『ボーダーブレイク』(BORDER BREAK)は、セガ・インタラクティブ(2015年3月まではセガ)のアーケード用サードパーソン・シューティングゲーム。通称『BB』『ボダブレ』など。
2010年10月21日に稼働した、バージョン2『ボーダーブレイク エアバースト』( - AIR BURST)を経て、2012年10月11日よりバージョン3『ボーダーブレイク ユニオン』( - UNION)の稼働が開始された。2014年4月17日からバージョン4『ボーダーブレイク スクランブル』が、2015年11月5日からスクランブルのアッパーバージョン『ボーダーブレイク スクランブル 武』がそれぞれ稼働。2016年6月23日からバージョン5『ボーダーブレイク エックス』が[3]。2017年2月9日からエックスのアッパーバージョン『ボーダーブレイク エックス ゼロ』が、同年9月6日からエックス ゼロのアッパーバージョン『ボーダーブレイク エックス ゼロ プラス』がそれぞれ稼働。2019年9月9日の10周年をもってアーケード版のサービスが終了した[4]。
2018年8月2日には、英字タイトルの『BORDER BREAK』でコンシューマ版が発売・配信開始された。
2023年5月15日にアーケード版サービス開始から14周年にあたる2023年9月9日をもってコンシューマ版のサービスが終了となることが発表された[5]。
「ブラスト・ランナー(ブラスト)」と呼ばれるロボットをカスタマイズ・操作して行う、サードパーソン・シューティング。
筐体の基板にはRINGEDGEが採用されており、ALL.Netによるネットワーク接続で最大10対10の20人同時プレイを行い、プレイヤー情報を別売の専用ICカードに保存できる。専用ICカードは『ボーダーブレイク スクランブル』までは使用回数制限が設定されていたが、2015年11月5日稼働開始の『ボーダーブレイク スクランブル 武』からは使用回数制限が撤廃され、使用回数無制限となった[6]。2017年4月28日以降は、ALL.Net対応タイトルで唯一専用ICカードを使用するタイトル(Aime非対応)となった。
料金は「ゲームポイント(GP)」を購入する形で支払い、GPはゲームのプレイ時間、ゲーム内アイテムの購入に充てられる。クレジットに応じてゲームをプレイするのではなく、GPによって一定のプレイ時間が得られる。この料金システムはその後発売されるセガ製のアーケードゲームにも広く導入されており、また追随する形で『スティールクロニクル』(コナミ)や『Left 4 Dead -生存者たち-』(タイトー)など、他社タイトルにおいても類似した料金システムが採用されている。
レベニューシェアによって提供されており、稼動は好調で、セガサミーのIR資料でも度々本作が採り上げられる。
2018年8月2日にPlayStation 4用ソフトとしてコンシューマ版が発売。詳細は後述。
アーケードでの稼働開始から10周年となる2019年9月9日の2:00をもって、アーケード版のオンラインサービスを終了[7]。これに先立ち本筐体用にMJACへのコンバージョンキットが発売されており、これを用いてMJACに改造・流用されている場合もあれば、コンバージョンせずにそのまま撤去されている場合もある[8]。MJACにコンバージョンしなかった筐体は、2021年2月26日を以って修理サポートが終了した[9]。同アーケード版のサービス終了をもって、ALL.Net対応タイトルで専用ICカードを使用するタイトルは全て稼働終了した事に加え、専用ICカードを使用してプレイするオンライン対応の日本国内向けアーケードゲーム作品は子供向けのトレーディングカードアーケードゲームと海外向けアーケードゲームの一部の作品を除き全てのタイトルが稼働終了となった。
プレイヤーはブラスト・ランナーと呼ばれるロボットを操作し、戦闘に参加する。ブラスト・ランナーは頭部・胴部・腕部・脚部の4つの部位と、イクシードという3種類のチップで構成され、それぞれ特徴のあるパーツを組み合わせて自機カスタマイズを行う。出撃時に強襲・重火力・遊撃・支援の4つの兵装から1つを選択する。各兵装が所持する武器も事前にカスタマイズしておく。パーツと武器の組み合わせのパターンは無数となり、試行錯誤して自分の好みに合ったブラスト・ランナーを構築してゆく事もこの作品の楽しみの一つである。
戦場は多種存在し、それぞれが、プラントやカタパルトなど施設の数・配置を変えた数種類のマップを持つ。同じマップでも構造自体が変化したり、特定の兵器が使用可能になるものもある。現在公開されたマップは(停止やイベント専用も含めて)28か所。これにそれぞれの構造違い、専用マップが存在して総数201となっている。
いずれか一つのマップが原則として週替わり(月〜日)で指定される(マップローテーションが指定されている場合は設定された複数のマップを入れ替わる)。通常、次週のマップは、前週の金曜日に発表され、公式サイトの「スケジュール」と筐体の「SATELLITE NEWS」で確認できる[13]。
全国対戦とクラン演習(オープン)は同じマップが使用されるが、イベントバトル・ユニオンバトルは別のマップが指定される。クラン演習(クローズド)と個人演習、店内演習では3種類のうちからマップを選ぶことができる。戦場により1チームの最大参加可能人数は6〜10人と異なり、不足した場合はNPC機体が補われる。
マップごとの詳細は公式サイトのPDFを参照。
全国対戦におけるプラント数の差によるマップ違いの目安として、奇数プラント数のマップがコア突撃主体、偶数プラント数のマップがライン戦主体となる傾向にある。
停止されたマップには、再出撃地点が空中で着地する事無く自機損壊になってしまうバグが発生したため使用停止になってしまったデ・ネブラ大落片の様なバグ主体の物や、マップが狭く両軍ともコアへ殺到しタイムアタック並の短時間戦闘が繰り広げられた結果コアの耐久力が上がる等の処置を施されたトラザ山岳基地の様なマップも存在している(それでも殺到されてゲームバランスが崩れたため停止された。処置前の最速タイムは戦闘開始してからコア破壊まで60秒も経過しなかった)。
主にガイドブックや書籍、アドバタイズデモで語られる。
- 「ソテル計画」の発動と新物質「ニュード」の発見
- 西暦2037年、地球の資源枯渇という重大な問題を抱えた人類は、研究機関「GRF」を設立、GRFは衛星軌道上に巨大研究施設「エイオース」を建造。「ソテル計画」を発動、新たな資源と成りうるものを発見すべく、エイオースから無人探索船が放たれた。十数年後、ひとつの探索船が持ち帰ったサンプルの中から、緑色に輝く不可解な物質が発見される。外部から刺激を与えると熱放出し、容易に形態を変化させ、他の物質と融合して増殖するこの物質は「ニュード」と名付けられ、資源枯渇問題打破を大いに期待されるのであった。
- 「大汚染」の発生と「復興暦」への転換
- ニュード発見以後、GRFは研究を進め「ニュード・ドライブ」の実用化に成功するなど、ニュードについて一定の成果を挙げた。そんな中、突如エイオースで爆発事故が発生、施設に貯蔵されていた大量のニュードが地球に降り注いだ。ニュードは新資源として期待されていた反面、人体に重大な影響を及ぼす毒性を秘めていたのである。ニュードが降り注いだ地域では、大勢の人がニュード汚染により死亡。当初ニュードの毒性について、GRFは情報開示をほとんどしておらず、地球全体を大パニックに陥れる結果になった。そしてこれ以後、地球の環境改善を願って「西暦」から「復興暦(R.E.)」へと暦を改めた。
- 反GRF団体「EUST」とGRFの抗争
- R.E.13年、環境保護団体「EUST」が設立、ニュード汚染の完全除去を目的とした運動が開始されたが、GRFのエイオース爆発事故等の責任を問うていく形で世間の注目を集め、しだいに力を付けていく。その後はGRF、EUST共に「ブラスト・ウォーカー」と呼ばれる採掘機械を用いてニュードを採集していたが、「コンスタンツァの虐殺」以降、両者は武装したブラストによる武力闘争を繰り広げるのであった。R.E.35年、この「ブラスト・ウォーカー」をもとに、GRFがかつて開発したニュード・ドライブを用いた人型兵器「ブラスト・ランナー」の最初のモデル「クーガーI型」が誕生、クーガー同士が入り乱れる戦場になったという。
- 「コンスタンツァの虐殺」
- クーガーがリリースされる前、GRFとEUSTの武力闘争を激化させる一因となった事件。R.E26年コンスタンツァにて展開されたEUST系列のデモ隊に対し、GRFは武装したブラスト・ウォーカー隊による威嚇・鎮圧を試みた。ところがブラスト用装備のトラブルにより、地面に残留したニュードに刺激を与え続けてしまい、結果として辺り一面火の海と化した。ブラストに乗っていたGRF隊員は無事であったものの、その場にいたデモ隊は全員死亡。本来は「事故」であったにも関わらず、情報操作によって「GRFによる殺人事件」へとすり替えられてしまった。この事件の詳細は、ver1.5マスターズガイドにて明かされた。
- 傭兵市場の完成
- クーガーIをリリースしたTSUMOIインダストリ社に続いて、エアロン・エアハート社、ベンノ社といった企業がブラストの製造に名乗りを上げるとともに、戦況もしだいに激化の一途をたどる。GRF、EUSTの抗争は「ニュード採掘施設の奪い合い」にあり、ニュードを制した者が今後の世界情勢を制すると言われる。両者はブラストを操縦できる人材を確保すべく、傭兵たちに対して多くの報酬を用意する動きが出てきた。R.E.38年には、両者に傭兵を供給し、傭兵たちの活動を支援する民間軍事会社「マグメル」が設立された。かくしてマグメルに登録したボーダー同士による代理戦争の火蓋は切られた。
- ニュード技術の進展と戦火の拡大
- ニュード技術の拡大は、「プラズマカノン」や「ニュード狙撃銃」といった、次世代のブラスト・ランナー用携行武器を次々と生み出した。携行武器や新型のブラストに留まらず、ついには機動大型兵器「ワフトローダー」までもが生み出され、空までもが舞台となり、戦火は拡大、混迷の一途をたどるばかりである。
- 「未知なる侵略者」の襲来(ver3.0 ユニオンバトル基本背景)
- 未だニュード採掘権を巡って戦うGRF、EUST両陣営だったが、R.E.55年、予想外の事態が発生する。突如「エイジェン」と名乗る謎の軍事組織が、各地のニュード採掘施設を破壊し始めた。巨大兵器・強化機体・大量の無人機といった規格外の戦力を率いる彼らの目的は、地球環境をニュード汚染によって改変し、ニュード耐性を持たない全生命を根絶する事だと言うのだ。GRF、EUSTの両陣営は一時休戦を余儀なくされ、「マグメル連合軍」として、人類の存亡を賭けた戦いに挑む。
- 第二の巨大兵器と要請兵器(ver3.5基本背景)
- エイジェンの猛攻に抵抗を続ける連合軍であったが、R.E.56年、ツィタデルに続くさらなる巨大兵器「アルド・シャウラ」が登場したことにより、さらなる激戦を強いられることとなる。この事態を受け、マグメルは「要請兵器」(Bolt-on Arms)の投入を決断する。エイジェンのオーバーテクノロジーに対抗すべく、マグメル主導で開発が進められたそれは、「使用に制限があるものの、上手く使うことで凄まじい破壊力を叩き出す」というものであった。
- ニュード結晶の隆起、ニュード噴出孔の出現(ver4.0基本背景)
- エイジェンとの戦闘が激化する中、地中近くで眠っていたはずのニュード結晶が突如析出し、地表を覆い尽くす現象『ニュード・ブロウアウト』が各地で多発する。この事態の被害を重く見たマグメルは事態の収束と原因究明の為に世界各地よりボーダーを招集、ニュード汚染拡大阻止のための一大プロジェクト『ニュード・スクランブル』作戦を立ち上げる事となった。ボーダーに課せられた目標は「可能な限りより多くのニュードを集める」事。ただし集めさえ出来れば手段は一切問われない為、ボーダー達の誇りを賭けた戦いが始まる…。
- 家庭用版ストーリー
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家庭用の世界はアーケード版と共通の部分を持ちつつも異なる平行世界として再構築されており、フォニエとガロアの二大陣営の抗争の背景でS.N.C.Aとクレアシオンの対峙が行われ、それらが重なり合った形でストーリーが展開されている[14]。
『Ver1.5 マスターズガイド』および『エアバースト テクニカルガイド』に名前と設定が記載されている。デモムービー等のプレイヤーキャラクター名は原則としてこの名前が使用されている。
キャラクターデザインおよびパブリシティイラストは、イラストレーターの風間雷太によるもの。
キャラクターボイスの担当については稼働当初から基本的に非公開だが、Ver3.0でエイジェン側の担当を最初から公開されたのを始めに、Ver4.0・4.5からメインキャラクターもスタッフにより徐々に公開されている。
家庭用ではパラレル設定の形態を取っているため、部分的にアーケード版と違う部分に留意。
プレイヤーキャラクター
どのキャラクターを選んでもゲーム進行に差が生じることはないが、タイプ別に使用できるキャラクターパーツが異なる。
- 男性
- 熱血タイプ「レオ・シキシマ」
- 声 - 川上貴史
- 先天性ニュード汚染耐性保持者。施設で育ち、師であるボーダーの引退を機に独立した新進気鋭のボーダー。父であるGRF所属の傭兵ヨシロー・シキシマは、GRF時代のゴードンが配属されていた部隊の隊長を務めており、書類上では死亡したことになっている。
- クールタイプ「レイン」
- 新人らしく不詳な点も多いが、冷静な判断力と相応の実力を持っているために一目置かれている。誰かを追っているらしく、戦場で余計な接触を控えるため、出撃前に戦闘相手を確認しているらしい。
- ベテランタイプ「ゴードン」
- 声 - 下山吉光
- ニュード汚染耐性保持者。GRFを経てAE社でテストパイロットとして働いていた。ヨシローを知っているが、その息子・レオがいたことは知らない。AE社製新型ブラストランナーが対立するメーカーの妨害に遭いお蔵入りになったことを境に傭兵に転身。
- 少年タイプ「ティント」
- 声 - 高倉有加
- 先天性ニュード汚染耐性保持者。傭兵がブラストランナーに気紛れで乗せたところ、才能の片鱗を見せる。孤児院の維持のために傭兵になる。ミリーとは同じ孤児院出身。男性キャラだが、女性のように見えるキャラクターパーツがいくつか存在する。趣味は漫画鑑賞。
- ナルシータイプ「ジュダ」
- 元GRF関連企業社員。ニュード汚染耐性を付与する実験に参加したが失敗し、ニュード汚染地域でしか生きられない汚染耐性者。ゴードンと渡り合うほどの実力を持つ。古い知人いわく「あの口ぶりなどは耐性実験失敗などのせいではなく昔からああいう性格」だそうである。趣味はニュード結晶のコレクション。
- 老練タイプ「ゲルト」
- 声 - ケン・サンダース
- GRFの警備部門に所属していたが、ブラストランナーの台頭により警備部門は解散。彼のみがニュード汚染耐性保持者であったため、ボーダーに転身。GRF時代に得た機密情報を盾に、両勢力を立ち回っている。敵味方を危険に巻き込む好戦的な戦い方から、戦鬼と呼ばれている。
- 不敵タイプ「ユーリ」
- 声 - 松岡禎丞
- 女性
- まじめタイプ「リサ」
- 声 - 倖月美和
- 先天性ニュード汚染耐性保持者。反ニュード活動に傾倒する両親の元で育った。過去のブラストランナー絡みでの苦い経験を教訓に、傭兵になればEUSTとGRFのニュード採掘施設を破壊できることから傭兵となった。元は心優しい性格。
- お嬢様タイプ「シェスティン」
- 先天性ニュード汚染耐性保持者。ベンノ社重役の娘で、幼いころからブラストを自在に操縦していた。戦争をエクストリームスポーツの一つとして楽しんでいる節がある。下田P描き下ろしの小説『ボーダーブレイク ヒストリカ2 ジ・エースボーダー』にてシェスティン・ヴァイルというフルネームが付いた。
- 少女タイプ「ミリー」
- 非常に強い汚染区域にある孤児院で育った先天性ニュード汚染耐性保持者。ティントの姉のような存在。ティントと同様、孤児院の維持のために傭兵になった。趣味は人形集めで、ぬいぐるみなどを抱いたキャラクターパーツが多い。
- インテリタイプ「アスカ」
- 声 - 原紗友里
- 後天性のニュード汚染耐性保持者。元TSUMOI社員で父親も在籍していた。テストパイロットではできないことが多かったので、傭兵に転身し独立。傭兵として得られたデータを、ブラストランナーの製造メーカーに売り込みをかけている。初期状態から眼鏡のキャラクターパーツを所持している。
- 冷静タイプ「ウルスラ」
- 声 - 勝生真沙子
- 汚染耐性保持者ではあるが、料理や裁縫など家庭的な趣味を持ち、一般市民として幸せな生活を送るはずだった女性。恋人であったボーダーが隻眼のボーダーに殺されたことで彼女の人生は狂い、復讐心のみで一流並の腕前を身につけている。
- ドライタイプ「クユラ」
- 声 - 内田真礼
オペレーター・メカニック
- フィオナ
- 声 - 七緒はるひ
- マグメルのシステムオペレーター。その美貌から好意を寄せる男性も多いが、その大半は顔面蒼白で帰ってくることが多いらしく謎多い人物。10ヶ国の言語を操り、各国出身のボーダーと疎通ができるエリートでもある。
- 名前が公表されなかった頃の名残で、現在も「システムオペレーター」「オペ子」といった通称で呼ばれることがある。
- 対戦開始前のロード画面中に彼女にタッチすると全身が縦に揺れ、顔を赤らめるギミックがある。後に顔を赤らめると同時に胸が揺れるギミックも搭載された。また顔を赤らめるギミックだけならヒルダ・チヒロ・チェスカにも搭載されている。
- 『ボーダーブレイクNA』では良くも悪くも様々な情報を持ち合わせている。また、とある一件で詰め寄ってきたグラントを笑顔で切り返している。
- ニコニコ動画などの生放送でも声のみ登場。初登場から顔だしはせず声だけの出演だったが、BBGP2015決勝大会で初めて姿を見せた。
- 露出度の高い格好をしていることが多いが、何故か腹部を晒した公式イラストは長い間描かれなかった。そのため「実は腹部はニュード感染しているのでは」との疑いをプレイヤーの間で持たれていたが、2013年9月9日〜9月16日の「4周年イベント」告知絵にて腹部を晒した水着姿が公開され、その説は否定されている。
- スーパーロボット大戦X-Ωではブラストランナーのパイロットとしてオズとともに登場している。
- 「X ZERO」以降から、ローディング画面で各バージョンでの立ち絵姿を切り替えることが可能になった。
- ヒルダ・アイヒマン
- 金髪のGRFオペレーター。GRF幹部リヒャルト・アイヒマンを父に持ち、士官を有望視されている。リヒャルトはヨシロー、ゴードンの2人と関係がある。指示口調はフランクな感じ。
- 「X ZERO」以降からローディング画面で彼女に切り替えることが可能になった。
- チヒロ
- 声 - 高倉有加
- 黒髪のEUSTオペレーター。GRF関連企業に勤める両親の反対を押し切ってEUSTに参加した。ヒルダと違いオペレータとして固く落ち着いた報告を行うが、戦況によっては慌てた口調になる。
- 「X ZERO」以降からローディング画面で彼女に切り替えることが可能になった。
- グラント
- マグメルでブラストランナーの整備などを行う熟練の男性メカニック。かつてはボーダーだったが怪我のために第一線を退く。『エアバースト』以降は容態が悪化したため、下記のチェスカにメカニックを任せている。
- 『ボーダーブレイクNA』ではフィオナと共に登場。
- チェスカ
- エアバーストから登場。とある事からグラントに弟子入りした女性メカニック。もともとは中米でジャンクを解体・売却して生計を立てていたが、誤ってニュードに触れた際にニュード汚染に耐性を得た。そのために汚染された跡が身体に残っている。また彼女にタッチしても顔を赤らめる。
- オズ
- 声 - 加藤英美里
- スクランブル武から登場した新たなオペレーターで資産管理を担当。フィオナを先輩として慕っている模様。
- スーパーロボット大戦X-Ωではブラストランナーのパイロットとしてフィオナとともに登場している。
- 「X ZERO」以降からローディング画面で彼女に切り替えることが可能になった。
その他
- ヨシロー・シキシマ
- レオの父親。当時新兵だったゴードンも在籍していたGRF直轄のブラスト小隊の隊長を務めていた壮年の男性。書類上では死亡したことになっているが、病院のベッドの上で余生を過ごしている。
- リヒャルト・アイヒマン
- GRF幹部を務めるヒルダの父親。ヨシロー直属の上司で、ヒルダのためにニュードに触れて汚染耐性を得た。その冷酷さから「アイスマン」の異名を取ったが、やはり人の親であった。
- トリシア・マクミラン
- 米マサチューセッツ州出身のフリーランスのルポライター。大学在学中からニュード耐性保持者という特性を活かし、各地のニュード汚染地域を旅していた。その旅路を描いた『深緑光〜美しくも危険な汚染地帯』で複数の報道文学賞を受賞する。新人時代、ニュード難民の取材のためにヨシローをガイド兼ボディガードとして雇う。
- ゼラ
- 声 - 白石稔
- 武装組織エイジェンで活動する謎の男性。UAD兼飛行可能な大型バックパックを搭載した規格外ブラスト(ヤクシャ零 Z-SPECと紹介されている)を駆るエースとして隊を指揮し、マグメル連合軍のブラストに襲いかかる。
- 部隊が危機に陥ると、髪が赤くなる覚醒状態になり口調も熱くなる。
- 当初は巨大戦艦であるツィタデル及びアルド・シャウラどちらともに出現したが、ジーナの登場によりツィタデルが登場するマップに彼が現れるようになった。
- 「X ZERO Rev1」にてローディング画面にて通常時と覚醒時の2種類が選択可能になっている。
- ジーナ
- 声 - 明坂聡美
- 武装組織エイジェンで活動する謎の女性。バリアユニット兼飛行バックパックを積んだホバー型規格外ブラストに乗るエースとして隊を指揮する。
- ゼラと同じく部隊の危機状態により覚醒状態に変貌する。通常時は落ち着きながらも相手を侮辱するセリフが多い。
- 非常に露出度の高い、印象的な衣装が特徴。
- 巨大戦艦アルド・シャウラ登場時に彼女が登場する。
- 「X ZERO Rev1」にて通常時と覚醒時の2種類がローディング画面に選択可能になっている。
- エーカム・アドリシュタ・ソーマ
- 声 - 柚木涼香
- 武装組織エイジェンに所属する褐色肌の少女。命を花にたとえて蹂躙するのを楽しみとしている。2015年末開催のユニオンバトルの企画で、一般強化兵のスペシャル機という形で登場する。
- 公式サイトでの企画「天に散る紅い花」での主要人物。
- 関係的には敵対組織所属だが、「X ZERO」にてローディング画面の切り替えキャラ対象として選ばれている。また唯一胸ではなく尻が揺れる。
- サプタ=イフリット=マンガラ
- 声 - 江口拓也
- 武装組織エイジェンに所属する赤いモヒカン頭の男。2016年夏開催のユニオンバトルの企画で、一般強化兵のスペシャル機という形で登場する。
- 公式サイトでの企画「ヴォルケーノ・ウォーリア」での主要人物。
- エイジェンメンバー内で唯一ローディング画面で設定できない。
- ディオナ
- 声 - 七緒はるひ
- フィオナと瓜二つの容姿をした女性。当初はゼラに渡される予定だった新型ブラストに搭乗する。フィオナとの関係性は不明。アドリシュタ、イフリット同様にスペシャル機扱いで登場する。
- ローディング画面で切り替えられるキャラの一人でもある。
詳細なアップデート年月日と内容は、公式サイトのバージョン履歴を参照。
ボーダーブレイク
- ver.1.0.2 - 2009年9月9日 稼働開始
- ver.1.14 - 2009年12月17日
- ver.1.5 - 2010年4月7日 - 稼働開始以来の大幅バージョンアップ。
- 「イベントバトル」モード追加。
- 新型ブラストランナー「ケーファー」「E.D.G.」、後に「ヤクシャ」が追加
ボーダーブレイク エアバースト
- ver.2.0 - 2010年10月21日
- 新型ブラストランナー「セイバー」「ディスカス」追加
- キャラクタータイプ「老練」「冷静」が追加
- 「ワフトローダー」が戦場に登場
- 「クラン」システム実装
- 「通り名」追加
- ver.2.1 - 2010年12月16日
- 新上位クラス「SS」を追加
- 新型ブラストランナー「ネレイド」追加
- ver.2.5 - 2011年6月29日
- 新型ブラストランナー「迅牙」追加、後に「ロージー」「B.U.Z.」追加。
- 機体カラーカスタマイズに「エンブレム」追加
- イベントに「大攻防戦」が追加
- ver.2.7 - 2012年2月28日
- 「チップシステム」導入
- 新型ブラストランナー「ランドバルク」追加、後に「フォーミュラ」追加。
- 「サテライトバンカー」が登場
- 新上位クラス「EX」を追加
- 個人演習の自由設定化、「店内演習」を追加
- 静止時の特定チャットでブラストのモーションを追加。
ボーダーブレイク ユニオン
- ver.3.0 - 2012年10月11日
- 「ユニオンバトル」モード追加。
- 新上位クラス「ACE」追加。
- チャット関連の機能の追加、変更。
- バトルスコアの追加と変更。
- 武器/チップ/機体関連の性能調整。
- 新たな勲章を追加。
- 装備支給システムの実装。
- キャラクターカスタマイズの顔カテゴリーを細分化。
- 新型ブラストランナー「雷花」シリーズ追加。後に「ヤーデ」シリーズ追加。
- 新系統(集積回路系)の素材を追加。
- 素材交換に必要な下位素材数を変更。
- 自爆行為や味方誤射が多いプレイヤー(過度な迷惑行為)に対する警告表示機能を実装。
- ver.3.5 - 2013年6月18日
- ブラスト第5武装「要請兵器」追加。
- ユニオンバトル拡張
- 多脚戦艦『アルド・シャウラ』登場
- ユニオンオーダー実装
- 「ユニオンキューブチャンス」実装
- 同店舗協力プレイが可能に。
- 新施設「パワーバウンダー」「ガン・ターレットL」追加
- 「スキャンボーナスタイム」実装
- デイリー報酬実装
- 素材獲得上限数緩和
- 「クラス継続ボーナス」実装
- 「マップローテーション」実装
ボーダーブレイク スクランブル
- ver.4.0 - 2014年4月18日
- 「スクランブルバトル」モード追加。
- ユニオンバトル拡張
- ver.4.1 - 2014年7月17日
- ver.4.5 - 2015年2月5日
- 機体パラメータに「N-DEF(ニュード・ディフレクター)回復」「N-DEF耐久」「予備弾数」「加速」が追加
- 占拠範囲が分裂した新型プラント「マルチプレックス・プラント」が登場
- ver.4.7 - 2015年11月5日
- 正式タイトルが『ボーダーブレイク スクランブル武(ぶ)』になる
- 新規アバター「不敵」「ドライ」追加
- 兵装換装エリア、索敵エリアが追加
- 新イベントバトル「スカッドバトル」追加。
- 「ユニオンバトル」「スクランブルバトル」調整。特にスクランブルバトルは大幅な変更が行われている
- イベントポイントを撤廃し、代わりに「シード」を追加。シードを使って下位素材、アバターパーツ、機体カラー、エンブレム、色違い武器を入手可能になった(イベントポイントはVerUpのカード更新時に全てシードへ変換)。同時にチャンスバトルにシードチャンスが追加
- ICカード制限数排除
- アバター変更すると変更前のアバターパーツが無くなる仕様だったのを撤廃(要BB.net加入かつnet内アイテム必要)
頭文字【セガ】を冠した公認のプレイヤーおよびクランが存在する(一般プレイヤーは【】(隅付き括弧)が入力できない)。開発スタッフが全国対戦に出撃する時は、Twitterで事前に告知されることが多い。
- プレイヤー
- 【セガ】みりん - キャンペーンガール「古川未鈴」(ふるかわ みりん)[17]。素人の状態から1ヶ月でD5からA5まで昇格する課題を無事達成している。ユニオン以降でまじめタイプ専用アイテムが支給される[18]。近年はでんぱ組との仕事の兼ね合いから出演率は減ったがBBGP2015決勝大会には途中から登場。家庭用発表会でも登場し、発表会前日に一足早くプレイしたことを語っている。
- 【セガ】牛マン - 開発スタッフ「牛マン」(うしまん)で正体はリートデザイナー(現プロデューサー)の青木盛治。名前の由来は稼働を開始した2009年と、青木が誕生した年の1973年の干支である丑年から[19]。公式サイトのブログ(AB稼働後、開発スタッフ全員によるものに統合)、BB.NET「牛マンのつぶやき」、Twitterなどに登場しており、公式イベントではコスプレ衣装で顔だし出演していたが、2014年に『シャイニング・フォース クロス』のプロデューサーへ異動のために引退。しかしBBGP2015予選大会では「失った角のかけらを集める」という名目で参加し、決勝大会ではステージ上で三上Pに「BB開発スタッフに戻してほしい」と願い出た結果、三上Pに代わってプロデューサーになって現場復帰することが決定した。自画像を模した専用アイテムを使用した熱血タイプで出撃。機体カラーも彼専用の特殊カラーになっている。家庭用のプロデューサーも兼任しているがアーケード版は【牛マン】、家庭用では【青木盛治】で使い分けており、ツイッターも個別に存在している。
- 【セガ】アレックス - 開発スタッフ内で最も技術の高い者が担当するキャラクター[20]。現在4代目。[21]。公式動画でのプレイも担当。専用アイテムを持たない熱血タイプで出撃。なお、BBTV vol.17以降では【セガ】の無い「アレックス」になっている。ニコニコ生放送の『BB.TV Live』第1回目の放送で3代目が劇中機体のクーガーお面を付けて出演するが、その時点では解禁されていない武装を使用して出撃。生放送で映像が流れてしまったため、使用されていた武装が急きょ翌日から解禁されることになった。この事件は通称『がっつリーク(同番組で牛マンが【こっそリーク】という情報解禁コーナーを持っていたが、それ以上にがっつりしたリークを流すことから)』と呼ばれ、これ以降では専用映像を作るなどして公開されるようになり、生放送での恒例行事となった。なお恒例行事となった今では事前に叶Dやもみーなどの開発上位陣が紹介PVを確認するようになったが、その後に情報を手を入れるなどして全く予定していなかった情報リークを行うこともある(2014年のJGL生放送回など)。
- 【セガ】ブレちゃん - 開発スタッフ。名前の由来はゲーム中の「ブレイクチャンス」より。下記「クラちゃん」「ダブちゃん」「ユニちゃん」と合わせて「チャンスギャルズ」と呼ばれ、広報の仕事として公式サイトに登場。エアバーストに移行してからは牛マンに代わり公式サイトのブログも担当する。自画像を模した専用アイテムを使用したインテリタイプで出撃。
- 【セガ】クラちゃん - 開発スタッフ。名前の由来はゲーム中の「クラスアップチャンス」より。自画像を模した専用アイテムを使用したお嬢様タイプで出撃。
- 【セガ】ダブちゃん - 開発スタッフ。名前の由来はゲーム中の「ダブルアップチャンス」より。自画像を模した専用アイテムを使用した少女タイプで出撃。
- 【セガ】みのる - 声優の白石稔。2010年3月から一般プレイヤーとしてプレイしていたが[22]、2011年9月のAMショーで【セガ】になったことを明らかにした。その後は公式イベントでのメインMCを担当。ユニオン以降でクールタイプ専用アイテムが支給されている。なお、彼はユニオンより登場の敵キャラクター「ゼラ」の声優を務めている。[18]
- 【セガ】しもだ - 本作の初代プロデューサーである下田紀之(既にセガから退職)。2012年6月4日のニコニコ生放送の公式番組に正式登場[23]。使用キャラクターはナルシータイプ。
- 【セガ】ユニちゃん - 開発スタッフ。名前の由来はゲーム中の「ユニオンチャンス」より。自画像を模した専用アイテムを使用した少年タイプで出撃。牛マン引退後はBB.NETにおいて「ユニちゃんの一言」を更新していたが4.7VerUp前日に終了。
- 【セガ】梨蘭 - ゲーマーサバゲー(サバイバルゲーム)タレント。当初は同ゲームのソーシャルゲーム「ボーダーブレイクmobile ‐疾風のガンフロント-」宣伝担当だった。BB.TV Live第4回目にてクラスがA2に昇格したことが報告され、2014年年末にはS5へと昇格した。アバタ―はお嬢様タイプ。
- クラン
- 【セガ】牛マン牧場 - 上述のプレイヤーで構成されたクラン。キャンペーン「クラン戦で撃破せよ!」に初登場。2.5以降では専用エンブレム(牛角付けハートマーク)を使用した。
スタッフ
- プロデューサー : 百渓曜 - 『Quest of D』にはまっていたところをセガの社員に声をかけられ、2007年にセガに契約社員として入社。セガ入社と同時に『ボーダーブレイク』開発チームに参加[24]。
本作と連動したサイト『BorderBreak.NET (BB.NET)』が提供されていた。アクセス可能時間は午前8時〜翌午前4時。2020年2月29日午前3時をもってサービスが終了[7]。
- BorderBreak.NET(モバイルサイト) - スタンダードコースのみで、iモード、Yahoo!ケータイ、EZweb対応。月額420円。SoftBank版のみ2020年2月は無料開放されていた。
- BorderBreak.NET for PC - 一般のインターネット版サイト。スタンダードコースと新機能や機能拡張などのサービスを付加したプレミアムコースの2コースがある。スマートフォンなどもこちらを利用する。「SEGA ID」の取得と、モバイルサイトとは別途の「利用権」購入が必要。スタンダードコースの利用権は506円/30日、継続利用権は440円/月額(要クレジットカードor携帯キャリア決済)。プレミアムコースの利用権は1012円/30日、継続利用権は880円/月額(要クレジットカードor携帯キャリア決済)。以前はスタンダードコースに割安な90日利用権もあったが、各携帯キャリアによる継続利用権決済の対応化に伴い廃止された。2019年10月の消費税率改正に伴い、自動継続権に入会している会員は、利用限度額の設定などで消費税率改正後の金額での支払が正常に行われない場合は解約となる[25](2019年10月現在)。2020年2月は無料開放されていた。
- セガは2020年4月6日に、当時のセガ・インタラクティブがBorderBreak.NET for PCをauかんたん決済にて決済を行っていたユーザーに対し、無料期間中である2020年2月分を誤請求していたことを明らかにした。セガは、auかんたん決済にて決済を行っていたユーザーに対して2020年2月分の返金を行う。
コンテンツ
- 最新情報
- ゲームおよびBB.NET内の更新情報やキャンペーン情報、障害情報を閲覧できる。
- 現在の全国対戦の戦場の情報やマップを見ることができる。
- イベントバトルの開催予定やルールなどを見ることができる。
- 筐体のアドバタイズ画面で流れる「SATELLITE NEWS」の内容も閲覧できる。
- 牛マンのつぶやき - 開発スタッフ「牛マン」による一言。原則毎日更新。
- Webゲーム『VARIABLE BREAKERS』 - ブラストランナーをAIで戦わせるブラウザゲーム。AIのパラメータや機体構成をカスタマイズして自分だけの機体を作れる。CPUと戦う「演習」と、他のプレイヤーの機体と戦う「アリーナ」が存在。
- ICカード連携 - 次項にて詳述。
- 全国ランキング、都道府県別ランキング、店舗別ランキング閲覧
- 設置店舗検索 - 混雑度もリアルタイムで見ることが出来る。
ICカード連携
ICカードを登録すると、様々なコンテンツを利用できる。登録できる枚数はスタンダードコースとプレミアムコースで異なっており、スタンダードコースは4枚まで、プレミアムコースは8枚までICカードを登録できる。
- 戦績の確認 - 撃破数など、各種記録の累計数が見られる。また、バトルごとの詳細なデータも見られる。
- クエスト - ver.2.5より実装。あらかじめクエストを設定した上でゲームをプレイし、クエストの条件を満たすことが出来ればクエスト達成となりBB.NETメダル(後述)が獲得できる。
- 実績 - ver.2.7より実装。プレイ内容や所持品の累計数などの条件を満たすごとに達成でき、一定数の達成でBB.NETメダルやエンブレムがプレゼントされる。
- 所持品の確認 - 機体パーツ、素材、勲章、キャラクターパーツなどの所持状況が見られる。
- 機体カスタマイズ - 機体カスタマイズを行うことが出来る。登録数はスタンダードコースが10個まで、プレミアムコースが20個まで可能。カスタマイズを設定・保存し、筐体に送信すると次回出撃時に自動で反映される。
- エンブレムカスタマイズ - ver.2.5より実装。機体に貼れる「エンブレム」をあらかじめ作成しておくことができる。作成したエンブレムを機体に反映させるためには筐体上での操作と100GPが必要となる。
- 購入プレビュー - パーツ購入に必要な残りの勲章・素材数の確認。購入は不可。
- キャラクタープレビュー - PC版のみ。キャラクターアイテムの組み合わせの確認。変更は不可。
- カード管理 - プレイヤー名・キャラクタータイプ・通り名の変更、登録済みカードの再発行、暗証番号の設定ができる。プレミアムコースはローディング画面とBGMの変更もできる。
- スタンダードコースにてプレイヤー名とキャラクタータイプを変更するには、BB.NETメダルが必要となる(プレミアムコースはBB.NETメダル不要)。
- カード検索、カードデータ公開 - プレイヤー名、プレイヤーIDから他のプレイヤーを検索することができる。BB.NETにカードが登録されていれば機体構成や戦績を見られる。設定により他者に公開するデータの種類は制限することができる。
- クラン機能 - クランの設立および加入が出来る。クラン演習のスケジュール設定やクランのアピール文などの設定ができる。
BB.NETメダル
BB.NET内で使用できる仮想通貨のこと。メダルは主に以下の方法で獲得できる。
- 週1プレゼント - 毎週一回(月曜日〜翌日曜日)一定数のメダルが受け取れる。
- 月1プレゼント - 毎月一回一定数のメダルが受け取れる。受け取れるメダルはスタンダードコースとプレミアムコースとでは、それぞれ異なる。
- VARIABLE BREAKERS - 「アリーナ」で良い成績を収めると獲得できる。また各種「実績」を達成するごとに獲得できる。
- クエスト - クエスト達成ごとに獲得できる。
- 実績 - 実績達成数が一定の値になるごとに獲得できる。
- 店舗出撃ポイント - 累計出撃日数および連続出撃日数に応じてメダルが獲得できる。また各種記念日など(例:毎月23日「セガの日」)に出撃した際はボーナスでメダルが獲得できる。
- ゲーム内のキャンペーンの参加賞としてメダルが獲得できる場合がある。
- BB.NET内でアンケートが実施された際は、その謝礼としてメダルが獲得できる。
BB.NET専用アイテム
BB.NETメダルでは、以下の専用アイテムを買うことが出来る。また、プラモデルなどの関連商品の特典として専用アイテムが獲得できるようになっていることもある。
なお専用アイテムはBB.NETを解約(課金切れによる強制解約を含む)すると消滅してしまうため注意が必要。
『ボーダーブレイクmobile -疾風のガンフロント-』は、2013年3月8日にサービス開始のソーシャルゲーム。マイネットエンターテイメントとセガゲームスの共同運営。
詳細はボーダーブレイクmobile -疾風のガンフロント-を参照。
2018年に家庭用ゲーム機への移植を発表。同年8月2日にPlayStation 4用ソフトとして発売。
「スターターパック」と「スペシャルパック」の2種類が発売され、「スペシャルパック」はダウンロード販売のみとなる[26]。セガ・インタラクティブでは初の自社発売による家庭用ゲームソフトとなる[27]。PS4版の発売においては、ゲームセンターが年々減少傾向にあり、地方のイベントにおいて「車で数時間かけていかないとアーケード版がプレイできない」という意見があり、それも反映したという[24]。2019年3月14日よりver2.00へアップデート。
2023年9月9日15時をもってサービス終了。サービス終了以降はオンラインマッチングが停止され、バトルモードのうち「エキシビション」「トレーニング」、ストーリーモードのうち「メインシナリオ」「ボーダーズシナリオ」のみが利用可能となるが、エキシビションのプレイにはPlayStation Plusの加入が必須となる[28]。
アーケード版との主な相違点を以下に列記する。
- 基本プレイはスタミナフリーの無料プレイ。 装備などはアーケード版ではGPと素材・勲章・必要な武器をそろえれば確実に入手が可能だったが、コンシューマ版では、フレームロットと呼ばれる、いわゆるランダムガチャによる課金制を採用している。 Ver.2.04からパラメタルと呼ばれるアイテムを集めることで任意の武器・機体パーツの購入を行う項目が追加された。 パラメタルはデイリーミッション、ウィークリーミッション、イベント報酬で獲得できる。ただしフレームロットで入手できる全ての武器・機体パーツがパラメタルで購入できるわけではない。
- ボーダーはアバター制ではなく、固有キャラクターとなっている。入手方法は課金通貨であるコアシードによる交換制となっている。
- タッチパネル関連の操作は部分的にスライドパッド及び特定操作時のマウス(マウスは従来と同じく通常操作も可能)で対応する形を取っている。また、移動操作などに使われる左グリップコントローラーを再現した専用コントローラーがHORIから発売されている。
- アーケード版の最新仕様を大部分は引き継いでいる。ただし、加速パラメータを巡行に仕様変更したり、挙動等が若干変化している。また、機体パーツや装備に関しては大きな調整が行われている。
- 世界観はパラレルの体裁を取っており、発売時点ではアーケードでのデフォルトの登場人物は大部分が新規に置き換わっている[29]。その後に一部CVを変更・新録してアーケードキャラもボーダーとして逆輸入され、メインオペレーターであるフィオナもアーケード同様にオペレーターとして登場している。また『ファンタシースターオンライン2』『新サクラ大戦』からのキャラクターもボーダーとして参加しており、音声が新録されている(イベント配布のため期間によっては一部キャラは入手不可)
- 通常時ではストーリーモードおよびプレイヤーレベルが一定未満のみプレイできるプレイヤーVS.CPUのビギナーズマッチ、ランク変動のないカジュアルマッチを実装。アーケード同様のクラスアップを目指すランクマッチはシーズン制となった。ver2.0からは設定や戦場を自由に選べるエキシビションマッチとアーケード同様のスカッドバトル、カジュアルマッチのみだがフレンドと同時出撃が可能となる。ver3.0からユニオンバトルが実装。スクランブルバトルは実装しなかった。
ボーダーブレイクのゲーム中で使用できるアイテムは、キャンペーン期間中にBB.NETでBB.NETメダルと引き換えることで手に入った。
- 戦場のヴァルキュリア2
- ver.1.5稼動開始記念でコラボ。作中のキャラクターを模したキャラクターパーツが手に入った。また『戦場のヴァルキュリア2』側でも『ボーダーブレイク』のイラストの戦車ステッカーが配布された。
- ブレイク ブレイド
- アニメ『劇場版ブレイクブレイド』第五章の公開を記念してコラボ。作中のキャラクターの衣服を模したキャラクターパーツが手に入った。[36]
- 電脳戦機バーチャロンフォース
- Xbox 360版の発売を記念してコラボ。記念の通り名が手に入った。また予約購入特典として、専用の機体ペイントと通り名が獲得できるシリアルコードが製品に付属した。
- ソニックシリーズ
- シリーズ20周年を記念して機体エンブレムを配信。
- ぷよぷよ
- 『ぷよぷよ!!』発売と、シリーズ20周年を記念して機体エンブレムを配信。
- ファンタシースターポータブル2 インフィニティ
- 『PSP2i』で登場する武器(既存の武器のグラフィックを変えたもの)が手に入るほか、作中のキャラクターを模したキャラクターパーツと通り名も手に入る。『PSP2i』側では身につけるとブラスト・ランナー「クーガーI型」の姿になれる衣装、ボーダーブレイクで登場する武器などのアイテムが手に入る。
- サクラ大戦シリーズ
- AC版にて、帝国華撃団のキャラクターを模したキャラクターパーツと通り名が配布された[37]。
- 新サクラ大戦
- PS4版にて、コラボレーションが2019年12月に実施。新生帝国華撃団が限定ボーダーとして参戦し、模した武器が登場した[38]。
- WORLD CLUB Champion Football
- シリーズ10周年を記念して機体エンブレムを配信。
- シャイニング・フォース クロスエリュシオン
- 2012年5月17日より、武器・装備などの相互コラボレーションを実施。作中に登場した武器アイテムが登場。『クロスエリュシオン』側でも『ボーダーブレイク』シリーズに登場した武器アイテムが登場している。
- 龍が如く
- アバターパーツ・機体エンブレムが配布される。
- maimai・CHUNITHM
- 本作のBGMを提供。
- ファンタシースターオンライン2
- パーツコラボの他、PSO2側でクーガーNXがボスとして登場。キャンペーンは終了したが、クーガーNXは現在もランダムボスとして登場する。
- PS4版にて、登場人物が限定ボーダーとして参戦し、模した武器が登場した。
- ベン・トー
- 原作をベースとしたエンブレムや通り名が配布。ロボット作品でもセガ製作のゲームでもないが、劇中でセガをこよなく愛するキャラが存在することと、アニメ版においてはセガ公認でセガサターンなどのハード映像を使用していたために行うことができたコラボ。なお、同時期に『オルトロス』という原作にも使用されている名前と同じ武器が配信された。この武器は現在も入手可能。
- BLAZBLUE
- アバターアイテムやアイコン、武器のコラボが行われた。二つとも略すと【BB】になることから実現したタイアップ(なお先に稼働したのはブレイブルー)。ブレイブルー側でもプレイ日数などで特典がもらえるキャンペーンも開催された。
- セガ・ハード・ガールズ
- 機体エンブレムおよびキャラクターアイテムとして、ドリームキャスト、セガサターン、メガドライブ、マスターシステム、ゲームギアが登場。同時期にテレビアニメでボーダーブレイクの回が制作される。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2016年10月に、『BB7周年記念キャンペーン』の一つとして、ブラスト・ランナー「X-III cg」と「クーガーI型」、および各ユニットのパイロットとしてフィオナとオズが期間限定で登場。デフォルメ機体と武器のモデルはアーケード版のデザインチームが本作用に制作した[39]。
- 開発が同じセガということで、イベント終了後も一部のステージにX-IIIcgがボスユニットとして登場することがある。また、2019年2月には機体が復刻され、新規のタイプ違いバージョンが追加された。
- 2020年4月にはPS4版が期間限定で参戦。ハティと輝星・空式、マーナガルと輝星・破式が実装された。二人はボイスも収録されている。シナリオ中には他のS.N.C.A.メンバーも登場した。また、過去のコラボユニットも復刻された。
- GUILTY GEAR Xrd REV 2
- ボーダーブレイクではGUILTY GEARキャラクターを模したアバターパーツと通り名、GUILTY GEARではボーダーブレイクに関連した通り名とエンブレムがもらえる相互キャンペーンが行われた。
- ニンジャスレイヤー
- ニンジャスレイヤーキャラを模したアバターパーツと通り名がもらえるキャンペーンを実施。なお、キャンペーン同時期に放映されていたアニメ内の看板に作品タイトルが描かれるシーンがある。
- 出雲重機、海老川兼武、島田フミカネ、加藤拓弐
- PS4版にて、コラボレーションが実施。デザインを担当した武器が登場した。
- 柳瀬敬之
- PS4版にて、コラボレーションが実施。デザインを担当した武器とブラストランナーが登場した。
なお、タイアップという形ではないが、バーチャファイター20周年の節にアキラが使用する鉄山靠をほぼ再現したアクションチップ「リアインパクト」が実装されている(ただし、アキラの決め台詞である「10年早いんだよ!」は少女アバタ―使用時に一定条件を満たすと喋ることがあり、これはバージョン初期から存在していた)。
電撃文庫 FIGHTING CLIMAXでは戦闘背景としてもブラストが登場している。