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ウルトラシリーズの登場キャラクター(ウルトラ怪獣) ウィキペディアから
ブラックキングとは、特撮テレビドラマ『帰ってきたウルトラマン』をはじめとする「ウルトラシリーズ」、および『レッドマン』に登場する架空の怪獣。別名は用心棒怪獣。
ブラックキング | |
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ウルトラシリーズのキャラクター | |
初登場 | 『帰ってきたウルトラマン』第37話 |
作者 | 熊谷健(デザイン) |
『帰ってきたウルトラマン』第37話「ウルトラマン夕陽に死す」、第38話「ウルトラの星光る時」に登場。
ナックル星人が操る怪獣。黒い身体には巨大な金色の角、腹部には蛇腹を持ち、強靭な皮膚で全身が覆われている。ナックル星人によるウルトラマンジャックの能力分析に基づいて対ウルトラマン用に特別な訓練が施されているため[8]、両腕をクロスしてスペシウム光線を受け止め、ブレスレットブーメランを素手で撥ね返すなど、ジャックのあらゆる技を回避・防御する[5][7]。また、口から赤い熱線[出典 3][注釈 1]を吐き出して攻撃する能力も備えている。そのほか、MATが輸送していたサターンZを強奪する際には、口から煙幕[4][注釈 2]を吐き出して囮としても活躍する。
上記のように高い戦闘力を持つが、ナックル星人は前述の能力分析から「ブラックキングでも勝てるかどうか危ない」と判断し、郷秀樹の冷静さを奪うために坂田兄妹を殺害するなどの念入りな作戦を採る。さらに、ジャックとの交戦ではブラックキングとのタッグを組んでの攻撃も功を奏し、ナックル星人はジャックを倒すことに成功する。その後、初代ウルトラマンとウルトラセブンによって救出されたジャックをナックル星人と共に迎え撃つが、本領を発揮したジャックの猛攻撃に圧倒され、最後は空中に放り投げられたところを手刀による新技・スライスハンドで斬首されて死亡する。
『てれびくん』でのグラビアと漫画で展開された、『ウルトラ超伝説』に登場。
グラビア版では『てれびくん』1981年12月号[14]に登場。グア軍団によってパワーアップされており、角がドリルに換装されたうえに首との間には動力パイプが装着され、改造ブラックキングと呼ばれる。『帰ってきたウルトラマン』の時と同様にナックル星人に率いられ、アンドロメロスを苦しめるが、駆けつけたウルフによって形勢を逆転され、スオードUで首を切断された。
『小学一年生』1982年1月号[15]では展開がやや異なり、ウルフのコスモオーラーで倒された。
その後、『てれびくん』1982年2月号[16]で他の改造怪獣たちと共に復活し、全員でメロスとウルフを取り囲んで高速旋回しながら炎の渦を発生させる火炎車戦法を用いるが、破られて2人のアンドロビームで倒された。
居村眞二の漫画版では10倍にパワーアップされて登場。ナックル星人1号に率いられて地球を襲撃してエースを退け、駆けつけたメロスを1号と共に苦しめるが、弱点である動力パイプを引きちぎられ、アンドロタイフーンで倒された。
映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』に登場。
ウルトラマンベリアルの手下になったレイオニクスのシャプレー星人(RB)に使役されている。光の国のプラズマスパークタワー付近で召喚され、得意技のヘルマグマをレイたちに放ったところ、彼の召喚したゴモラに阻まれて対決となる。だが、シャプレー星人(RB)がタワーに向かった戦士(ハヤタ、ダン、ミライ)を追って別れたために指揮者がいないという不利な状況下で戦った結果、ヘルマグマを使用する間もなく超振動波ゼロシュートを受けて倒される。
また、百体怪獣ベリュドラの左角を構成する怪獣の1体となっている[22]。
『ウルトラマン列伝』第39話「超決戦!ウルトラヒーロー!!」(『ウルトラマンサーガ』の未公開映像を交えたスペシャル総集編)に登場。別名は怪獣兵器[23]。
バット星人がハイパーゼットンのスフィア細胞を中核に再生[24]・強化改造[23]した怪獣兵器の1体。肩や胸にはスフィアの発光器官が着いている[25]。他の4体(アントラー、キングパンドン、ベロクロン、タイラント)と共に地球【フューチャーアース】に送り込まれ、ウルトラマンジャックとの戦いの果てにウルトラランスで倒される。
『ウルトラマンギンガ』第1話「星の降る町」[29]、第7話「閉ざされた世界」[30]に登場。
礼堂ヒカルが初めてウルトライブした怪獣。スパークドールズは草むらの中から偶然発見したもので、ウルトラマンタロウ(SD)を元に戻せないと知ったヒカルが試用してウルトライブし、タロウを驚かせる。その直後に現れたサンダーダランビア(SD)と対決するも電撃を浴びたことで力が低下し、最後はヒカルがウルトラマンギンガにウルトライブしたことでスパークドールズに戻る。
第7話ではヒカルがダークガルベロス(SD)と戦うべくウルトライブし、ボクシング形式で対決するもリーチの差でパンチが通じず、敗北する。その後、ヒカルがギンガにウルトライブしたことでスパークドールズに戻る。
『ウルトラマンX』第5話「イージス 光る時」に登場。
Xioでの分類はタイプG。ナックル星人バンデロに操られ、スパークドールズを素粒子研究所へ輸送中のXioを襲撃する。ウルトライザーの射撃を防ぐなど、高い防御力も健在である。現れたウルトラマンエックスとも互角の戦いを繰り広げるうえ、巨大化したバンデロの加勢によって一度はエックスを追い詰めるが、乱入してきたウルトラマンゼロによって頭部の角を折られてしまい、バンデロ共々惑星ギレルモへ撤退してドリルカスタムへ強化される。
『ウルトラマンX』第5話「イージス 光る時」に登場。
ウルトラマンゼロによって折られた角をメカのように補修してドリルに換装した強化改造タイプ[出典 10]。ドリルからは破壊光線ドリル・ブラスター[出典 9]を発射可能になった。惑星ギレルモへ追ってきたゼロと互角に渡り合う中、ウルトラマンゼロアーマーを装着したウルトラマンエックスが現れたため、そちらと対決する。ゴモラアーマーのゴモラ振動波やエレキングアーマーのエレキング電撃波を立て続けに受けても耐え抜いたが、最後はザナディウム光線によってスパークドールズへ圧縮され(折られた角は元に戻っていた)、ルイの手に渡った。
『ウルトラマンオーブ』第10話「ジャグラー死す!」に登場。
ウルトラマンオーブを抹殺するためにメフィラス星人ノストラから与えられた怪獣カードを使い、ジャグラスジャグラーが召喚する。
本来はナックル星人ナグスが発見した怪獣カードで、その中でも最強と評されている。ハリケーンスラッシュに変身したオーブの攻撃をすべて弾き返し、次いで変身したバーンマイトをもパワーで圧倒したため、ジャグラーに勝利を確信させるが、その矢先にノストラの策によってジャグラーがナグスの凶弾に倒れる。残るオーブを始末するべくナグスの命令を受けて再度オーブに襲いかかるが、炎のパンチの直撃によって体勢を崩されたところにストビュームダイナマイトを受けて倒される。
『ウルトラマンR/B』第2話「兄弟の絆」に登場。
何者かによって怪獣クリスタルから召喚され、地中から出現する。怪力と溶岩熱線で周囲を破壊し、まだ連携を取りきれていないウルトラマンロッソやウルトラマンブルと互角に渡り合うが、連携を学んだ彼らによって頭の角を破壊されると形勢が逆転し、フレイムスフィアシュートとアクアストリュームで倒される。その後、戦場に落ちていた怪獣クリスタルは何者か(後に愛染マコトと判明)によって回収される。
『ウルトラマンタイガ』第10話「夕映えの戦士」に登場。
ナックル星人オデッサ(小田)により、とある倉庫の異空間にて卵の状態で長期保管されていたところを、ウルトラマントレギア(霧崎)が小田に接触したことから、彼の抑えきれない闘争本能を感知して孵化し、巨大化する。怪力と溶岩熱線[54]でタイガを圧倒するが、彼から交代したウルトラマンタイタスに形勢を逆転され、最後はエレクトロバスターで倒される。「相棒」を失った虚無感に襲われた小田のもとには、卵殻だけが残された。
『ウルトラマンレグロス ファーストミッション』に登場。
PlayStation Portable専用ソフト『ウルトラマン Fighting Evolution 0』に登場。
宇宙全体に出現した怪獣たちの1匹として登場。地球で暴れ回っていたところに現れたウルトラ兄弟の1人(プレイヤーキャラクター)と対決し、追い詰められるとヤプール人の能力転送カプセルでエレキングの能力を注入された強化ブラックキングとなる。
『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』第8話「暗殺宇宙人ナックル星人」に登場。
今までのシリーズ同様、ナックル星人の使役する怪獣として登場。ナックル星人が主人公のバトルナイザーを奪うために召喚する。レッドキング以上の怪力でバトルナイザーの怪獣と戦いを繰り広げた後、倒される。
原作と同様にかなり強力で、ステータスはスピードが低いもののアタックとパワーが高い。特にアタックの値は今作の怪獣中トップクラスであり、ディフェンスが高い相手に非常に有利に戦える。必殺技は劇中の熱線を再現した「ヘルマグマ」のほか、ヘルマグマを地面にぶつけた際の爆発で相手を空中に放り投げて叩きつける「フルパワーヘルマグマ」や、強力な頭突き攻撃を加える「強烈な頭突き」という新必殺技を持つ。また、NEO第3弾ではナックル星人と組むことで、「マッドネスコンビネーション」というタッグ必殺技を発動させることが可能となった。
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