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ブレイク・トレイネン
アメリカ合衆国のプロ野球選手 ウィキペディアから
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ブレイク・マイケル・トレイネン(Blake Michael Treinen, 英語発音: /bleɪk ˈtraɪnən/[2]; 1988年6月30日 - )は、アメリカ合衆国カンザス州オーセージ郡オーセージシティ出身のプロ野球選手 (投手)。右投右打。MLBのロサンゼルス・ドジャース所属。愛称はバ・ロッケイ(B-Lockay)[3]。
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経歴
要約
視点
プロ入り前
少年時代はカンザスシティ・ロイヤルズファンとして育った[4]。2010年のMLBドラフト23巡目(全体707位)でフロリダ・マーリンズから指名されたが、契約には至らなかった。
プロ入りとアスレチックス傘下時代
2011年のMLBドラフト7巡目(全体226位)でオークランド・アスレチックスから指名され、プロ入り。ルーキー級アリゾナリーグ・アスレチックスで3試合に登板後、7月にA級バーリントン・ビーズへ昇格。18試合に登板して1勝1敗2セーブ、防御率3.67、29奪三振を記録した。
2012年はA+級ストックトン・ポーツでプレーし、24試合(先発15試合)に登板して7勝7敗、防御率4.37、92奪三振を記録した。
ナショナルズ時代

2013年1月16日にアスレチックス、シアトル・マリナーズ、ワシントン・ナショナルズ間の三角トレードで、ナショナルズへ移籍した[5]。この年は傘下のAA級ハリスバーグ・セネターズとA-級オーバーン・ダブルデイズでプレー。AA級ハリスバーグでは21試合(先発20試合)に登板して6勝7敗、防御率3.64、86奪三振を記録した。
2014年はAAA級シラキュース・チーフスで開幕を迎えた。4月12日にナショナルズとメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[6]。同日のアトランタ・ブレーブス戦でメジャーデビュー。3点ビハインドの6回裏から登板し、2回を投げ2安打無失点に抑えた[7]。同年は先発で7試合、リリーフで8試合に登板し、先発防御率3.00、リリーフ防御率1.23という数字を残す好投を見せた[8]。
2015年は中継ぎに専念し、60試合に登板したが、防御率や与四球率が悪化するなど、やや成績を落とした。
2016年はチーム最多となる[9]73試合にリリーフ登板し、いずれも自己ベストとなる4勝(1敗)、防御率2.28、WHIP1.22という好成績を残した。
2017年は開幕当初抑えを任されたが、37試合で0勝2敗3セーブ、防御率5.73と結果を残せなかった。
アスレチックス時代
2017年7月16日にライアン・マドソン、ショーン・ドゥーリトルとのトレードで、シェルドン・ノイジー、ヘスス・ルサルドと共にアスレチックスへ移籍した[10]。移籍後もクローザーを任されたが、35試合で3勝4敗13セーブ、防御率2.13と移籍前とは打って変わって大役を務め上げた。シーズン通算では72試合に投げ、2年連続70試合登板を達成した。
2018年は前半戦で23セーブを挙げ、オールスターに初選出された。この年は最終的に68試合に登板して9勝2敗38セーブ、防御率0.78、100奪三振の好成績を収め、サイ・ヤング賞の候補にも挙げられた[11]。
2019年は東京で開催されたシアトル・マリナーズとの日本開幕戦のメンバーとして訪日している。オフの12月2日にノンテンダーFAとなった[12]。
ドジャース時代
2019年12月15日にロサンゼルス・ドジャースと1年1000万ドルの契約を結んだ[13]。2020年シーズンは新型コロナウイルス感染拡大の影響で全60試合での開催となったが、チーム最多タイの27試合に登板し、ブルペンを支えた。ポストシーズンでもチーム最多タイの11試合に登板。ワールドシリーズ第5戦では、前日の試合で逆転サヨナラを許すなど調子の上がらないケンリー・ジャンセンに代わり、2点リードの最終回にクローザーとして起用されセーブを挙げるなど、チームのワールドシリーズ優勝に貢献した[14]。
2020年オフの10月28日にFAとなった[15]が、2021年1月5日にドジャースと2年総額1750万ドルで再契約した[16]。オプションとして2023年は球団側が選択権を所持し、バイアウトの際は150万ドルが支払われる。
2024年3月14日にMLB史上初となる韓国のソウルでサンディエゴ・パドレスと開催する開幕戦に帯同する選手として発表された[17]。3月15日に仁川国際空港に到着[18]。3月20日に肺を負傷したため、開幕を10日間の故障者リストで迎えた[19]。
2025年は日本で6年ぶりに開催となるシカゴ・カブスとの東京ドームでの開幕戦「MLB東京シリーズ」にむけて、3月13日に訪日選手31人に選ばれ[20]、同日中にドジャースの一員として訪日[21]。3月18日に開幕ロースター入りした[22]。3月19日の試合終了後にはアメリカ合衆国へスプリングトレーニングや本土での公式戦のため戻った[23]。3月27日からMLBは本土での開幕を迎え、同日に発表されたドジャース・スタジアムでの開幕26人ロースターに名を連ねた[24]。
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選手としての特徴
球種 | 割合 | 平均球速 | 最高球速 | ||
% | mph | km/h | mph | km/h | |
スライダー | 35.1 | 86.4 | 139 | 88.5 | 142.4 |
カッター | 30 | 93.3 | 150.2 | 96.3 | 155 |
シンカー | 27.4 | 97.4 | 156.8 | 100.1 | 161.1 |
フォーシーム | 7.5 | 97.7 | 157.2 | 99.6 | 160.3 |
チェンジアップ | 0.1 | 90 | 144.8 | 90 | 144,8 |
約196cmの長身ながら、サイドスロー気味のスリークォーターから投球する。持ち球の中でも、高速シンカー(平均約97mph/最速約100mph)が代名詞であり、2020年には全投球の55.8%をこの球が占めた。その他、フォーシーム(平均約97~98mph)、カットボール(平均約93~94mph)、スライダー(平均約86~88mph)を投じる[25]。
詳細情報
年度別投手成績
- 2024年度シーズン終了時
年度別守備成績
- 2024年度シーズン終了時
記録
- MLBオールスターゲーム選出:1回(2018年)
背番号
- 64(2014年 - 2015年)
- 45(2016年 - 2017年途中)
- 39(2017年途中 - 2019年)
- 49(2020年 - )
脚注
関連項目
外部リンク
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