トップQs
タイムライン
チャット
視点
コナミアミューズメント
日本のコナミグループのアーケードゲームおよび遊技機メーカー ウィキペディアから
Remove ads
株式会社コナミアミューズメントは、愛知県一宮市に本社を置く、コナミグループのアーケードゲーム及び遊技機(パチンコ・パチスロ機器)メーカーである。
![]() | この記事には独自研究が含まれているおそれがあります。 |
Remove ads
概要
1956年7月に高砂電器産業株式会社として設立。1981年にパチスロ事業へ、2005年にパチンコ事業へそれぞれ進出。かつてはプリペイドカード関連事業(譲渡時点で業界3位)を手掛けていたが、2008年にグローリーに譲渡している。
5号機時代に入って以降はパチンコ・パチスロ機の販売不振が続き、事業の大幅な整理・縮小や希望退職を進めていたが[3]、2010年には『鬼浜爆走紅蓮隊 爆音烈士編』に対するゴト事案が発生し、それに伴う特別損失の発生[4]や新台の売上不振[5]など経営状況の悪化が止まらず、同年9月にコナミ(現・コナミグループ)傘下入りすることが決定し、2011年1月に株式交換によりコナミ傘下に入った。
親会社であるコナミホールディングス(現・コナミグループ)は2016年8月5日に、同年11月1日付でコナミデジタルエンタテインメントが手掛けているアーケードゲームの企画・製造・販売部門並びに関連する資産・負債を吸収分割で譲受することと、同年8月5日付でコナミホールディングス(現・コナミグループ)からの借入金50億円の債務免除をそれぞれ発表したと同時に、社名を高砂電器産業株式会社から株式会社コナミアミューズメントへ変更した[6][7][8][9]。コナミアミューズメントは予定通り、同年11月1日付でコナミデジタルエンタテインメントからアーケードゲーム事業を譲受したと同時に、日本アミューズメントマシン協会のAMマシン事業部会員もコナミデジタルエンタテインメントから引き継いだ[10]。これにより、コナミアミューズメントは従来の遊技機事業と一体化してアミューズメント事業を担う。また、コナミグループにおけるアーケードゲーム事業の移管は、2006年3月のコナミからコナミデジタルエンタテインメントへの移管以来2度目となる。
社名ロゴは、アビリットへのCI変更前に用いられていた「TAKASAGO」のデザインを「コナミレッド」カラーにした物を再使用していたが、コナミアミューズメントへの社名変更に伴い、コナミホールディングス(現・コナミグループ)やコナミデジタルエンタテインメントと同様に「KONAMI」となった。
営業活動を行う際のブランドは、アーケードゲームが従来通り、遊技機(パチンコ・パチスロ)がコナミアミューズメントへの社名変更時からそれぞれアルファベット表記の「KONAMI」を使用している。コナミグループが製造・発売を行う遊技機機種におけるコピーライト表記は、コナミアミューズメント単独で製造・発売を行う機種はコナミアミューズメントのみ、KPEからコナミアミューズメントへ製造・発売の移管が行われた機種はKPEとコナミアミューズメントの2社をそれぞれ表記している。[独自研究?]
Remove ads
沿革
- 1956年 - チューナー専門メーカーとして、大阪市城東区鴫野に高砂電器産業株式会社を設立。
- 1968年 - 浜島工場(三重県)を建設。テレビ・ラジオ向けスピーカーの製造・販売を開始。
- 1971年 - アーケードゲーム事業に進出。
- 1980年 - 日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)が発足。当時の代表取締役社長、濱野凖一が初代理事長となる。
- 1988年 - 初のパチスロ2号機となる『ウインクル』を開発、発売。
- 1990年 - 三重県玉城町に伊勢工場を建設。
- 1996年 - 大阪証券取引所2部上場。
- 2000年 - 東京証券取引所、大阪証券取引所各1部上場。本社を大阪市城東区から大阪市中央区南船場に移転。
- 2003年 - クリエイションカード情報システム株式会社との合併などを契機にアビリット株式会社に変更。
- 2005年 - 自社ブランドでパチンコ機(『CR海童くん』)を発売。
- 2006年 - 業界初となるCS機『CSスロ原人』を発売。
- 2008年 - プリペイドカードシステム関連事業を分割し子会社のクリエイションカードに移管した上で、同社をグローリーに譲渡[11][12]。
- 2008年 - 医療機器部門をアビメディカル株式会社に分社。
- 2009年5月 - 関連会社で鬼浜シリーズ等の開発を担当していたシスコンとの資本関係を解消。
- 2010年9月21日 - コナミ(現コナミグループ)との間で株式交換を行うことを発表[13]。
- 2010年12月28日 - 東証・大証の上場を廃止。
- 2011年1月1日 - コナミの完全子会社となると同時に、会社名を高砂電器産業株式会社に戻す[14]。
- 2011年9月 - ソニーから一宮テック跡地(2009年閉鎖)を取得。後に一宮事業所を設立。
- 2012年2月1日 - コナミグループのKPEと共同で「KPE・高砂販売株式会社」を設立。
- 2012年4月 - 生産機能を伊勢工場からコナミ一宮事業所(愛知県一宮市)に移転。営業部門をKPE・高砂販売に譲渡。
- 2012年7月 - 本社を大阪市中央区から大阪市北区梅田に移転。
- 2014年11月 - 本社を大阪市から愛知県一宮市(コナミ一宮事業所)に移転。
- 2016年8月5日 - 社名を株式会社コナミアミューズメントに変更。同時にコナミホールディングス(現・コナミグループ)からの借入金50億円の債務免除を受け、コナミデジタルエンタテインメント常務執行役員の沖田勝典が代表取締役社長となった[6]。
- 2016年11月1日 - コナミデジタルエンタテインメントから、アーケードゲーム並びにゴルフ製品の企画・製造・販売部門を吸収分割により譲受。同時に日本アミューズメントマシン協会に入会。
- 2017年4月1日 - KPE・高砂販売株式会社を吸収合併[15][16]。
- 2018年2月9日 - セガ・インタラクティブ、バンダイナムコエンターテインメントとの間で、アーケードゲーム用ICカードの仕様統一に合意[17][18][19]。
- 2018年7月17日、麻雀プロリーグ「Mリーグ」に参加。「KONAMI麻雀格闘倶楽部(ファイトクラブ)」をスポンサードする[20]。
- 2018年10月25日 - コナミアミューズメント、セガ・インタラクティブ、バンダイナムコアミューズメントの3社による共通ICカードサービスである「アミューズメントICカード」サービスを開始[21][22][23]。
Remove ads
主な事業所
事業領域
要約
視点
アーケードゲーム事業
- コナミやコナミデジタルエンタテインメント時代の製品も含む。
ビデオゲーム・トレーディングカードゲーム型アーケードゲーム
→詳細は「アーケードゲームのタイトル一覧 (コナミ)」を参照
メダルゲーム
→詳細は「Category:コナミのメダルゲーム」を参照
ゴルフ製品
- ROUND LEADER - ゴルフシミュレーター
- ゴルフコネクション - ゴルフシミュレーター
- スイングチェックアイ - ゴルフスイングチェック機
アーケードゲーム作品については筐体看板にプロデューサー名が記されていたが、2015年にバージョンアップを行った『REFLEC BEAT VOLZZA』以降の機種には一部例外を除き廃止されている。
コナミグループの最古のアーケードゲーム作品としてはメダルゲーム『ピカデリーサーカス』がデビュー作で、ビデオゲームとしては『ブロックくずし』のコピーゲーム『ブロックヤード』を振り出しに、『スペースインベーダー』のコピーゲーム『スペースキング』などを出していた。最古のオリジナルビデオゲームは『スペースウォー』である。
遊技機事業
パチスロ機種一覧
3号機以前(主要機種)
- 1981年 - スーパーセブン(0号機)
- 1985年 - ワンダーセブン(1号機)
- 1987年 - ワンダーセブンII(1.5号機)
- 1988年 - ウインクル(2号機)
- 1989年 - スーパーウインクル(2-2号機)
- 1990年 - ドリームセブン(3号機)
- 1991年 - ドリームセブンJr.(3号機)
4号機(主要機種)
- 1993年 - ロイヤルタカシーRT(初の4号機、Bタイプ)
- 1994年 - エニィセブンA(業界初の黒7図柄)
- 1995年 - ターゲットセブン(競馬をモチーフ)
- 1997年 - セブンティセブンA(集中搭載のA-Cタイプ)
- 1998年 - ダブルオーセブンSP(初のタイアップ機)
- 1999年 - ウインドフォース(初の8ライン機)、タンゴブラザー
- 2000年 - 赤光の剣、ロッキー、ブルース・リーX
- 2001年 - ナイルパニック(初のAT機)、お散歩天国
- 2002年 - ドリームセブンマックス(初のストック機)、必勝金閣寺物語
- 2003年 - ドリセブジュニア、グルクン(業界初の9ライン機)、バクニン(社名変更後初の機種)
- 2004年 - デスバレー、サイボーグ009
- 2006年 - サイボーグ009SP
5号機・5.9号機
6号機 - 6.5号機
スマスロ
パチンコ機種一覧
Remove ads
スポンサー活動
コナミグループ入り前は、プロバスケットボールチーム大阪エヴェッサのユニフォーム(背中)スポンサーも務めていた事もある。
その他
2016年6月30日現在の純資産は36億円の債務超過に陥っており、同年11月1日に実施されたコナミデジタルエンタテインメントからのアーケードゲーム事業の移管に際しては、電子マネーサービスであるPASELIのみ資金決済に関する法律により要件を満たしていなかった。PASELIを移管する要件を満たすため、前述の債務免除を実施した[6]。
セガ・インタラクティブと2社共同で行うアミューズメント向け電子マネーインフラ整備に関しては、交通系電子マネー、流通系電子マネー、「PASELI」による決済を1つの機器で対応する。このシステムは、端末にトッパン・フォームズの端末を使用し、回線自体もe-AMUSEMENTやALL.Netを活用することで、専用回線を不要としている他、PFUが開発するマルチ電子マネーチャージ機で交通系電子マネー・流通系電子マネー・PASELIを1つの機器でチャージすることを可能としている。2016年秋から一部のアミューズメント施設への試験導入を経て、2017年4月17日より全国展開を開始した[28][29][30]。端末の取扱並びに加盟店開拓業務代行はコナミアミューズメントがそれぞれ行う[31]。
Remove ads
脚注
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads