフムでのライブを録音したライブアルバム『Ready for Boarding』をリリース。未発表曲「Puragatory」も披露している。
1989年 イアンが腕を骨折し、ツアーのための代役にヨルグ・マイケルが起用される。
1990年 シングル「Wild Animal」リリース。
1991年 シングル「Little Big Horn」をリリース。
1992年 新しいリズム隊を、U.D.Oから引き抜く。ベーシストはトーマス・ズムズンスキー、ドラマーは出戻る形になったステファン・シュヴァルツマン。
1993年 1月、ツアースタート。
1994年 2月、先行シングル「The Privateer」リリース。
1995年 6月、レイジ、グレイヴ・ディガー、ガンマ・レイ、アイスド・アースなどとともに、「Summer Metal Meeting」と銘打たれたパッケージツアー。
1996年 「Masquerade」ツアー。
1998年 10thアルバム『The Rivalry』リリース。
1999年 『Death〜』から『Masquerade』までの5枚が、ノイズからリマスターバージョンとして再発される。
2001年 シロ、トーマスが脱退。ベーシストとしてペーター・ピヒェルを迎え、ロルフがギタリスト兼務、スタジオ・ドラマーは再びアンジェロという形で新作のレコーディングを開始。
2002年 2月、12thアルバム『The Brotherhood』リリース。
2003年 8月、ドイツの「Wacken Open Air」に出演。
2004年 『20 Years〜』が日本でキングレコードからリリースされる。
2005年 13thアルバム『Rouges En Vogue』リリース。この後、ギタリストのピーター・ジョーダンが加入。
2009年 7月30日、Wacken Open Airへの出演を最後に解散。
2011年 秋頃、ロルフが再結成を発表。復活作『Shadowmaker』を2012年4月にリリース[3]。
2013年 再結成後2作目(通算15作目)のアルバム『Resilient』を10月にリリース[4]。
2016年 16thアルバム『Rapid Foray』を8月にリリース[5]。
1992年に、ロックン・ロルフと、当時のギタリスト アクセル・モーガンが、プロモーションのために来日したのみで、日本でライブが行われたことはない。理由の一つとして、ロルフが大の飛行機嫌いである点が大きい。同様の理由で、アメリカ大陸でもライヴをしていない。
1990年代に東芝EMI・ビクターが日本盤を発売していたが、2002年以降のスタジオ・アルバムは日本盤が発売されず、2013年に『レジリエント』がスピリチュアル・ビーストからしばらくぶりに日本発売された。
※2023年2月時点
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