ホリ・エージェンシー
かつて存在した日本の芸能事務所 ウィキペディアから
株式会社ホリ・エージェンシー(英: HORI AGENCY)は、かつて存在した日本の芸能事務所。株式会社ホリプロ・グループ・ホールディングスの子会社であった。
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旧本社ビル | |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒153-8660 東京都目黒区下目黒1丁目2番5号 北緯35度37分59.9829秒 東経139度42分49.6026秒 |
設立 | 1977年8月31日 |
廃止 | 2025年4月1日(ホリプロ・ブッキング・エージェンシーに吸収合併され解散) |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 8013201005420 |
事業内容 | テレビドラマ、バラエティー、CF、ポスター、雑誌グラビア等へのタレント・モデルの出演等 |
代表者 | 代表取締役社長 小野田丈士 |
資本金 | 1,200万円 |
純利益 | 5,300万円(2024年3月期)[1] |
総資産 | 16億9,600万円(2024年3月期)[1] |
従業員数 | 5名 |
主要株主 | ホリプロ・グループ・ホールディングス |
関係する人物 | 堀威夫(ホリプロ創業者、取締役ファウンダー) |
外部リンク | 公式サイト - ウェイバックマシン(2025年3月31日アーカイブ分) |
概要
1977年、「これからの時代はモデルからスターが誕生する」という当時のホリプロ社長・堀威夫の一言をきっかけに、同社系列のモデルプロダクションとしてホリ・エージェンシーは発足。
設立当初は主にCMやファッション誌で活動するモデルが多く在籍していたが、1983年に女性アイドルグループ「ベリーズ」を手掛けたのを機にタレント志向を強化。その後も中村綾、あいざわかおり等のモデル系タレントを輩出し、1994年、この年のフジテレビビジュアルクイーンだった吉野公佳がグラビアを中心に大活躍。これにより同社は飛躍的な成長を遂げた。
1990年代後半は『開運!なんでも鑑定団』(テレビ東京)に吉田真由子がレギュラー出演する等、所属者のバラエティ番組での活躍が目立っていたが、1999年の吉井怜、2000年の三津谷葉子、2001年の宮地真緒と3年連続でフジテレビビジュアルクイーンを輩出。そして会社創立25周年を迎えた2002年、宮地が主演したNHK連続テレビ小説『まんてん』が大ヒットとなった。
2000年代後半以降は谷村美月、向井理、小澤亮太、波瑠といった俳優・女優の活躍が目立つが、宮地真緒や磯山さやか以上の人気を誇るグラビアアイドルになかなか恵まれず、後発の芸能事務所(プラチナムプロダクション等)に苦戦を強いられている。上記の通りフジテレビビジュアルクイーンは多数輩出していたが、日テレジェニック獲得者[注 1]やミスマガジン[注 2]、ミスFLASH、グラビアJAPAN(旧「全国女子高生制服コレクション[注 3]」)といった雑誌系ミスコン出場者[注 4]は一人も出ていない。
ホリプロ系列であることからか所属タレントのプロフィールなどで「ホリプロ所属」と記載されることが稀にあった。
沿革
- 1977年 - 会社設立。
- 1983年 - 女性アイドルグループ「ベリーズ」結成。
- 1992年 - 事務所を渋谷区広尾のオフィスビル5階に移転。
- 1994年 - 吉野公佳が東洋紡キャンペーンガール、フジテレビビジュアルクイーンに選出。吉田真由子が『開運!なんでも鑑定団』(テレビ東京)のアシスタントに抜擢。
- 1999年 - 代表取締役社長が戸田昭から小野田丈士(和田アキ子の元マネージャー)に交代。
- 2002年 - 宮地真緒がNHK連続テレビ小説『まんてん』のヒロインに抜擢。
- 2005年 - 事務所をホリプロ本社のある目黒区下目黒に移転。
- 2010年 - 向井理がNHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』に出演。
- 2011年 - 映画『パラダイス・キス』の製作に関わる。小澤亮太がスーパー戦隊シリーズ『海賊戦隊ゴーカイジャー』(テレビ朝日)で主演。
- 2015年 - 波瑠がNHK連続テレビ小説『あさが来た』のヒロインに抜擢。
- 2025年4月1日 - 総合力の強化・経営効率の向上を目的にホリプロ・ブッキング・エージェンシーに吸収合併され解散[2]。
過去の所属タレント
あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行
わ行
脚注
外部リンク
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