株式会社MIXI(ミクシィ、英:MIXI, Inc.)は、東京都渋谷区に本社を置く、日本のIT関連企業。コンピュータエンターテインメント協会・日本オンラインゲーム協会正会員。
本社が入居する渋谷スクランブルスクエア[1] | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
機関設計 | 監査役会設置会社[2] |
市場情報 | |
本社所在地 |
日本 〒150-6136 東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア36F |
設立 |
1999年(平成11年)6月3日 (有限会社イー・マーキュリー) |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 1011001035512 |
事業内容 | ソーシャルゲーム事業 |
代表者 | 木村弘毅(代表取締役社長) |
資本金 |
96億98百万円 (2023年3月末時点) |
発行済株式総数 |
73,730,850株 (2023年9月中間決算) |
売上高 |
連結:1468億6700万円 (2023年3月期) |
営業利益 |
連結:248億2000万円 (2023年3月期) |
経常利益 |
連結:182億5000万円 (2023年3月期) |
純利益 |
連結:51億6100万円 (2023年3月期) |
純資産 |
連結:1834億6300万円 (2023年3月期) |
総資産 |
連結:2223億2100万円 (2023年3月期) |
従業員数 |
連結:1,556人 (2023年3月末時点) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 |
笠原健治 44.76% (2023年9月期中間決算) |
主要子会社 |
上海明希網絡科技有限公司 上海蜜秀網絡科技有限公司 株式会社ミクシィ・リクルートメント mixi America, Inc. |
関係する人物 |
笠原健治(取締役会長) 森田仁基(元代表取締役社長) 衛藤バタラ(元ミクシィ取締役兼最高技術責任者) 富田邦敬(顧問) |
外部リンク | https://mixi.co.jp/ |
ソーシャル・ネットワーキング・サービス (SNS) であるmixiを運営する会社として創業したが、2020年度では『モンスターストライク』(通称・モンスト)をはじめとするデジタルエンターテインメント事業が売り上げの8割以上を占めている。
主な事業
MIXI・レッド
- ゲーム・映像事業(旧・「XFLAG」)
- 『モンスト』の大ヒットによりゲーム事業が急拡大する中、2015年にゲーム・映像コンテンツを統括するスタジオとしてXFLAGを立ち上げた[3]。JリーグクラブFC東京と、マーケティングパートナーシップを締結[4]。
- 2022年10月1日、MIXIへの社名変更を機に、XFLAGのブランド名をMIXIに統合した[5]。
- 公営競技・スポーツ関連ビジネス
- 2019年に、チャリロトを運営する株式会社チャリ・ロトを買収して競輪のインターネット投票に参入。その後、自前システム『TIPSTAR』との2本立てになった。いずれもオートレースの車券も購入できるようになっている。また、両サイトの利用者に対する情報提供を行うサイトを構築するため、競馬(『netkeiba.com』)分野で20年以上の実績を持っていたネットドリーマーズを買収。2020年11月、競輪の総合情報サイト『netkeirin.com』がオープンした。
- 2021年には、競輪の新機軸として千葉市中央区の千葉JPFドーム(MIXIの命名権によりTIPSTAR DOME CHIBAの名称となっている)でスタートした『PIST6』の運営をJPFとの合弁で実施。
- またサッカーJ1のFC東京、バスケットボールB1の千葉ジェッツふなばしも傘下に収めており、これらを合わせたスポーツ事業をモンスト、mixiに次ぐ3つ目の中核事業に育てることを目指している。→「PIST6 § 概要」、および「千葉ジェッツふなばし § 2020-21シーズン(B1東地区)」も参照
MIXI・オレンジ
その他の事業
こちらの項 も参照。
- 2013年(平成25年)2月19日、スマートフォンで撮影・アップロードした写真をフォトブックにできるサービス「nohana(ノハナ)」を開始[8]。同年9月2日に「nohana」(ノハナ)事業を分社化し、株式会社ノハナを設立[9]。(2019年3月、MBOによりグループより離脱)
- 2013年(平成25年)10月10日、スマートフォン向けネイティブアプリ「モンスターストライク」の提供を開始。利用者数はサービス開始から半年で500万人を突破[10]、2014年5月15日には、1年以上にわたってApp Storeの売上1位を独占していた「パズル&ドラゴンズ」を抜いて売上1位となった[11]。
- 2015年(平成27年)4月13日、家族向け写真・動画共有サービス「家族アルバム みてね」をリリース。
- 2019年(平成31/令和元年)より、6gramというVISA/JCBプリペイドカードを発行。アプリより利用でき、2021年6月8日よりリアルカードも発行[12]。
- 2020年(令和2年) 2月5日、アスリート・チームへの新しい応援のカタチをコンセプトとした、スポーツギフティングサービス「Unlim」を発表[13] し、2020年2月19日からサービス開始。
- 2020年(令和2年)8月20日、漫画のサブスクリプションサービス「MiCCOMi」を開始[14]。2022年(令和4年)3月31日にサービス終了[15]。
- IT系ベンチャー企業の求人情報を中心に扱う「FIND JOB!」の運営を行っていた。当社創業者の笠原が大学生時代から個人で手掛けた事実上の祖業であったが、2011年より子会社のミクシィ・リクルートメントに運営を移管、2023年(令和5年)9月29日にサービス終了[16]。
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沿革
- 1997年
- 1999年
- 2000年
- 6月 - eHammer事業を譲渡。
- 10月25日 - 株式会社に組織変更。
- 2001年
- 2002年
- 5月 - 中小企業創造活動促進法の認定。
- 2004年
- 2月 - ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)サイト「mixi」の運営を開始。
- 7月 - 本社を渋谷マークシティウエスト19階に移転。
- 2005年
- 9月1日 - @Press事業をネットエイジキャピタルパートナーズ株式会社に営業譲渡。
- 2006年
- 2007年
- 2009年
- 4月23日 - 株式会社コミュニティーファクトリーに2000万円の増資。事実上の子会社化。
- 2011年
- 4月 - 本社を渋谷区東一丁目の住友不動産渋谷ファーストタワーに移転。
- 4月1日 - 求人広告部門を分離し、ミクシィ・リクルートメントを設立。
- 2013年
- 6月25日 - 創業者の笠原が代表権の無い会長に退き、後任の代表取締役社長に執行役員経営企画室長朝倉祐介が昇格[17][18]。
- 10月10日 - iPhone向けゲームアプリ『モンスターストライク』(通称モンスト)を正式リリース。
- 2014年
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グループ会社
- スフィダンテ - 「スマホで年賀状」「OKURU」などの運営企業
- 千葉ジェッツふなばし - Bリーグ所属のバスケットボールチーム
- 東京フットボールクラブ - FC東京の運営会社
- チャリ・ロト - 競輪車券のインターネット販売事業・競輪場の所有や包括運営も実施
- ネットドリーマーズ - 「netkeiba.com」「週刊ベースボールONLINE」などを運営するオンラインメディア企業
- ラブグラフ - 出張撮影サービス「Lovegraph」「Capture My Japan」の運営会社
- アイ・マーキュリーキャピタル - 株式会社MIXIの投資実行を支援するCVC
- ミクシィ・エンパワーメント - 障害者雇用を目的とした特例子会社
- Tech Growth Capital 有限責任事業組合 - 上場企業向けファンド、ハブなどへ出資
テレビ番組
- 日経スペシャル カンブリア宮殿 「次世代ネットビジネスの主役たち」(2006年5月8日、テレビ東京)- ミクシィ社長 笠原健治出演[29]。
- NEWS23「みてねでオンライン帰省」(2020年08月11日、TBS)
脚注
外部リンク
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